一番コワい対応
FirstUPDATE2023.11.22
@Scribble #Scribble2023 #YouTube #インターネット #メンタル ユーチューバー カズチャンネル 福井のカズさん 芸能事務所 @いかりや長介 土地転がし 井原高忠 単ページ

今回のネタ、あえて寝かしたネタなんですよね。というのも、今さら?と思われるくらいでないとどうしてと物申すみたいになっちゃうから。って結構物申す系も書いてるけどさ。

今から約3ヶ月ほど前、アタシがもっともリスペクトするユーチューバーであるカズチャンネルの「福井のカズさん」がこんな動画をアップロードしました。


ま、全編見てもらう必要はないんだけど、とにかくカズさんはここ数年、民宿が出来るような物件を探しており、そして「ここ良い!」と思う物件が見つかってね、交渉に入っていたにもかかわらず、不動産屋がおそらくは土地転がし屋に売却して、んでその土地転がし屋から当初よりはるかに高い金額を吹っ掛けられたという話です。
アタシは話の要約がマジ下手糞なので、これで通じてるかわからないんだけど、もうちょいちゃんと説明が聞きたいと思われる方は↑に貼った動画を見てください。
って、じゃあこの説明は何だったんだ。

結局カズさんはこの物件をあきらめることになり、すでに別の物件を購入している。だからもう、片付いたっちゃ片付いた話ではあるんですよ。
でもね、さすがに、普段は温厚と言われるカズさんもキレたようで、その土地転がし屋の素性を調べ抜いたと。ま、所詮は福井ローカルというか狭い土地での話なので、かなりのことがわかったらしい。
しかし肝心なのは「仕返しをするために」調べ抜いたんじゃないんですよ。

上記動画の終盤、カズさんは、はっきり言って「仕返し」とか「復讐」とかよりももっと怖い発言をしています。

「福井を盛り上げるための観光ビジネスを一緒にやりませんか?」

著名人をビジネスに活用しよう、では正しい意味も含まれるな、そうじゃなくて著名人をエサにして「悪巧み」を目論む<ワルイヤツラ>はいつの世にもいるものです。
普通ならそういう人は害にしかならないので、著名人側は遠ざける。もちろんこれが基本的には正しい対応なんですよ。
でもこれでは<ワルイヤツラ>は無傷で済むことになる。んで自分が避けられただけで必ず別のターゲットというかエサを探しに回る。要するに「自分以外の別の被害者を生み出す」ことに他ならない。
でもそれで本当に良いのか?綺麗事とかではなく、ではあの時の<怒り>はどうなる?

これはいかりや長介が言ってたことですが、ヤクザコントをやる時に、敵対するヤクザに悪役商会みたいなのを用意するのは絶対にダメなんだと。
結局ヤクザが本当に怖いのは正真正銘の<正義>なんです。といっても今にして流行りの世直し系というか私的逮捕系のユーチューバーとか、あと義憤でSNSで叩きまくるようなレベルの低い輩じゃなくて、ブレない正義、とでも言うのか、そういうのを持ってる人間を一番恐れるという。
本当に自分は正しいと思う人間は絶対に逃げ回ったりしないんですよ。信じられないくらい堂々としている。もちろん顔から何からThe9されようがビクともしない。

土地転がし屋からしたら、カズさんみたいな対応が一番怖い。つかもし裁判にでもなってくれたらまだ何とでもやりようはあるけど、正々堂々真っ正面からこられて、一緒にビジネスしましょうよ、とか、逃げ場がないんですよ。
そもそも土地転がし屋なんてのは裏の仕事であり、言い方を変えれば「何があっても表には出たくない、出られない」人間です。だから著名人を使って<表>を用意する。
しかしカズさんの対応は、いわば「アンタ、裏に回ってないで一緒に<表>でやりましょう」という誘いです。
こんなの乗れるわけがない。つか怖くてとてもじゃないけど乗れない。

アタシはこの動画を見て、正直震えた。西野カナくらい震えた。もちろん「怖いなぁ」というのもあるんだけど「こんな対応、生半可な修羅場をくぐってきたくらいじゃ思い付かないよ。やっぱカズさんはズバ抜けてるわ」という震えです。
ココでも書いたように、ユーチューバー事務所が本当に情けない対応しか出来ないのにたいし、カズさんはたったひとりで、こんなタチの悪い輩を撃退している。
ま、カズさんもUUUM所属なんだけど、つかたぶん本人的にはやる気ないだろうけど、冗談抜きに、これだったらUUUMの経営をカズさんにやらせた方がはるかにいいよ。

つかね、ココの追記って形になるんだけど、例の羽生結弦の離婚騒動も同じ穴のムジナっつーかね。
羽生結弦は「タレント」としては個人事務所で活動してたみたいだけど、もし大手芸能事務所に所属していたら今回のようなケースは防げたような気がする。
マスコミなんて基本悪辣なものだから何らかの芸能人というか芸能事務所も対抗手段が必要なのは当然でね、もちろん旧ジャニーズのように「見境なく」やっちゃうとダメなんだけど、これは日本テレビのプロデューサーだった井原高忠がいった「テレビ局(≒マスコミ)と芸能事務所は持ちつ持たれつ。どちらかが一方的にイバるのはおかしい」という言葉に尽きるんじゃないでしょうか。

話が逸れちゃったけど、もちろん相手が違うのはそうなんでしょうが、カズさんは対処法のカンドコロがわかってますよ。そういう人がいるといないとじゃぜんぜん違うと思うんだけどねぇ。