正式名称が何なのかわからないというか、たぶん販売元ごとに名称があるので何が正式ってわけでもないんだろうけど、とにかくポケットマグボトルとは最近流行りの、120ml~200ml程度の相当小さいマグボトルのことです。
いやね、これ、最初に見た時は鼻で笑っていた。
こんな小さいマグボトルなんて意味あるの?たしかに携帯性はいいかもしれないけど、これだけ容量が少ないんじゃあ使い道なんてないだろ、と。
というかそもそも、アタシはマグボトルに興味を持ったことが一度もない。小さいのは意味なさそうだし、大きいのはとにかく邪魔。ただでさえ荷物を減らしたいと思ってるのに、飲み終わっても家まで持ち帰らなきゃいけないマグボトルなんかより、テキトーにペットボトルの飲み物を買って、飲み終わったらポイする。こっちのが断然ラクじゃないかと。
それがある日突然目覚めた。ってもエコに目覚めたんじゃないよ。そうじゃなくて。
かねがねアタシは「外出先での急な喉の乾き」への対処を考えていたのです。ってなエントリも↓で書いた。
↑で書いた通り、携帯用コップを買ったのですが、これは失敗だった。だって、それこそポケットマグボトルとでさえ比べものにならないくらい、ちょっとしか水が入らない。測ったわけじゃないけど、たぶんせいぜい50mlくらいじゃないか。これじゃさすがに使い物にならない。
さて、最近アタシは新しい趣味として散歩をはじめました。
これはこの前書いたけど(リンクはいいや)、要するに、歩くことがクセになりすぎて、ついつい歩きすぎてしまう、というね、これを解消するためっつーか代替として「コマメに散歩する」というのをはじめたのです。
近くにデカめの公園があるのでそこに行くのですが、さすがに何もなしでは寂しい、と。せめてドリンクぐらいは欲しいなと思って毎回コンビニコーヒーを買ってたんだけど、いくらなんでももったいないと気づいた。一日に2回も3回も散歩に行くので、もうこれだけで300円ほどになってしまう。
ならば家から持っていけばいいじゃん、と思い付いた時に、例のポケットマグボトルのことを思い出した。
所詮近くの公園に散歩に行くだけなので200ml以下で十分だし、コンビニコーヒーや缶コーヒーでもその程度です。つまり量的には何の不足もない。
ただし所詮は公園のベンチなので、ぽいと置くには蓋のない缶コーヒーなんかだと安定性が悪くて溢れる可能性がある。これは蓋があるとは言えコンビニコーヒーも同様です。
しかしポケットマグボトルなら、まず溢れる心配がない。近場なので保温性はどうでもいいんだけど、これは便利じゃないかとね。
で、カインズで↑を買った。値段も手頃だったしこれでいいだろ、と。
現時点で言えば大当たりでした。とにかく普通に使いやすい。ポケットに入れておいても重みを感じることもないし、量も本当にちょうどいいんです。
ま、炭酸飲料不可だけど、そもそもアタシは炭酸は飲まないし、つかほぼコーヒーだから関係ない。使い方も実に簡単で、インスタントコーヒーの粉末をマグボトルに直接ブチ込んで、あとはそこに冷水かケトルで沸かしたお湯を入れるだけ。混ぜるのはテキトーにシェイクすればいいんだし。
ま、実際には「ポケットマグボトルブーム」ってよりは「散歩ブーム」なんだけど、散歩はいいですよ散歩は。これ、もっと早くやっとけば良かったわ。