まとめサイトなんかで、何かっつっと「電子マネーを使わない人間ってなんなの？」みたいなのがあるのですが、ま、こんなことまでマウンティングの対象にするのか、と呆れるしかないわけで。
アタシはね、電子マネーも現金も両方使います。
いや、それこそロンドンに半年滞在した時に「少額決済であろうが支払いはほぼほぼクレカ」のラクさに感激して、帰国直後の2013年には「全部をSuicaで支払う」ってのを目標にしたことがあるし、実際どこまで可能かエントリ（2014年7月23日更新「完全Sui化計画」）にしたことさえあります。
でもその時は挫折している。思ったよりもSuica決済に対応した店がなく、これは到底無理だなと。
しかし2014年から8年、さすがにSuica決済に対応してないチェーン店を探す方が難しく、たしかに今ならやろうと思えば出来ますし、Suica決済を使うことも格段に増えた。
でもねぇ、ではまた「すべてをSuicaで」とやろうかとは思わない。別に現金とSuicaで上手く使い分けりゃいいじゃん、と。
電子マネーオンリーにしたい理由があるとするなら、もちろん小銭の問題です。
でもさ、小銭ってなくならないでしょ。電子マネーで支払えないこととか、なんだかんだ現金が必要になるケースがまだまだある。となると常に財布に小銭がある状態になる。で、それを消費したくなる。
結果、もうどのみち＜100＞と＜0＞に出来ないのならば、たとえ＜98＞と＜2＞であっても完全に移行出来ないなら臨機応変に併用するのが一番イラつかなくて済むんです。
つかさ、もし完全に電子マネーオンリーにしてね、何か欲しいものがあって、でもその店が電子マネー非対応なら確実にイラッときますよ。そんなつまらないイラつきをおぼえるくらいなら最初から併用の方がよほど精神衛生上良い。
いやわかってますよ。併用しようが結局はイラつくってのは。
アタシはね、エントリタイトルの「461円」はかなりイラつきやすい金額だと思う。
珍しく百円硬貨が4枚ある。しかも十円硬貨も6枚もある。つか6枚ちょっきりしかない。これで小銭が一気に10枚も消費出来るじゃん。やったね！
ところが「1円」がない。たった一枚一円硬貨があればいいのに、どれだけ財布の小銭入れを確認しても、ポケットをまさぐっても、ないものはない。
しゃーない、じゃあ五円硬貨は、ゼロ。十円硬貨は6枚しかない。百円硬貨も4枚こっきりだし五百円硬貨もなし。
「じゃあ、千円札で・・・」
でもこんな時に限って店員が余計なことを聞いてくるんだよ。
「一円硬貨はお持ちじゃありませんか？」
だからないんだよ！あったら461円ちょっきり払えたんだよ！
「本当にお持ちではないですか？」
ないっつってんだろ！そこまで言うならアンタが1円建て替えてくれよ。そんなの無理でしょ？だから、千円札で！
「・・・かしこまりました」
え？何でちょっと不貞腐れてるの？そんな悪いことした？一円硬貨を持ってなかっただけじゃん。つか「テメエ、一円硬貨を一枚も持たずに買い物とはいい度胸じゃねーか」ってことなのか？
・・・なんて心理戦をやるくらいなら、やっぱもう一回、電子マネーオンリーにチャレンジするかなぁ。
461円
FirstUPDATE2022.2.5
