完全Sui化計画
FirstUPDATE2014.7.23
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ロンドンに在住してた時に何が便利だったといっても、基本現金を持ち歩く必要がなかったことです。

「海外は危険だから現金は持ち歩かない」ってことじゃなくて、単純に現金は不便なんですよ。向こうのコインは重いし、これがまたアホほど溜まっていく。それも使い道がない1ペニーとか5ペンスとかばっか。
小銭だけじゃなくて、向こうって高額紙幣なんか誰も持ってないんです。一応50ポンド紙幣はあるんだけど、ほとんど流通してない。

たとえばキャッシュディスペンサーで100ポンド引き出しても、20ポンド紙幣が5枚出てくる。
つか50ポンド紙幣とか下手に使おうとしたらややこしいんです。一番最初にイギリスに行った時に何にもわからず両替して、スーパーで50ポンド紙幣を使おうとしたらね、スゲえ疑われて。つまり透かし見てホンモノかどうかって。
それでもパブとかマーケットなんかは現金が必要なんだけど、使う場面は本当に限られてるのです。

ではどうやって支払いをするかといえば、いうまでもないけどカードです。少額の支払い、たとえばスタバなんかでも全部カード。それが普通です。別にイギリスに限ったことじゃなくて、まあ大抵の欧米諸国はそんな感じのはずです。
ところが日本だとそうはいかない。
いやね、カードが使えるか使えないかでいえば、チェーン店でありさえすれば、まず使えるのですよ。でも誰も使わないでしょ。これは「現金払いが基本」て考えより「カードで払う=いけすかない野郎」みたいな風に思う人が多いからじゃないかと。
カードで払うっても、たかだかデビットカードだからね。ゴールドカードをちらつかせてるわけじゃない。まあある程度高額の、せめて1万円以上の買い物ならアリなんでしょうが、それでも何となく、普段の買い物でカード払いってのはやりづらい雰囲気はあります。

しかしね、アタシはロンドンでのラクさが忘れられない。ポケットは重くならないし、釣りの勘定はしなくていいし、いちいち銀行から生活費をおろす必要もない、出来れば日本でもノーキャッシュで願いたい。
とはいえさっき書いた通りカード払いを通すのは、心理的に抵抗がある。
現金のような面倒さがなく、カード払いのような心理的負担もない方法・・・。
そこで思いついたのが「Suicaで少額支払いのほぼすべてをまかなう」っての。
これならチャージしてやらないといけないとはいえ、わりと近いことができる。白い目で見られることもないし、だいいち電車に乗るために常に持ち歩いてるもんだからね。
んなわけで、ちょっと調べてみたわけです。

・最大チャージ額は20,000円
・コンビニはまあほぼ使える
・ファミレスやカフェは使えないとこの方が多い
・スーパーは半々くらい?よく利用するスーパーは使える
・ガソリンスタンドは使えない
・タバコの自販機も使えない(コンビニで買えば当然使える)

これも当たり前ですが、公共交通機関はまず使えますから、全体の60%くらいはSuicaでまかなえることになりますか。
しかしこれでは到底「Suica一枚あれば何の問題もない」とはならないわけです。
ガソリンスタンドはカードを使うとして、仕事柄利用することが多いファミレスやカフェで使えないのは痛すぎる。
Edy、QUICPay、nanaco、WAONなんかも併用すればもう少し利用可能店舗は増えるけど、電子マネーカードの複数枚利用はいろいろ面倒で、これはやりたくない。
次期iPhoneはNFCが載るって噂だけど、NFCってSuicaをはじめとしたFeliCaとは結構違うみたいだし、日本独自といっていいFeliCaにiPhoneが対応するかは未知数みたいですね。
でもiPhoneがFeliCaにも対応したら、これは本当に便利になる。複数枚電子マネーカードを持ち歩かなくてもよくなる。つかおサイフケータイはそれができるんだよね。

いや、その前に独自カードでの囲い込みもいいけど、チェーン店はSuicaにも対応してくださいよ。ね。

これは時代が出てるねぇ。
『利用することが多いファミレスやカフェで使えない』ってあるけど、個人商店ならともかく、いまやSuicaが使えないチェーンのカフェやファミレスなんて皆無ですからね。
だからこそ、ナントカPayとかが流行るのがわからん。QRコードでなんて完全に後戻りじゃん。




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