えと、思い起こせば2014年に「完全Sui化計画」なんてエントリを書いたことがありまして、つまり買い物を含めた支払いのほぼすべてをSuicaでまとめたいんだが、みたいなネタだったのですが。
そもそもアタシがキャッシュレスの便利さに目覚めたのは2012年から2013年までイギリスに滞在していたのが大きい。
向こうでは現金を使うことはほぼなく、せいぜいマーケットに行った時くらい。あとは全部クレジットカードだった。
しかし日本でクレジットカードってのはどうも、ね。ましてやコンビニなんかの少額決済でクレジットカードを使う人とかあんまいないし。
そこで「いや日本にはSuicaがある!」と。ま、結論から言えば2014の時点では時期尚早すぎた。まだまだSuicaに対応している店が少なく、とてもじゃないけど無理だな、となったんだけどさ。
しかし時代が変わってね、キャッシュレス決済なんか普通になってきて、これ、今なら出来るな、と。
でもアタシがキャッシュレスへ舵を切ろうと思ったのは別の理由でした。
つまり、もう、ケツが痛いのです。
アタシはサイフをパンツの後ろポケットに入れるタイプの人間なのですが、座ってるとサイフの箇所が痛くてしょうがない。もともと扁平尻なんだけど、たぶんトシをとってさらに尻の肉が落ちんだろうね。
これが不快で不快で、とくにクルマの運転をしてる時が最高に不快だし、痛い。
かと言って長財布ってのもね。そもそもアタシはスーツを着る機会があんまりないし、カバンにインってのもちょっと怖い。何より長財布を置き引きされた経験があるから長財布ってモンに軽いトラウマがあるわけで。
そこでキャッシュレスならぬ<サイフレス>ってのを思い付いた。
何が違うのか?早い話が決済方法は何だっていいのです。もちろん現金でも構わない。とにかく「二つ折りのサイフを持ち歩かなくてよくなればそれでいい」というか。
っても現金を持ち歩かなくていいわけではないので、百均で小銭入れを買った。この場合、前のポケットに入れるので「良く言えば柔らかい、悪く言えばまったくコシがない」百均の小銭入れの方がいいんです。
ただサイフに入っていたのは現金だけではないわけです。
まずクレジットカードやキャッシュカードの現物は持ち歩かないようにしました。そもそも使う場面がないし、銀行からカネをおろしたいとなったらその時だけ持っていけば十分だしね。クレジットカードも現物が必要な場面ってないから。これも「どうしても」って時だけ持ち出せばいい。
次にポイントカードの類いは可能な限りアプリがないか探した。例えばヨドバシのゴールドポイントカードなんかはアプリに移行させました。
ガソリンスタンドのポイントカードはほぼアプリ化されてないんだけど、これはメガネケースにメガネと一緒に入れた。アタシは運転する時しかメガネをかけないので、むしろ一緒にしておいた方が忘れずに済む。
あとは、まァ、どうでもいいものが大半なんだけど、使う場面が限定されすぎてて頻繁に出し入れすることがないので、大幅に割愛した上でカードケースごとカバンに入れることにしました。
で、です。
どーでもいいポイントカードや会員証みたいに<ぞんざい>に扱っちゃいけないし、なるべくなら常時携帯しておいた方がいいものがある。それが運転免許証やマイナンバーカードです。
いやマイナンバーカードは免許証で代用出来そうなんで持ち歩かないとしても、さすがに免許証だけは常に携帯しておきたい。でも小銭入れには入れたくない。カードが一枚入るだけですんげえ嵩張るからね。
さあてお立会い。いったいアタシはこの問題をどう解決したでしょう。と誰も引かれない<引き>で、明日に続く。