えと、今年のはじめに「はじめての個室ネットカフェ」というエントリを書いたのですが、今回はその個室ビデオ版です。ま、実際初めて個室ネカフェに行ったのは去年の末だけど。
3月の末、ペットロス回避のために旅に出た、というようなことはすでに書いたのですが、その行き先をまだ書いてませんでした。
アタシが行ってきたのは東京。まァ結局たった4日間、しかも青春18きっぷで行ったので往復にそれぞれ1日を取られる。つまり実質滞在したのは2日だけでした。
本当は最低一週間のつもりだったから青春18きっぷを移動手段に選んだし、長期滞在、しかも足の向くまま気の向くままの旅の予定だったのでホテルも取らなかった。
最初はね、現地でレンタカーを借りてすべて車中泊するつもりだったんです。
でもそれも結局止めた。何故なら東京に着いた次の日、つまり旅の2日目の時点で「月曜日には帰ろう」と思ったのでレンタカーも借りなかった。
じゃあもう、ネカフェでいいかなと。実際、初日と2日目はネットカフェに泊まった。
で、3日目。さあ今日はどこのネカフェに泊まろうか、と思って検索を始めたわけです。
この時点でアタシがいたのは神田駅周辺。神田なら結構ネカフェがあるってのは知ってたし、だいぶ昔にこの辺のネカフェに来た記憶もあった。
で、調べると「個室ビデオ」ってのが出てきた。そうか、個室ビデオもアリだな、と。
つか個室ビデオってわかんない人にはぜんぜんわからないと思うので説明しておきます。
正確には「いつから」ってのはわからないみたいですが、1980年代半ばには存在していたらしく、アタシがそういうものがあると把握したのは1990年代に入ったくらいだったと思う。
要するに漫画喫茶のビデオ版、つまり漫画の代わりにビデオが置いてあるわけですが、他にも違いがある。
漫画喫茶（→ネットカフェ）では普通にあるオープン席のようなものはない。すべて個室になっています。
んで、おそらくここが一番の違いだと思うけど、個室ビデオは法律的には「性風俗」という括りになるらしい。
ビデオも一般映画はほとんどなくて基本アダルトビデオだけだし、個室もアタシが昨年末に泊まった個室ネカフェよりもさらに防音性が高い。
つまり、自慰行為をするためのスペースとして誕生、発展していったわけで。
しかし、時代が下る毎にネカフェとの違いが微細になってきた。
さっき書いたように個室ネカフェなんてのが登場したし、ネカフェでもサブスクでいろんなビデオ（アダルトビデオを含む）が見れる時代です。
ネカフェがそうなったように、個室ビデオも自慰行為をするための場所というよりは簡易宿泊所、昔で言うところの木賃宿の令和版みたい、という感じになっていったわけで。
もしよければニコニコ大百科に個室ビデオの詳しい記載があってなかなか面白いので読んでみてください。
何だか説明を長々書いてしまいましたが、とにかくね、神田駅のそばに安くて良さそうな個室ビデオがあったんでそこにしようと。
で、一応行く前に、たまたまYouTubeで同じ場所に行った人がいたので、それもざっくりと見たんだけど、まあまあ、これだったらいいだろうと。
部屋にさえ入ってしまえば個室ネカフェとほとんど変わりなし。強いて言えばティッシュペーパーが取りやすいところに設置されていたことと、謎に受付でコンド○ムを渡されたくらいです。
って自慰行為でコン○ームって使うものなの？
まァそれはいい。
ここの店舗限定かなんか知らないけど、何とね、カレー食べ放題なんですよ。
当然専門店レベルではないけど普通に食えるカレーで、アタシが泊まったのは日曜日だったのでホリデープランだと税込み2,300円。これで19時チェックイン、翌12時チェックアウトなので最大19時間滞在出来る。
飯は食い放題ってことは晩飯、朝飯、昼飯と最大3食浮くわけで（ま、カレーオンリーだけど）2,300円は安すぎる。ま、メチャクチャ清潔とかではないけど、木賃宿だと思えば十分すぎます。
うん、これは良い体験だった。というか「良いところを知った」って感じです。
たぶん夏くらいにまた東京に行く予定なので、その時も利用しようかね。いや予定が決まってるならホテルのが断然いいんだけどさ。
