元旦にあり、とか冗談じゃねーよ。それこそ伊集院光みたいに「予定が狂っていくことを楽しめる」余裕があれば別だけど、こちとらヒーヒーフーフー言いながら生きてるのに、元旦にすべての予定なんか立てた日にゃ確実に
死ぬ
はい、あけましておめでとうございます。やぶにらです。
ま、物理的にも元旦に「今年一年は」とか考える余裕などなく、一年前に引き続いて、やっぱり風邪をひいてしまいました。んなもん、ボーっとしたアタマで何が考えられるというのやら。
あまりにもボンヤリしていたせいで、大晦日に予定していたエントリをアップするのを忘れてた。たしか20時くらいには最終仕上げをして、紅白終わりくらいでアップしようと思ってたんだけど、ボンヤリしすぎて新年になってたと。
ま、いいや。たいした内容じゃなかったし。
それでもね、アタシは毎年一発目のエントリにて「今年の目標」みたいなのを書いていってたのですよ。あ、<計画>じゃないよ。あくまで<目標>ね。その目標も「頑張れば実現可能」くらいの目標で、でも「頑張るも何も、途中から意識もしなくなる」レベルのことをね、忘れないように、なるべく通年意識し続けるように<目標>を記していってたのでありますよ。ええ。
んで今年、2025年の目標ですが、いや目標ってのも変だけど、とにかく「可能な限りリアルイベントに参加する」ですか。
2024年はもう、様々な理由が重なってリアルイベントへの参加が減ってしまった。2023年は「実はこんなところに行ってました2023」なんてエントリにまとめたくらいだったんだけど、2024年はぶっちゃけ、まとめられるほども行ってない。
こういう時「ぴあ」みたいな雑誌がなくなったのを不便に感じます。
そりゃあね、ネットでも調べることは出来るんですよ。でもネットでイベント情報を調べるって異様に面倒くさい。これは映画館でさえそうで、一覧性が悪すぎてどうしようもない。
これは以前も書いたことですが、印刷物とモニターに表示された情報でどうしても超えられない壁があって、それが「人間の眼を利用したズーム機能」なんですよ。
人間の眼ってのは超優秀なズーム機能が付いていて、どれだけ小さい文字でもそこがズームされるのです。もちろんトシをとって、ズームはされてもボヤけて読めないという問題はあるとは言え、一箇所だけを「ただズームするだけ」ならわりといくつになっても出来るんです。
だから多少小さい文字で書いてあっても「眼ズーム」で何とかなるし、老眼になったとしても老眼鏡である程度補える。
しかし眼ズームが威力を発揮するのは印刷物で、どうも、液晶であれブラウン管であれ有機ELであれ、ズーム機能が発揮出来ないように思うし、アタシだってサイトの文字サイズにはメチャクチャ気を配っている。
ウェブデザインで一番難しいのは文字サイズで、文字サイズって小さすぎても大きすぎても読みづらいのですよ。小さすぎるのは当たり前だとしても大きすぎても「文字」としては読めても「文章」として頭に入ってこないんです。
いやこれ、文章だけじゃなくて<情報>としても良いUI、良いUX、最適な文字サイズでないとすぐに見逃してしまう。
しかも現今、ウェブサイトでの情報にかんして最適解のような見せ方がないのが問題で、これ、結構どうしようもない。つか目立たしゃいいってことでもないんですよ。
もしかしたらアタシが古い人間なだけかもしれないし、今の人は「ぴあ」があった時代を知らない=イベント情報もすべてネットでって感じだから別段見づらくはないのかもしれないけど、もうそれを言っちゃおしまいだと思っているのです。
アタシは「昔は良かった。それに比べて今は」みたいなのは大嫌いだけど、だからと言って「今の時代についていけてないだけ」みたいな考え方も嫌いです。
というのも、それこそUIとかUXなんて人間の深層心理に基づいたものなので、そこに「慣れ」の問題はあったとしても新しいも古いもないと思っている。つまり「今のやり方の方が昔のやり方よりも絶対正しい」なんてあり得ないと思ってるし、UXなんてちゃんと意識してないとわりとすぐに劣化するからね。劣化したUXなんていくらでもあるし、それを「今の時代についていけてないだけ」みたいに片付けるのは、これはこれで思考停止なんじゃないの?と。
自虐的に「自分は古い人間だから」みたいな逃げ方をする人間には絶対になりたくない。今の時代を<無条件>で肯定するような(あくまで<無条件>で、ですよ)、そんな卑屈な人間にもなりたくない。
やっぱ、どこかに、本当に「誰にとってもに快適」と思えるものがあるんじゃないか、そこから目を逸らしちゃダメなんですよ。
アタシは「3対2対5」の法則があると思ってて、10人いればアタシを好意的に眺めてくれるのは最大3人、んでアタシに良いイメージを持たない人は必ず2人いて、残りの5人は「良いも悪いも一切アタシに関心がない」と思ってる。
それをわかりつつも、どうせ最大3人なんだ、だったら大多数に不快に思われてもいいや、というのも違うと思っているんです。んなことしたら3人どころか1人も好意的に見てくれる人がいなくなるし、敵と無関心ばかりの環境がどれほど辛いかわかっているからね。
別に好かれようとする必要はないけど、不快感を持たれたり敵対することを積極的にする必要もないわけで、自分に無関心な人を含めてみなが快適になる方法を探る。でないとそこで終わってしまうから。
リアルイベントの参加ってそういうのがメチャクチャ求められるのですよ。
自分を正当化するのは簡単なんです。極端な話、一切他人との接触を断てばいくらでも自分を正当化出来るし、自分の考えを絶対的正解に思える。でもそれってメチャクチャ危険な兆候なんですよ。
しかしインターネット越しではなくリアルになるとそうは行かない。だから、トシをとってね、どんどん頭が固くなってくる年齢になってきたからこそ、リアルの人間との接触を増やさなきゃな、と。それも大半が初対面のイベントに参加するってすごく重要だなとね。
当然のことながら、そんな自分を高めるとかじゃなくて、単純に行ったら楽しいのもあるし、行ける行けないはタイミングもある。だから「行きたいけど行けない」ということも出てくるのですが、それでもね、マメにいろいろチェックして、ちゃんとスケジュールに書き込んで、可能な限り参加したい。そう思っています。
とくに映画はねぇ、やっぱ映画館で観たいのよ。何と言うか、オッサンになって集中力が続かなくなってきたからなおさら映画館で観ないとなと。家で見るとどうしてもいい加減な見方になっちゃうからね。
というか基本的に「お誘い」は待ってます。あ、でも、勧誘とかそういうのはNGで。