どうしても<私的>かつ<ヘンな方向>に寄りがち
FirstUPDATE2024.10.1
@Scribble #Scribble2024 #やぶにらこぼれ #YouTube #オタク/マニア #Yabuniraチャンネル 情報の調査と精査 私的な話 山下奉文 関東軍 ポップ イエスノー枕 新婚さんいらっしゃい! 絵に描いた餅 単ページ 動画アリ

なんだかんだ、自身のYouTubeチャンネルであるYabuniraチャンネルを立ち上げて、3ヶ月も経ったのか。いやぁ、月日が流れるのは(以下略。続きを読むに(以下略))

これはまったく計算してなかったんだけど、YouTubeをやり出してからテキストの方のYabuniraのね、方向性が変わりつつあるな、と。つかこのまま行ったら間違いなく変わってしまうな、と思っているわけでして。
YouTubeは主題を決めて、それについて徹底的に、いや時間的制約があるしそこまで徹底的でもないけど、少なくともインターネットでは得られないレベルの情報まで調べて動画を作っているのですが、前も書いたようにテキストの方でもここまでやってない。もっとざっくりとしか調べていません。

それでも調査、精査に時間を要したエントリもあり、つかそれらのエントリがテキスト版Yabuniraの<核>のつもりでした。
ところがそうしたことをYouTubeの方に割り振っちゃったんで、何かね、テキストの方は「調べて調べて、それを精査する」という方向に行けないというか、動画とテキストで同じことをやってもなぁって気分があって。

たぶんYouTubeの方は、アタシの能力の限界で「この方法しかない」のですよ。もしもっと、とくに動画編集と撮影のスキルがあるのであればぜんぜん違ったやり方があるんだけど、んなもん、一朝一夕で身につくはずもなく、とにかく当面はこのスタイルでやっていくしかない。
となるとです。もし微妙レベルであれ、方向転換をはかるとなったら、もうテキストの方しかないんです。

YouTubeはね、あれはなるべく<個>を出さないように配慮しているんです。
つまり「やぶにら」という人間が喋ってるかどうか感じさせないように気を配ってるというか、ま、アタシの声は特徴的なので、もう<個>にかんしてはそれで十分じゃないか。これ以上、例えばプライベートの話だったり、そういうのを入れ込んでってのは、今はやっちゃダメだ、と。

つまりね、YouTubeにかんしては、アタシという<個>が出てない以上、誰でも同じようなものが作れる。テキストの場合は「それでは意味がない」と思っていたし、だからこそデータを並べただけみたいなエントリをやりたくなかったんだけど、YouTubeはむしろ<個>は徹底的に後回しでいい。いつの日か<個>が重要になるタイミングがあると信じていますが、それは今ではないよね、と。

別に翻るわけじゃないけど、だったら、テキストの方は<個>を押し出すしかないし、<個>が全面に出たエントリであればYouTubeとの差別化もはかれると。
要するに、テキストの方は今まで以上に<私的>なものになるな、と。
先日エントリした「やぶにら大全番外編 「45年前・・・・・・」のアタシへ贈る言葉」なんか、もう<個>の洪水で、それがうざったい人もいるんだろうけど、間違いなく「アタシが書かないと意味がない。アタシしか書けない」文章です。

とはいえただプライベートというか体験について書いていくわけではなく、これも実は<個>の範疇になるんだけど、ヘンテコな方向に話を持っていきたがるというか、悪趣味というか、そういうのも出したくなる。
それこそ先々月エントリした「二十年目の正露丸とマーク・パンサー」なんかその典型で、さすがにYouTubeで長々と正露丸の話はやらないよ。つかやっちゃダメだよ。

やっぱね、どれだけマニアックなネタを扱うにしても、そこはかとない<ポップさ>がないとYouTubeはダメだと思うんです。
別にボケるつもりではないんだけど、こないだの動画でいえば、こないだっても順番で言えば2個前の↓ね。


この中で突然イエスノー枕のことを喋ったりしてるけど、どうしてもあの箇所が、何しろ山下奉文というか関東軍の話だったからね、重くなりそうだったので、あえてあの話を入れた。
そうしたポップさってマニアックな色が濃ければ濃いほど消失するんですよ。だから一見マニアックな話をしているようで実はしてない。
その前のエノケンネタの時もだけど、あれも実はすんげぇ表面だけしかやってないんです。つか「エノケンって誰?」という人に向けて作った動画なので、マニアを唸らせようなんてこれっぽっちも考えていない。つかどうかマニアの方は見ないでね、と思ってるくらいで。

その点、テキストの方は、ま、別にマニアを唸らせようとまでは思っていないけど、ある意味「わからん人はほっときますよ。義務教育やないんやからね」式の内容になっている。これはウチのサイトが不親切と言われる理由なんだけど、それはそれでいいやと。むしろテキスト版Yabuniraの方に「エノケンって誰?」みたいな人が来られるとイチから説明しなきゃいけないので面倒だし長くなるしさ。

ま、そんな感じで、しばらくはこういう路線でYouTubeとテキストサイトの色を変えるしかないわなぁ、と思っているのですが、怖いのが今後、もしYabuniraチャンネルが発展していって<私的>な方向もアリとなったらどうなるんだろ、と。
ま、それは絵に描いた餅でしかないけど。