はじめての個室ネットカフェ
FirstUPDATE2022.1.10
@Scribble #Scribble2022 #体験 #旅 単ページ 個室ネットカフェ 年末の話 安くはない 風呂/銭湯 フェイバリット

ま、旅ってほど大袈裟なことではないのですが、昨年の、年末も押し迫った12月29日にね、比較的近隣のネットカフェに泊まったって話でして。

何で<近隣>に<宿泊>したかは長くなるので割愛してね、何で「ネットカフェだったのか」という話をしたい。
もちろん第一候補は普通のビジネスホテルでした。が、これはちょっとつまらない。つか2020年に延べ100日ちかくビジホに宿泊したことで、ちょっとビジホに飽きてきたのは事実です。
だったらというか、どうせならもっと自分が面白がれるところにしようと思ってね、んで「サウナ」ってのが候補に浮上した。
マジで大学生の頃、ま、その中でもほんの一時期だけとはいえ、酷い時はほぼ週イチペースでサウナ泊だったことさえありました。
アタシは無類の風呂好きだし、一瞬いいかなぁと思ったんだけど、何しろこのご時世で宿泊は難しい。つかそもそもアタシが在住する神戸に良いサウナがないっつーか知らない。

ああ、他に候補もないしな、と思ってね、一応「三宮 ネカフェ」で検索してみたのです。
ただしこの時点では「年末の押し迫った時期のネカフェってどれくらいの価格なんだろ」という程度の興味でね、ビジホと極端に値段が違えば、つまり圧倒的にネカフェのが安ければ、それでギリギリ候補に入れてもいいかな、くらいでした。
実際検索すると「個室ネットカフェ」という文字が飛び込んできた。
何だっか、カズチャンネルのような気もするけど違うような気もする。何にしろYouTubeの動画で個室ネットカフェに泊まったってのを見て以来、ずっと気になっていたのです。
あ、これは「面白い」っていう意味でアリだなと。

何しろ「個室」ってくらいだからね、ちゃんとした扉があって、しかも鍵がかけられる。そういう意味では普通のビジホに近い。
しかし室内は普通のネカフェのフラットルームと一緒。ああいう感じで床全体がクッションになってる。

でも一泊だけならこれで十分で、しかも暑いほど暖房が効いているので布団も毛布も必要がない。
遮音?ま、普通のネカフェよりは隣の音は聞こえづらい。それでも「普通の声量で喋ってるとおぼしき」声は聞こえてきたので、せいぜい「小声なら電話しても大丈夫」くらいですか。
他はほとんど普通のネカフェと一緒。あ、そうでもないわ。というのもネカフェでは当たり前の

・ドリンクバー
・漫画本、雑誌類

が一切置いてない。ただしWiFiにつなげば電子書籍や動画のサブスクが利用出来るみたいなんですが、アタシは基本的に漫画も読まないし、備え付けのパソコンも立ち上げることさえないので関係ない。
だからむしろ、感じとしては「鍵付きのネカフェ」というよりは「部屋の<つくり>以外はビジホ」という方が適切です。

つまりベースはビジホに近い。となると当然、普通のネカフェでは不可能な外出も自由で、お菓子とかお茶とかを買い込みに行きました。あ、あくまでビジホ基準なんて持ち込みもアリです。

結局、寝付いたのは0時を回ったくらいだったか。
それで、朝、目が覚めて驚いたんだけど、何と8時過ぎ!普段目覚ましも何もかけなくても6時半すぎには目覚めるのに8時間も爆睡してしまいました。
布団もなんにもない、枕もブラケットを折り畳んだものっていう寝心地も何もあったもんじゃない状態で8時間爆睡って。
いやぁ、これは本当にすごい。ネカフェなんて、いくら長時間コースで入っても結局は5時間も寝れたらいい方なんですよ。んなもん家レベルで深く眠れるわけがない。ところがここにかんしては、単純に寝れた時間だけでいうなら「家以上」だったんだから。

値段はね、年末だったので週末料金。えと通常3千円なのが3千5百円だったかな。
まァ、ネカフェにしてはかなり高いし、ビジホと比べても恐ろしく安いわけでもない。そういう意味ではメチャクチャ中途半端で、次また利用するかは微妙なところです。

ただ体験としてはかなり面白かった。何よりこうやってエントリ出来るほどの文章に出来たんだから、とりあえずは良かったってことで。