YouTubeをやってるとね、もしかしたらやってない人からしたら「どうでもいいこだわり」に思われるのかもしれないけど、やっぱ実際やってると「そこはこだわった方がいいよなぁ」みたいなこともあって。
実は動画の方向性とかはね、ある程度フレキシブルにやった方がいいというか、もちろん従来からのファンはガッカリするかもしれないけど、方向転換自体はしょうがないと思うんですよ。
いやね、コンセプトが180度変わってしまうなら、それこそテレビ番組で言えば「行列のできる法律相談所」くらい変わるなら、もうタイトルも変えろよ、となると思うんです。
YouTubeも同じで、そのレベルで変わるなら新規でチャンネルを立ち上げた方がいいような気がするんだけど、グラデーションのように変化していくのは「当たり前」な気もする。
出演者にかんしては一番微妙なところで、基本的にはなるべく変えない方がいいんだけど、これも先日書いた山口トンボ氏のケースのように、内容より人的なことの方が「やむにやまれぬ事情」が起きやすいので、ある程度はしかたがない気がする。
あと、時代の変化というか技術の発達というか、機材が変わったことで映像や音声がビルドアップされたりもしますが、これはむしろ歓迎すべき変化なわけで、当然のことながら問題はない。
もうひとつ、更新間隔も、そりゃ一年も二年も放置はマズいけど、少々のことなら視聴者さんも許してくれる。瀬戸弘司氏のチャンネルなんか半年ブランクがあっても再生回数を減らしてないもんね。
つまりね、YouTubeを運営していく上で、たしかに「やむを得ない」か「むしろ歓迎」かの違いはあったとしても、かなり自由だと思うんですよ。
ま、この辺は固定のスポンサーがいないことが大きい。つか「ハンターハンター」があれだけ不定期の連載でも許されるのは、もちろん読者の支持とあるとは言え週刊少年ジャンプの発行がスポンサー頼りではないからです。
つか昨今の松本人志や中居正広の件も結局、いくらテレビ局が出そうとしてもスポンサーがNGって言えばそれで終わりなわけで。
そう考えるなら、YouTubeは現状、考え得る限りもっとも自由なメディアです。
当然規約はあるとは言え、規約さえ守ってればオッケーとも言えるわけで、基本的には誰の顔色をうかがう必要もない。
逆に言えば、ユーチューバーは視聴者の方さえ向いていればいいわけで、視聴者が裏切り行為と感じるようなことさえしなければ問題はないのです。
って話がデカくなっちゃったけど、だとしてもですよ。
たったひとつ、ここを変えてしまうとどこのチャンネルかわからなくなるんじゃないか、と思う要素があります。
それがエントリタイトル通り、音楽、なのではないかと。
ほとんどのユーチューバーは、YouTubeの著作権的に大丈夫なフリー音源を使っています。
これはウチのチャンネル、つまりYabuniraチャンネルも同じなのですが、実はかなり悩んだんですよ。つか音楽っつーか音源にかんしては一番悩んだと言ってもいい。
これもフリー音源なのですが、この曲、アタシが敬愛して止まないカズチャンネルで長年メインテーマ的に使われている。
もちろんあくまでフリー音源なんだからカズチャンネルが独占してるわけじゃない。誰が利用しても構いません。
しかしね、いくら自由と言われたところで、この曲を聴くと自動的にカズチャンネルを思い出してしまう。となったら「恐れ多くてとても使えない」のです。
いや仮にそうした感情を抜きにしても「パクったな」とか思われる可能性もあるし、良く聴く曲すぎてチャンネルへの印象がなくなってしまう。
本当はね、完全オリジナルのメロディとアレンジでやれたら一番いいんですよ。
でもそれは無理というものです。昔はシーケンサーもちょっとだけ使えたし、必死で和音の勉強をしたこともあったけど、現状のアタシの能力で無理矢理作ってもロクなものが出来ないに決まってる。
となったらフリー音源に頼るしかないのですが、アタシなんかユーチューバーとしては後発も後発です。良曲っつーか印象的なフリー音源はどこかのチャンネルがすでにイメージソング代わりに使ってたりするわけで。
そこで、だいぶ調べまくって、既存ユーチューバーがほとんど使ってない、でもYouTubeの規約的にオッケーなフリー音源サイトを見つけてね、そこにある音源を中心に使ってます。
どんな曲がカッコいいかとか、そういうのはある程度抜きに考えて、実際動画で使った時にどれだけインパクトがあるか、どれほど耳に残るかを基準に曲を決めた。
だから自分でも別にオシャレだとは思ってない。本当は藪韮マークのBGMはすごく気に入ってるんだけど、インパクトがイマイチ薄いので本当に短くしか使ってません。
とくに予告編やオープニングでの曲と、オマケのタイトルの曲はかなりインパクトがあると思っています。
というか、とくにオープニング&予告編の曲が決まった時点でYabuniraチャンネルの方向性が決まったと思ってるし、もしこれらの音楽を一斉に変えてしまったら、もうYabuniraチャンネルじゃなくなるとさえ思っている。
となるとです。これらの曲は絶対変えちゃダメなんですよ。いくら飽きようがリニューアルしようが、もう魂みたいなもんなんで変えるわけにはいかない。
ただし、曲はそのまま、ならば多少の変化をつけるのはアリだとは思う。
「特捜最前線」のエンディングテーマはずっとチリアーノの「私だけの十字架」だったけど、実は通常回で流れるのは2コーラス目からなんですよね。
でも時たま、ロングバージョンというか、印象的なギターソロ→1コーラス目から流れる時もあって、つまり曲サイズでメリハリをつけてたわけです。
アタシもこれに倣って、今回の新オープニングは曲自体は同じなんだけど、切り出す場所とテンポと編集を変えたので、ちょっと新鮮味はあるはずで、でも曲自体は同じなのでちゃんと「Yabuniraチャンネルである」という主張も出来てると。
つまりアタシは音楽にはものすごくこだわってるんですよ。
いやアタシだけではない。先に挙げたようにカズチャンネルもだし、HIKAKIN TVもずっと「♪ ヒッカキンティービー、エッビィディ~」ってのを使い続けています。
そうなんです。ユーチューバーにとって「音楽にこだわる」というのは、飽きようが何しようが、曲自体をまるっきり変えてしまわない、ということなんです。
これは食堂みたいなもので、いくらコックが作るのに飽きたからといって随時新規メニューに更新されてたら固定ファンはいなくなりますからね。
でもです。中には「このユーチューバー、あんまり音楽にこだわってないな」と思う人もいる。
つまり、動画中の音楽が固定されていない。毎回違うBGMになってる。
もちろんのことながら、どっちが大変かと言われたら毎回音楽を変える方が大変に決まってるわけですよ。だから「定番はそのままで、新規利用の曲も入る」とかならいいけど、定番と言えるほど同じ曲を使い続けない=定番がないってことになってる。
あれ、何かメチャクチャもったいないと思っちゃうんだよね。せっかくインパクトのある曲を使って、それがチャンネルのイメージになりかけているのに、あっさり使うのを止めてしまうって。
ユーチューバーにとっての音楽って考えると、「センスがいい」とか「オシャレな選曲」と思われてもあんまり意味はないんです。そんなことより、とにかくインパクトのある曲を、何年も、下手したら何十年も使い続けられるかどうか。
ではもし、もっとインパクトのある良い曲が見つかったら?それはまた別の形で使いますよ。つか今の曲を止めるという方向には絶対行かないんで。