データで見る第二次yabuniramiJAPAN
FirstUPDATE2019.11.17
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えと、これはどちらかというとボツネタというよりはボツアイデアなのですが、せっかく調べたのでこの際ちゃんと書いてみたいと思います。

実は2015年の1月に「データで見るyabuniramiJAPAN」というエントリを書いておりまして、しかし時期も中途半端だし、若干の<抜け>もあるしで、今回のエントリの参考になりませんでした。
そこでもうちょっとキチンと調べ直してね、2010年夏から2019年秋までやった、いわゆる第二次yabuniramiJAPANのデータをとっていきます。
その前に第一次のデータを一応。あ、今回のは「CrazyBeats」用エントリはカウントしていません。

・2003年 35エントリ
・2004年 404エントリ
・2005年 220エントリ
・2006年 21エントリ
・2007年 21エントリ
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計 701エントリ

ほぼ2004年と2005年の、たった2年にしては計701エントリというのはすごい。この頃はアクセス数も気にしてたし、頑張って書いてたんだよね。
次は、年別は省略しますが、2007年から2010年までyabuniramiJAPANとは別名義で書いていたブログの合計が126エントリ。これが多いのか少ないのか、何とも言えんね。

さあいよいよ本丸の第二次yabuniramiJAPANです。
いろいろ「あれ?」と思うようなところはあったんだけど、まずはデータをご覧ください。

・2010年 6エントリ
・2011年 88エントリ
・2012年 47エントリ
・2013年 18エントリ
・2014年 108エントリ
・2015年 209エントリ
・2016年 149エントリ
・2017年 312エントリ
・2018年 365エントリ
・2019年 188エントリ(第二次終了時点=10月17日まで)
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計 1490エントリ

アタシは今まで「これまで書いた総エントリ数は2000たらず」としてきたんだけど、第一次と第二次の合算なら余裕で2000を超えている。yabuniramiJAPANとして書いたものだけでも2191エントリ。別名義のものを合わせると2317エントリに及びます。
しかもyabuniramimJAPANとは一切無関係に書いていた仕事用ブログ(現在は閉鎖)がジャスト200エントリだから、この16年に書いたすべての総数は何と2500を超えてるっつー。
それにしてもこれだけ書いてきたなんて、我ながら「すごい」というより呆れ返るわ。どれだけ駄文を書くのが好きなんだアタシは。

まあそれはいい。今回は「データで」「第二次yabuniramiJAPANを振り返る」って趣旨なんだから、もうちょっと詳しくみていきたいと思います。
上記のデータのうち、2010年分は「yabuniramiJAPAN Tiny」として、2011~2013年の途中までは「yabuniramiJAPAN Tiny2」という名称でした。この時まではGoogleの「blogger」というサービスを使っています。

その後tumblrになったのは2013年5月から。ということは利用し始めてもう6年半(2019年11月現在)になるのか。
tumblrを使い始めたのは軽くて広告がなくて余分な機能がないから。ま、しょっちゅう仕様が変わるのは困ったものだけど、今も短文に限ってtumblrを継続利用しています。
というかさ、iPhoneの頃から思ってたけど、もちろんAndroidも、とにかくtumblrの純正アプリの出来が悪すぎる。だからアタシはブラウザ経由でアップしているくらいで。
もう直す気もないんだろうな。まあいいけどさ。
(現注・tumblrは2020年10月に廃止しました)

tumblrになってからカテゴリを作ったり(といってもタイトルの前に【】で括って入れてただけだけど)、いくつものシリーズを作ったりもしました。
んで、その辺の話をしたいのですが、その前にもっとそもそもの話からさせていただきます。
アタシは第二次yabuniramiJAPANをはじめる直前まで「Sugame京浜」という名前でブログをやっていました。

この「Sugame京浜」をはじめるにあたって、ふたつの<きまり>を作った。
ひとつは「一切アクセス数を気にしない」ということ。もうひとつが「カテゴリ分け、ジャンル分けを一切せずに、とにかく雑多に書いていくこと」でした。
第二次のごく初期は完全に「Sugame京浜」の<きまり>に倣っており、カテゴリやシリーズ化したものはありませんでした。
その後、アクセス数を気にしないってのは不変の<きまり>になったんだけど、ちょっとずつ「これはカテゴリ扱い、シリーズ扱いってことになるなぁ」みたいなものもで始めます。

今振り返れば、はじめてシリーズ化されたのは事件や事故をサカナにうだうだ書く「読み解かない」シリーズです。
この頃からアタシは「未解決事件」に強く惹かれるようになり、っていってもきっかけはものすごく古い。一番最初に興味を持った帝銀事件とか中学生の頃だったからね。
でもこの頃になると昔の猟奇的だったり、ユニークだったり、はたまた未解決の事件を扱ったネットサイトが増えており、それらを見て回るうちにアタシもそーゆーのが書きたいと思い始めたのです。

ただそれらのサイトをコピペしてもしょうがないわけで、事件そのものについて書くというよりは、そこから如何に脱線出来るか、みたいな感じでやろうと。(だから<読み解く>ではなく<読み解かない>なのです)
2012年1月10日更新の「帝銀事件を読み解かない」からスタートして、第二次で最後に書いたのが2018年10月3日更新「神奈川金属バット両親殺害事件を読み解かない」まで全部で19回エントリしました。

次に始めたのは、こっちはカテゴリとしては最初となる「ヤキウ」、つまり野球関連エントリをカテゴリ扱いしだしたんです。
やっぱね、野球ネタって特殊なんですよ。興味のない人はとことん興味がないジャンルなのですが、野球を知らない人でもわかるように書こうなんて意識はさらさらなかったので、これはもう、読み飛ばしてもらいやすいように、エントリタイトルを見ただけで峻別出来るようにすべきだな、と。

