ユーチューバーになったでやんす
FirstUPDATE2024.6.18
@Scribble #Scribble2024 #YouTube #やぶにらこぼれ #テレビ 編集 シャボン玉ホリデー 一発撮り ウィークエンダー 撮影機材 完全な告知 単ページ フェイバリット

本来であれば今日は18日なので本サイトの更新日なのでありんすが、何しろ本日は別の意味で特別な日なわけで、という告知エントリでやんす。

てなわけで、散々苦労した結果、とにもかくにも実質第一回のYouTube動画をアップしました。


いやもう、正直「これはさすがになぁ」とは思ってるんだけど、そんなこと言ってたら永久にアップしないし、そもそもの話、初っ端から完璧な動画が作れるわけもないので、まァ初心者ってことで勘弁してもらおう、と。

さてさて、ユーチューバーには基本的に3通りのタイプがいると思ってて、ひとつが「本番がすべて」タイプと「編集がすべて」タイプ、んでもうひとつは上手く表現出来ないんだけど「事前準備がすべて」タイプとでも言うのか。
今回アタシが始めたのは完全に「事前準備がすべて」なやり方で、逆に言えば「本番」と「編集」は蔑ろにしてある。もうあえてそうした。
とにかく事前準備だけはしっかり、入念すぎるくらい素材を用意して、あとはそれを見ながらテキトーにくっ喋るだけ。後から一切、編集もしない、というね。

要するにこれは「生配信風の収録動画」なのです。
極端な話、いつでも生配信に切り替えることが出来る。ま、生配信ではないメリットとして時間を考えなくていいこと、ヤバいな、と思ったらもう一回収録し直せることくらいです。
何しろ「編集はしない」と決めたので、イメージ的には往年の名番組である「シャボン玉ホリデー」に近い。あれも生放送ではなかったけど完全ノーカットの一発撮りだったんです。

「シャボン玉ホリデー」が一発撮りだった理由は当時の技術では「編集するとメチャクチャカネがかかる」って理由だったんだけど、とにかく編集するくらいならもう一回アタマから撮り直すってのをやってたわけで。
実際アタシも2回ほど撮り直している。OKテイクだって完璧でもなんでもないんだけど、それでもNGテイクに比べたらまだマシにはなってます。

何でリテイクしたか、まず理由のひとつは本当につまらないミスでフルHDではなく720Pで収録してしまった。これはただの事前確認を怠っただけのケアレスミスです。
もうひとつは収録時間。これはもう本当に苦労した。
OKテイクの再生時間は1時間半弱。いやぁ、長い。長すぎる。しかしこれでもだいぶ短くした方で、NGテイクは余裕で2時間を超えそうだったんです。
最後早口にして無理矢理1時間50分くらいに抑えたんだけど、早口だからただでさえ悪い滑舌が余計悪くなってるし、だいたい、ほぼ2時間って、紹介する映画の上映時間よりも長いのはさすがにマズいわ、と。

何でこんな長くなってしまうか、それは「素材を用意しすぎた」のです。つまり「1時間くらいの動画であればこのくらいの素材が必要」というのがわかってなかった。
もう一度言いますが、アタシの動画の作り方は「とにかく事前準備をちゃんとやる」って感じなんだけど、本当にこの程度の素材だけで動画として成立するのか、もうちょっとちゃんとやらないと薄口になっちゃうんじゃないか、という恐怖心から山のように素材を揃えた。

もちろんそれでも、調べたことを全部出してるわけじゃなかったっつーか、これはさすがに説明しないとダメだろ、みたいなのを厳選したつもりだったんだけど、それでも素材の量として多すぎたのです。
そうは言ってもどこかカットしなきゃいけないわけで、結局出演者の詳細なプロフィールにかんする話はバッサリとカットした。ここ、かなり綿密に調べて面白い話もいっぱいあったんだけど、ま、主題とは直接関係ないし、もういいわ、と。

本当はさらに素材を精査して、つまりイチから構成を練り直せば良かったんだけど「6月18日から始めます!」って言っちゃったし、何よりも「初心者なんだからこれでいいんじゃね?」という気持ちも強くてね、ま、一回目だからコイツも無駄に気合いを入れて作ったんだろ、くらいに思ってもらえるかな、と。
とにかく今後、今回の反省を踏まえてどんどんブラッシュアップしていけばいいやと。後年見返した時に「ああもう、如何にも<コツ>がわかってない人間が作った動画だな」って思ってもらえるのも悪くないかと。

さあ、ここまでは言い訳に終始しましたが、何でこんなスタイルでやろうと思ったかってことを書いておきます。
個人的にメチャクチャ参考にさせてもらったのは「だてレビsideB」さんと「ゆっくりドラちゃんねる」さんです。間違いなくこのふたつのチャンネルがベースになってると言い切っていい。
いわばアタシの動画はこの方々のフォロワーです、とさえ言ってもいいと思うわけで。

しかし、心のどこかに念頭にあったのが「ウィークエンダー」という番組で、この番組については「今、テレビが見習うべきはウィークエンダー」に書いたことがあります。
もちろんアタシにはウィークエンダーの出演者のような練達の喋りは出来ない。それはわかってはいたけど、とにかく「ある種のフリップ芸」だと思ってやったというか。
「顔出ししない」「手元だけでさえ動画撮影はしない。あくまで声だけ」で成立させようとなったら、フリップだけをアップで捉え続ける(というイメージの)ウィークエンダースタイルしか思い浮かばなかった。

いや実はもうひとつ理由があって、このスタイルだと「撮影機材がまったく必要ではない」のですよ。
つかそもそもの話、映像がある、というのはそれだけで神経を使う。アタシもド素人ながら数多の映画を観てきたので、中途半端な映像だとそれだけで嫌になる。そんな画角じゃダメだ、とか、カット割りが悪い、とかね。
でもこのスタイルならば全部すっ飛ばせる。何しろ映像がないんだから。

ま、その分音声にはこだわらなきゃいけないし、正直自分の<声>や<滑舌>には不満タラタラなんだけど、機材としては簡単なUSB接続のピンマイクさえあれば成立するからね。これも高音質とは言い難いけど、聞き取れないほどのノイズだらけの音質じゃないからまァいいわと。
たしかにマイクはピンキリではあるけど、今後機材をグレードアップするとなってもカメラ関係を揃えるよりはぜんぜん現実的だしさ。

現時点では更新頻度はまったく未定です。一応5回分くらいの動画の準備は進めてるけど、とにかく一回目の反応を見てから本格的に取り掛かろうと。
焦ってもしょうがないからね。つかYouTubeにかんしては「ゆっくり、しっかり」やらないと絶対に続かないって思ってるから。