封印されたyabuniramiJAPAN 2017年分
FirstUPDATE2018.1.10
@Scribble #Scribble2018 #ボツネタ #やぶにらこぼれ 単ページ

最後まで、もしくは途中まで書いたものの、結局エントリされることなくボツになったテキストを供養する、恒例「封印されたyabuniramiJAPAN」の昨年(2017年)分版です。

さて昨年はボツの数で言えば、近年では突出して多かった。理由は、まァ当ブログを読んでくださっている方ならおわかりでしょうが、ふたつの長文連作テキストを結合&大幅増補して「決別に花束を」という超長文連作にしたからです。当然元になったふたつはボツになったという。
まずはタイトルを列記していきます。

・ミレニアム前後に花束を(6回分・書きかけ)
・決別の旅(3回分・書きかけ)
・旅の友
・唄はなつかし・母の鼻唄いろいろ
・テレビブロードキャストのミカタ
・ヤブトラダムスの大予言(前後編)
・リアルタイム以外つまらないのは当たり前
・火の鳥の生き血はいらない
・逆コンパイルしなくてもよいように(旧)
・限界を迎えて
・DTPソフトに花束を(全5回)

「ミレニアム前後に花束を」と「決別の旅」は先ほど書いたように「決別に花束を」に吸収されたのですが、「旅の友」も同じく「決別に花束を」に吸収させたので、全部で10回分のテキストが自動的にボツになってしまいました。

「唄はなつかし・母の鼻唄いろいろ」は書けるかな、と思って書き始めたんだけど、意外と母の鼻唄を憶えてなかったっつー。

「テレビブロードキャストのミカタ」は「ザッピング」という言葉からテレビ論にまで広げられそうと思ったんだけどね。上手くいきませんでした。

「ヤブトラダムスの大予言」は「近い将来、世の中からフィクションが消滅する」という大胆極まる内容だったんだけど、読み返してみると、思ったほど説得力がない。突飛な内容で説得力じゃないんじゃあ、これはボツにするよりしょうがないわけで。

「リアルタイム以外つまらないのは当たり前」はエントリタイトルだけを決めて放置してたら、何について書くのか忘れてしまったってパターン。なんとなくは思い出せるんだけど、書く上で「肝」になる部分を思い出せないんじゃあ、しょうがないよね。

「火の鳥の生き血はいらない」はもう少し捻って「モラルビレッジって出来んのかね」(2017年4月21日更新)に発展させました。

「逆コンパイルしなくてもよいように」は同名タイトルのものをエントリ(2017年6月2日更新)したんだけど、ほぼ完全に書き直したんで一応ボツ扱いにします。

「限界を迎えて」は故障中だったiPhone6Plusの話だったんだけど、あっさりiPhone7Plusに買い替えたために、まるで意味がなくなったので当然ボツ。

「DTPソフトに花束を」はそれなりにまとまっているし、15~20年前にその業界にいた人には懐かしい話テンコ盛りに出来たんだけど、ちょっといろいろ、ややこしい絡みがあるのでボツにします。
もしかしたら今後、大幅に短文化したものをエントリするかもしれないけど、ま、現段階ではボツってことで。(現注・のちにヤバそうな箇所を削除した上でエントリしたんだけど、Scribbleではオミットしてます)

さてアタシは「封印されたyabuniramiJAPAN ハ゜ート6」(2017年3月2日更新)にて「文章を長文化させることによってボツネタを減らすことが出来た」みたいなことを書きました。
そして、さらに発展させて「あえてボツになりそうなネタ、もしくは書く前の段階で成立するか否か不明なネタもどんどん書いていく」ということにチャレンジしてみたのが2017年でした。

全20回という連作になった「決別に花束を」などまさにそれで、この連作の開始日が2017年8月29日。そしてエントリを成立させるために絶対に必要だった小旅行から自宅に戻ったのが8月29日、つまり同日です。
しかし旅から帰ってきた時点ではまだ脳内の整理はついておらず、本当にこの長大な連作をまとめられるかどうか、自信はなかったんです。
にもかかわらず、帰宅した日、もっと正確には帰りの電車の中で第一回目(正確にはプロローグ)をエントリした。これでもう、何とかしてまとめるしかなくなったっつーか。

前はね、ボツを作るのが怖かったんです。何だその、アタシって奴はぼんやり考えてることをまとめることも出来ないみたいで。まァ、自信がなかったと言った方がいいか。
それが昨年の半ばくらいからかな。ほんのちょっと自信が出てきた。この程度のネタでも上手くまとめられて、それなりに読めるものが書ける、みたいな自信です。
となると、ネタの良し悪しが関係なくなるんですよ。そりゃもちろん良いネタの方が圧倒的に書きやすいけど、書きやすすぎて物足りなる場合がある。
逆に悪いネタの場合、悪戦苦闘はするけど、ほどよい難易度が心地良い、というか。

だから実はボツになるかどうかは完全にさじ加減なのです。
今回ボツとして挙げたネタも、無理矢理デッチ上げようと思うなら出来たんです。ま、iPhoneネタはアレだけど。
でもそこまでやろうと思わなかったっつーか、途中で興味がなくなって、もういいや、となったものがボツ扱いになったという。
カネをもらって書いてるんじゃないから、結局エントリするネタは「その時点で興味があるかないか」だけなんです。上手く書けないなんてのは言い訳でね。たいして重要じゃない。仮に上手く書けなかっても文句を言われる筋合いもないしさ。

とにかくユルく出来るところは出来るだけユルく、キツくいった方が結果的に楽しめそうなところはそれなりにキツめに、みたいな感じでやっていきますよっと。







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