えと、このエントリは「得手不得手をコントロールしようと思えば」の続きなんで、まずはそれを読んでください。
上記エントリでアタシは
・スマホにとって最重要機能は<通知>機能
・通知ミスが頻発するAndroidは所詮<オモチャで>あり、<スマホ>としてはAndroidはiOS(iPhone)の足元にも及ばない
・Windowsは気軽に使うにはまったく向いてない。あくまでWindowsは机(テーブル)の上で使うもの
・AndroidはWindowsよりは圧倒的に気軽に使えるが、iPhoneより圧倒的に信頼がない
というような話をしたのですが、じゃあ、Androidに使い道はないのか、というとちゃんとあると思うっーか、徹底的に「WindowsとiOSの中間の存在」てのを意識すれば、十分な<隙間>はあるぞ、というような話をしたいとね。
だからこそ、用途は絞る必要がある。「出来なくもないけど不安定だったり使いづらいこと」を無理矢理Androidにやらせたら不満が溜まる一方なので、ならば「とにかくAndroidが得意なことに特化させてやれば」というのがこの発想の元であり、要するに「Androidなんてゴミ、今すぐ窓から投げ捨てろ」という話ではありません。
つかさ、仮にスマホをiPhoneに買い替えたたところでAndroidはいる。上手くAndroidを使いこなせばiPhoneとWindowsを埋める「絶妙に<ちょうどいい>」モバイル端末になってくれるんじゃないかとね。
ま、スマホを今のXperia10 IIIからiPhoneに変えるってのは視野には入れてるんだけど、今はタイミングが悪い。そんなに遠くない先に、とは思ってるけど、それよりも何よりも「近い将来、iPhoneを購入した時にサブ機に特化したAndroid端末」を買う方が先決ではないかと。
もし「通知が関係するようなアプリは使わない=スマホとしては使わない」のであれば、ポケットに入るか否かはこだわる必要がない。つかどう考えてもタブレットの方がいいなと。
実はね、この件とは関係なく、Androidタブレットが欲しいなとは思ってたんですよ。
用途としては3つ。まずは電子書籍閲覧端末としてです。
ま、電子書籍ってもアタシの場合はほぼ自炊済みのヤツだけど、本当はこれこそSurfaceProに担って欲しいなと思ってたんです。
しかし画面サイズ以外は全滅で、バッテリーの保ちもそうなんだけど、そもそもタブレットスタイルで(つまりタッチパネルで)快適に動作するWindows用PDFビューアすらなかった。ひとつ有料のを買ったけど、それとてiOS用やAndroid用の無料の電子書籍向けPDFビューアに<はるかに>及ばない。
しかしAndroidであれば、少なくともWindowsよりはまともなPDFビューアが「ある」わけで。
ふたつ目がカーナビ、カーオーディオなどの車載モバイル端末としてです。
現今、自家用車を所有しておらずレンタカーオンリーなんだけど、さすがにスマホではナビもしんどい。地図を表示させても画面が小さすぎるし、音楽の再生と言っても普段はスマホとして使っているので兼用させようと思えば「どっちつかず」になって操作性が悪くなる。
しかしスマホ的な使い方をしないっつーか出来ないタブレットであればある程度特化させることも出来るわけでね。
3つ目は、あんまり関係ないんじゃないかと思われるかもしれませんが、YouTubeチャンネルを始めたことと関係している。
別にAndroidタブレットで動画編集をやろうってんじゃないよ。そうじゃなくて、ウチのチャンネルは「ひとつの動画を作る毎にほぼ確実に1本以上の映画を見なきゃいけない」のです。
家で、となると時間もないし、移動中にってのがベストなんだけど、PCでは大仰すぎるしスマホでは画面が小さい。理想はHMDだけど、少なくとも令和六年の時点でお外であんなのを被ってたら完全に変質者ですし。
これもAndroidタブレットがあれば「スマホよりはぜんぜん大画面で、カバンから取り出してササッと見れるな」とね。
じゃあね、iPhoneのことはちょっと置いといて、まずはAndroidを買おうと。正確にはAndroidタブレットを買おうと。どのみちセットアップに時間がかかるし、早めにやっておくに越したことはない。つか仮にiPhoneを買ったところで、こっちはこっちで「通知が必要な通話やLINEなど、あとはモバイルSuicaなどやることを絞る」ので、別にセットアップは大変じゃないからね。
アタシはゲームはやらないので、つか重い3Dゲームは絶対やらないので性能にはっつーかCPUやGPUにはまったくこだわってない。つか普通に使えれば十分ですし、最近のは中華の安いヤツとかでもUIは普通にサクサク動くらしいからね。
しかしこだわらないのは<性能>であって<スペック>にこだわらないわけではない。
いくら使い道を絞ってると言っても、だからこそ、そこはちゃんとしてもらわないと、というところがあります。具体的には
・8インチサイズ
・GPS搭載
・出来る限り高解像度
こんな感じか。
8インチというのは「スマホほどではないけど、基本的に常時持ち歩く」ことが前提だからです。やはり、常時、となったら8インチが限界なんですよね、
あとは、ま、ナビとして使うとなったらGPSがないと話になりませんし、電子書籍を閲覧するならやはり解像度が高いに越したことはない。
逆に、あったからと言って候補から外れるわけではないけど、別になくてもいい機能は
・モバイル回線対応(要するにSIMが挿さる)
・高性能なCPU
・高品質
「高品質」というのはわかりづらいけど「そこまで長期間使えなくてもいい」ということです。つか「高品質」と「価格」はトレードオフなのですが、最近は中華タブレットの高性能化がすごいので、ならば「2年も使えれば十分。なんならもっと早いスパンで買い替えてもいい」と。
ま、さすがに半年で壊れるんじゃ困るけど、そうじゃないなら安い方がいいし、だったら中華で十分。つか今まで3台ほど日本製のAndroidタブレットを使ったけど、別に日本製だから頑丈とか安定してるとかなかったしさ。
あ、モバイル回線はね、アタシは楽天なんでね、楽天のバンドに対応してるのを探すのが面倒だし選択肢も限られる。ならばテザリングで十分じゃんと。
これで条件は整った。あとは探すだけなのですが「高解像度」と「比較的安価」ということにこだわるのであれば、実は対象となる製品は(少なくともAmazonには)ひとつしかないのです。
いや実際問題、どこまでを高解像度と捉えるかは難しいのですが、最近の中華タブレットでよくある2000x1200なら、まァ選択肢は多いと言える。しかしこれ以上、となると、ひとつだけ2560x1600というのがあった。
これ、もうアタシにピッタリで、つかちょっとピッタリすぎるなと思えるほど、GPSなどの欲しい機能はあるけど「別に」と思えるSIMには非対応だし、CPUの性能もたいしたことがない。(実は「SIM未対応でWiFiのみ、なおかつGPSは搭載」という機種は価格帯にかかわらず非常に珍しい)
であれば、とりあえずこれをマイファーストAndroidタブレットにしようと決めた。
いや先述の通り、過去にもAndroidタブレットを使っていたことはあるんだけど、さすがに今とその当時では「使いこなし」の知識がだいぶ違ってるからね、今ならAndroidが不得意なことは一切やらせず、完璧にiOSとWindowsの中間として使うってのが実行出来る。
だから実質、初めてのAndroidタブレットのようなもので、とにかくAndroidを<スマホ>ではなく「超有能なモバイルオモチャ」として使い倒そうと。
てなわけで、先日Androidタブレットを購入したのですが、その話はまた今度。