オカルト界のブラタモリ
FirstUPDATE2025.6.10
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何度も言うようにアタシは本当にオカルトに興味がない。ココでも書いたように、どうもね、パターン化されてて「やっぱオモロないわ」と余計に思うようになったというか。

だから「THEつぶろ」さんを除いてオカルト系チャンネルはまったく見てない。逆に言えば「THEつぶろ」さんはそれを乗り越えるくらい面白いってことでもあるんだけど、では今後、オカルト系で見るチャンネルが増えるのか、というと、まあないだろうね、という感じでした。
しかし、ちょっと、これは別だぞ、というチャンネルを見つけた。いや見つけたってそんな大仰な話じゃなくてアタシが熱心に見ている「だてレビsideB」さん関連だったからだけど。

「だてレビsideB」さんのミステリーアワーに協力しているオダヤカさんという方がいます。この方、元新聞の事件記者らしく、ちょっと素人考察では思いつかないことをあっさり指摘されたりして、何度か「あ・・・」と思うことがあった。
つまりかなり優秀な方であるというのはわかっていた。そのオダヤカさんが自身のチャンネルを立ち上げるというので気にはなっていたんです。
しかもミステリーアワーのレギュラー出演者であり、アタシが絶賛したエリツィンさんが出演されているということで、これはとにかく、一回は見なきゃダメだろ、と。

ただしオダヤカさんが立ち上げたのは「オカルト系」だった。正直ちょっとガッカリしたのは事実で、やっぱり真っ正面からミステリーアワーとは違う角度で事件を語って欲しかったというのが本音でした。
オカルト系かぁ、うん、そうか、オカルト系ねぇ・・・と乗り気でないまま動画を見たのですが、ぶっちゃけ一回目の動画は完全なオカルト寄りで、うーん、この方向なのか、と。いや動画が悪いわけではないんだけど、アタシの興味とは著しく異なるなとね。

ところが2回目、3回目の動画を見て完全に考えを改めた。
たしかにオカルト寄りではあるんだけど、先ほどのリンクで書いたような、「一家惨殺」とか「一家心中」とか「解体業者に災いが起こる」みたいな浅い噂に逃げてない。しかもちゃんと類似性のある、実際に起こった事件を掘り起こしてリアルティを担保しているのです。
もちろんオカルト的なオチにはなってるんだけど、あくまでオチというか、あ、そういう事件があったらそんなオカルト的噂も立つわと納得させられるんです。

ムードはマジメなんだけどまったく堅苦しくなく、意外にもケレン味はあんまりなくて、とにかくマッタリしている。ミスアワではボケまくるエリツィンさんも妙に神妙な顔をしてるんだけど、そのわりには何とも言えないマッタリムードがあるんです。
オダヤカさんは「オカルト界のブラタモリを目指す」と書かれておられましたが、本当にそうなってる。構成が、とかではなく「マジメでマッタリ」というムードがまさしくブラタモリ的になっているんです。


もうこの動画なんか、途中でスケッチブックと付箋を使って説明するところなんか最高で、この現場感は本当にすごい。
この方向性でやってくれるなら、もうアタシはヘビーリスナーになりますよ。ま、アタシがそうなったところで関係ないけど(というかすでにチャンネル登録はしてるし)、もっともっと面白くなるんだろうな、という期待でいっぱいです。

ただ、あえてひと言申し上げるなら、こういう動画は逆にもっと映像と音声と編集にこだわった方がいいと思う。
なるべくキレイな映像を収録しておいて、音声も字幕なしで余裕で聞こえるくらいちゃんと録っておいて、その上で編集でエフェクトをかけてオカルト的にした方がいいような。ま、余計なお世話というか、それが出来るならとっくにやってんだよ!と怒られそうだけど、ブラタモリだってさすがはNHKで、映像自体はかなりしっかりしてるからこそってのはあるから。
あとマスクでいいからオダヤカさんもカメラに映った方がいいなぁ。たしかにエリツィンさんはイケメンだから<画>が保つんだけど、ふたりで喋ってる感じの方がいいような。

ごめんなさいね。まったくの小言幸兵衛みたいなこと言って。でもこの方向性は絶対に面白いもん。つまり今後どんどん伸びると思う。少なくともウチのチャンネルよりもはるかに伸びる。それは間違いないんだから、どんどんブラッシュアップして欲しいな、とついつい思っちゃったもんで。