その次が、2004年に書いてた雑文の元テキストを発見したので、んでそれがちょうど10年前ってタイミングだったので「じゅうねんひとむかし(十年一昔)」というカテゴリを始めた。
ただこれ以降はカテゴリは意外と増えず、過去エントリの書き直し、焼き直しを目的としたカテゴリをいくつか作ってはみたものの、「Returns」を除いてほとんど続かなかった。
シリーズも「○○とアタシ」とか「藪似の○○遍歴」ってのをやったけど、これらも中途半端で、やがてやらなくなります。

唯一の例外は「街」シリーズで、これは後で気づいたんだけど、実は第一次の頃もやってはいたんです。ただそんなに頻繁に書けるものじゃなかったし、第二次になってからもかなり飛び飛びだけど、とにかく長く続けることは出来た。
2014年6月19日更新「結構好きな街・川崎」から第二次終了直前の2019年9月30日更新「いろいろと不安定な街・北海道釧路」まで、全27回もやったんだから十分でしょう。

突然カテゴリとシリーズが増えたのは2017年になってからです。
正月早々の1月2日に会話形式で大阪論を語る「さかい」シリーズ、2月に自分語りの集大成「花束」シリーズと、ひとつの楽曲にスポットをあてて話を広げる「唄はなつかし」カテゴリ、11月に映画やテレビ番組を文字通り徹底的に解剖する「徹底解剖」カテゴリと、第二次末期を支えるカテゴリとシリーズが登場した。

さらに2018年には手持ちの資料を精査した「何なんだ?」シリーズと、過去エントリのリライトの総決算「15thAnniversary」カテゴリがスタートしている。
「唄はなつかし」は別として、他は連作、つまり長文を基本としたものであり、長文はwww.yabunirami.orgに直接アップする、という発想に至ったのはこれらのことを始めたからです。

ま、本エントリの趣旨はあくまで「データで見る」なので、カテゴリ別、シリーズ別の総エントリ回数を記しておきます。あ、ただし連作も(たとえ5エントリあろうが10エントリあろうが)1回としてカウントしています。

◇ カテゴリ
・じゅうねんひとむかし 全50回(2014年3月20日~2019年7月5日)
・Returns 全6回(2015年6月7日~2019年8月2日) ※1
・Remix 全1回(2015年6月24日)
・Rewrites 全1回(2015年8月11日)
・Resume 全14回(2016年10月8日~2018年9月2日)
・唄はなつかし 全55回(2017年2月13日~2019年9月6日)
・徹底解剖 全4回(+番外編 2回・2017年10月31日~2018年12月2日)
・15thAnniversary 全60回(2018年5月18日~2019年7月29日)
・NINGYOCHO 全4回(2018年10月10日~12月26日)
・妄爆 全1回(2018年11月11日)
・藪似的雑文 全43回(2019年1月23日~10月4日)
・Timeslip 全4回(2019年4月19日~7月21日)
・Crazy 全31回(2016年3月1日~2019年10月12日)
・ヤキウ 全122回(2013年11月22日~2019年9月19日)

◇ シリーズ
・読み解かないシリーズ 全19回(2012年1月10日~2018年10月3日)
・封印されたシリーズ 全9回(2012年5月31日~2019年8月4日)
・街シリーズ 全27回(2014年6月19日~2019年9月30日)
・藪似の○○遍歴シリーズ 全3回(2015年6月14日~2016年12月12日)
・○○とアタシシリーズ 全4回(2015年8月1日~2018年6月3日)
・中には本当にシリーズ 全3回(2016年9月1日~2019年9月7日)
・さかいシリーズ 全6回(+番外編 1回・2017年1月2日~2019年8月22日) ※2
・花束シリーズ 全32回(+番外編 7回・2017年2月17日~2019年10月9日)
・今一度シリーズ 全4回(2018年2月6日~4月20日)
・大余談シリーズ 全3回(2018年5月14日~10月28日)
・何なんだ?シリーズ 全4回(2018年7月25日~2019年8月9日)

※1 カテゴリではないが同様の趣旨のエントリ(エントリタイトルに(再録)と入っている)が計6回分あり
※2 この他にも「15thAnniversary」カテゴリ内に1回分あり

こうして見ると「唄はなつかし」カテゴリの全55回てのが光ってるね。というかこれ、第一次の末期にはじめたんだけど、その時は失敗したんです。だからこそ第二次で成功したってのは感慨もひとしおというか。
回数的に一番多いのが「ヤキウ」カテゴリなのは当然として、「花束」シリーズも番外編を含めると全39回はすごい。しかもこれは「ヤキウ」カテゴリとは違ってほぼ連作だし、中には「決別に花束を」(全20エントリ)や「変人に花束を」(全14エントリ)といった超長文が含まれての39回だから価値がある。

何にせよ9年もの間もよく頑張って、ま、実際は物好きなだけだけど、よく書いてきましたよ。人知れずに、だからね。
もちろんタイミングも良かったと思う。第二次を始めた2010年頃ってSNSが本格的に普及し出して埋もれやすい条件が整っていたのもある。だから人知れずやれたんだと。もしこれが2000年代前半だったらこれだけ書いてたら自然と目立っちゃったはずだから。
ま、逆に言えば今の時代にネットで目立つのはかなり難しいんだけどさ。

どういう扱いにしていいのかさっぱりわからなかったのですが、ま、こんだけ書いてきましたよってだけのエントリです。




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