神戸帰省2024(たぶん)一回目
FirstUPDATE2024.8.8
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地味ィに、7月末に東京から実家のある神戸に帰省しておりました。ま、X(旧Twitter←もうこの表記ヤだ)で匂わせもしてなかったんだけどさ。

エントリタイトルの「一回目」ってのは、このエントリ自体が続き物とかではなく、たぶんですが2024年中にあと何度か神戸に行かなきゃいけないはずなのでね。んで「一回目」としたんだけど、いやマジ、あと何回帰んなきゃいけないんだ。かなりウンザリです。
つかね、これはもう、8月中にもう一回神戸に行かなきゃいけないなと思ったので、正直相当思い切ったことをした。ま、2往復となるとそれだけで6マンはかかるわけで、それを回避するために、なんと

青春18きっぷを購入してしまった

というね。
つかさ、お前、去年の12月に久々に青春18きっぷで神戸→東京間を移動してコリたんじゃなかったのかよ、という話なのですが、コリてますよ。んなもんとっくの昔に。
でも背に腹は代えられない。というか新幹線以外の交通手段ならバスでも、よしんば飛行機でも、青春18きっぷでの移動と労力は変わらないんですよ。いやマジで。

青春18きっぷの良いところは何と言っても「事前準備が何もいらない」ことです。
東京←→神戸間くらいであれば「とにかく午前中までに出発すれば100%目的地に到着する」んです。ま、さすがに正午ギリギリは怖いからやんないけど、テキトーに10時くらいまでに出発すれば、あとはそんなに厳密に乗り換えを考えなくても大丈夫。その辺が出発時間から到着時間まで全部決まってる他の公共交通機関との違いで、そりゃクルマのがもっと気楽だけど、クルマはクルマで到着時間がまったく読めないからね。その点、青春18きっぷは多少のコントロールが効くのがありがたい。

それでは、もういったい何回やったか、とにかく東京←→大阪(厳密には神戸までだけど神戸も大阪もあんまり変わらない)間を何度も青春18きっぷで往復してきたアタシが「出来るだけラクにこの間を移動する方法」を伝授しましょう。
ま、アタシは鉄オタではないので、そうした観点はゼロです。もうどれだけ<ラク>かだけに絞る。

まず、乗り換え駅は決めてしまいましょう。
東京発で言えば
・熱海駅
・浜松駅
・豊橋駅
・大垣駅
・米原駅
この5つだけに絞る。「静岡行き」とか「岐阜行き」とかいろいろあるけど、そういうのは全部スルーで。
あ、たしかに「浜松←→大垣」とか「熱海←→豊橋」とかもあるんだけど、それはそれで一回の乗車時間が長くなりすぎて疲れるので、そういうのもスルーで。
逆に言えば、この5つの駅ナカ、駅周辺に何があるか把握していれば休憩するのも昼食を取るのも問題ないということになります。

順番に行きます。
熱海駅周辺は「ありそうでない」というか、たしかに観光客向けの飲食店はあるのですが、そういう店は無駄に高いし、時間がかかるのでオススメしません。
あと駅前に足湯があって、これ、一見すごく良さそうなんだけど、東京出発の往路はまだ出発したばかりで疲れてないし、逆に復路はもう足湯の時間が終わってる。あれ結構早いんだよね。
だからアタシは一度も利用したことがない。

さてさて、実は「熱海←→浜松間」の移動は非常に重要で、というのもこの区間、通常時の利用があまりないのか、3両、もしくは4両という短い編成で、しかも結構オンボロ車両が来る確率が高いんですよ。
ここで「どの電車に乗るか」で旅の疲れが変わってくると思ってるくらいで、座れないなら当然スルー、とくにこの時期なら冷房が効いてなさそうなオンボロ車両の場合でもスルー推奨です。
ここさえ上手くクリア出来れば、あとは土日であってもそんなに混まずに快適に移動出来るようになった。昔は浜松←→大垣間もかなり怪しかったけどね。

浜松駅は今回の立ち寄り駅の中で最大の駅です。とくに駅の北側はもう完全に都会です。あの「さわやか」もあったりします。
しかしアタシは北側には行かず、寂れた南側に行く。こちらの方が店が空いてるし落ち着ける。
駅ナカというか駅ビルには飲食店もカフェもいろいろあるので、本格的にゆっくりしたいとなったらココですね。

豊橋駅は・・・ごめんなさい、あんまり使ったことがない。つか降り立った回数も少なくてあまり知りません。
というのも豊橋←→大垣間も浜松←大垣間もたいした距離じゃないので、いつもすぐに乗り換えてしまうわけで。

大垣駅周辺は先日、つまりこの旅で初めて使ったけど、わりといい。何より駅チカにショッピングモールがあるのが使いやすい。このショッピングモール(アクアウォーク大垣)、微妙に駅から離れてるんだけどデッキがあるので近い感じがするのがいい。
あともうひとつ、そのショッピングモールの前にラ・ムーがあるんですよ。これが素晴らしい。
ラ・ムーは東海以西の人しか知らないだろうけど、とにかく信じられないくらい安いスーパーです。当然弁当類なんかもクソ安いのでマジモンの貧乏旅行を標榜するなら是非ともここへ。

米原駅はね、東京出発なら「あともうちょっと」で、ここで乗り換えれば大阪でも京都でも神戸でも一本で行けるし、関西出発なら「まだひとつ目の乗り換え駅」なので休憩を挟むには早すぎる。という熱海駅と似た立ち位置の駅です。
ただ改札内から利用出来るセブンイレブンは微妙に便利で、東京出発なら「ちゃんとした晩飯は到着してから」だけど、まだちょい時間があるのでね、小腹を満たす用に、関西出発でも昼食は大垣か浜松のが選択肢も多いんだけど、やっぱり小腹を満たす用に使えるのです。

さてさて、初めてアタシが青春18きっぷで東京←→関西間を移動したのは1990年代初頭、つまり平成の初め頃だったと思うけど、その頃に比べると本当に快適になったと思う。
車両が全体的に今よりオンボロで冷房なし車両が当たり前だったってのもあるけど、一番は「小腹が空いた時の対処がカンタンになった」ことだと思う。昔はコンビニや牛丼系のファストフードの数も本当に少なかったし、サクッと何か軽く食うってのが難しかったんですよ。
もうそれが、駅ナカでさえコンビニがあるのが当たり前なった今とは比べものにならないわけで。

あともうひとつ、これも劇的に変わったことだけど、移動中に退屈せずに良くなったのも大きい。
要するにスマホなる無限の暇つぶし手段があるので、もはやボヤ~っと窓の景色を眺めてる時間がなくなった。
その代わり、ココでも書いたように旅情気分もヘッタクレもないんだけど、<旅>ではなくただの<移動>と考えるならスマホもコンビニも活用してナンボですから。つかこんな強い味方はいない。
え?10時間かかる?ドンと来い!こっちにはスマホとコンビニにもあるんだぜ?と。

だからって、何度も何度もしたいわけじゃないけどね。いくらスマホがあろうがコンビニがあろうが、ただ「言うほど苦痛じゃない」ってだけの話だから。







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