街にこだわる
FirstUPDATE2022.4.25
@Scribble #Scribble2022 #その他の街 #やぶにらこぼれ 単ページ 歴史的経緯 空気感

本サイト「Yabunira」は今年で19年目を迎えたわけですが、まァアタシもトシなんでね、どれだけ長くやれてもせいぜい後20年も出来ればレベルです。

もし今年来年がやぶにら2003の中間地点とするならば、後半のテーマは<街>なのかもしれない、と思い始めました。
もちろん戦前モダニズムや野球なんかも大事なテーマだし、漫画や映画、音楽、デジモノなんかのこともいろいろと書いてきたのですが、何か、すべてのことは最終的に街に集約されそうな気がしている。

思えばアタシが<街>について書き始めたのは2004年だからずいぶんと古い。
その後も断続的にっつーか、書いたり書かなかったりはありましたが、先日のリニューアルでついに<街>というジャンルを作りました。
これまでにもシリーズにはしていたわけですが、こうやってまとめて読めるようにしたのは、それだけ街を語ったエントリが増えたからです。
そして、これからもどんどん増えると思う。ぜんぜん書かなくなるジャンルも出てくるとは思うけど、<街>にかんしては、それはないな、と。

<街>にはいろんな角度があります。
もちろん歴史的なことは面白いし、それは先日エントリした「オーフナ行進曲」でもかなり長々と歴史的経緯を書いたりもした。
ただどうも、それだけではないというか、もし可能であればもっと空気感のようなものをあらわにしたい。
最近本当に自覚したのですが、おそらくアタシほど「<街>の空気感」にセンシティブな人間は滅多にいないぞと。
どれだけ良いデータが揃った街でも、空気感が合わないと思えばそんな街には住みたくない。
でも普通はそんなことは考えないと思うんですよ。極端な話、空気感なんてアヤフヤなものよりも、利便性とか、あと仕事をやる上でっつーか、要するに「どれだけ稼げるか」とかね、そっちを優先させる方がどう考えても普通です。

しかし、アタシの場合、その辺は本当に重要視してない。つかどうでもいい。
とにかく「空気感」がすべてで、空気感さえバッチリ合えば、後はどうにでもなる、というのが経験上得た感覚です。
こんなの、当たり前だけどアタシ以外の人には当てはまらないよね。それはわかってる。だからあんまり人には言わない。
旅行ならともかく居住となったら、空気感が合わないところだと、本当に嫌になる。すぐにネガティブな気持ちになる。逆に合えば、特別良いことなどなくてもなんとなくニコニコしてしまうし気持ちもポジティブかつアクティブになるのです。

そういうのをね、今後発信していけたらな、と本気で思っています。
街ブラ番組ではわからない、本当に微細な空気感を伝える術はないものか。やっぱ文章だと難しいなってのはわかるんだけど。
そこで、まだ公にするつもりはないんだけど、ちょっと新しいことをはじめました。ま、現段階では前哨戦というかただの練習でしかないので詳細は伏せますが、これは<街>をメインテーマにするための試金石です。

いや秘密主義でもなんでもなくてね、本当に練習段階なんで恥ずかしくて言いたくないんだわ。
あ、私信をもらえたらいくらでも教えますが。







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