サヨナラ2021
FirstUPDATE2021.12.31
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たぶん一日でアップした文章量としては「アタシ史上イチバン」(c吉田真希子)となった2021年12月31日でありまして。

ま、何はともあれリンクを貼っておきます。



とくに「ルックバック」の方は初めての5ページに渡る大作で、ま、年表の類いがかなりの割合を占めているので純粋に書いた文量は少ないんだけど、エントリしては間違いなく、アタシ史上(略)です。
ま、そうは言っても「今年書いてきたことの総まとめ」みたいな意味合いもあるので、新規でいっぱい書いたって意識は薄い。それに何か、あらたに取材とか調査したわけでもないし「現実に起こったことにたいして感想(≠分析)を書いただけ」なので、あんまりね、文章を書いたって感じはないのです。
ただ、現在進行形のこともあるし、面倒って意味では果てしなく面倒だったけど、その分<今>というよりは「何年かしてから読み返して面白い」ものにはなったのではないかと。

で、もういっこの「大放談」の方ですが、途中まで書いた時点で、もう書くの止めよう(=ボツにしよう)と思ったんですよ。
何故なら内容があまりにも愚痴っぽいから。つかどう考えても後ろ向きな話で、いくら自分の中で整理しておきたい話だとしてもネガに針が振り切りすぎてて嫌になってきたのです。
でも、突然、とあるアイデアが閃いた。いやこれ、この展開にするのであれば前半の愚痴は後ろ向きでネガなほど後半が効果的になるぞ、と。
つまりこれは「やぶにら版生きる」です。黒澤明の「生きる」は前半の喜劇的なシーンが後半になってジャブのように効いてくるっていう良い意味でのトンデモ構成になっていますが、ま、「生きる」ほどの振り幅になってるかはともかく、前半のネガな愚痴があるからこそ後半が活きる展開になったと思うんで。

さあ、ここからは2021年を「ルックバック」とも「大放談」とも違う形で振り返っていきます。
と、その前に「やぶにら大感謝祭」と並行する形でScribbleを更新してきたって話をします。
Tumblrの時は本サイトのエントリ紹介みたいな感じで、もっと言えば「あとがき」のつもりでいろいろ書いてきたのですが、もう、その必要がなくなった。エントリ中に「PostScript」(あとがき)を内包するようにしたから。
かと言って、まったく無関係なエントリをScribbleに書くってのもね。どちらも一応同じ日に<藪似>(←ここでは書いてなかったかもしれないけどハンドルネームです)という男がエントリしてるんだから、何らかの関連性を持たせたい。

ただし、補足、ではなく、もう本当に、ちょっと関連してるかな、くらいで留めておこうと思った。例えば本サイトが「ファミスタ」にかんするエントリの日は、Scribbleは同じナムコから販売されていた「ゼビウス」の話、というふうに。本サイトの新規エントリのリンクも貼ったり貼らなかったりなのも、それくらいでいいと。
ま、わざわざそれ用にScribbleを書いたんじゃなくて、すでに書き終わってる中から「関連してるっぽい」のを見繕っただけなので、気持ち的にもラクだった。いちいち「ちょっと関連してる文章を」なんて考えて書いたら、面倒でしょうがないもん。

「やぶにら大感謝祭」そのものにかんしては、とにかく頑張ったなと。まァ、ストックしてあった、しかも推敲し過ぎたものばかりなので「書く大変さ」みたいなのはなかったのですが、毎日エントリしていくだけの体制を作れたっつーか、下準備にかなり時間を要してちゃんとやったから無事終えることが出来たんだなって感じです。
ま、もうここまで極端に、たとえ期間を区切ったとしても「本サイトの連続更新」はやりませんけどね。

で、ここからは2021年って年を振り返っていきたい。っても「ルックバック2021」ではオミットした私生活中心の話です。
昨年末に引っ越してね、私生活で一番大きかったのは馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれないけど「エアコンを付けた」ってことでしょうか。
いやエアコンは持ってたっつーか前の部屋で使っていたのがあったんです。それを今の部屋に付けただけなんだけど、最初業者に頼らずに自分で設置しようと目論んでいたのです。
しかしあまりにも大変で、そんなことにかまけている時間もなく、最後は結局業者に頼んだ。
何だか森田健作と京本政樹の木を運んだエピソードみたいですが、やっぱ素直に業者に任せるのが一番ですよ。

夏の暑さもそうなんだけど、エアコンって意外と冬に力を発揮する。エアコン以外の電気系統の暖房器具、とくにストーブとかファンヒーターはアホほど電気代がかかるし、灯油を用いる暖房器具はクルマがない現状では灯油を買いに行くのが面倒すぎる。かと言ってガス暖房器具は何か怖いし。
コタツはね、まァ、良いっちゃ良いのですが、どうしてもコタツから離れなくなるから動きに能動さがなくなるし、何より姿勢が悪くなって腰が痛くなるってのが難しい。
そこにいくとエアコンは他の季節と変わらない感じでアクティブに動ける。とか考えるならとりあえずはエアコンが暖房器具として一番優秀に思えるんですよね。

あとは、そうだなぁ。意外と心の支えになったのが10月の東京旅行でしょうか。
しかも今回は4年ぶりに大好きな人形町のホテルにも泊まった。っても4年前は神奈川に在住していたから「関西に居住していながら人形町に滞在した」のは初の経験でした。
正直天気も良くなかったのですが、でも、アレ、マジでなんなんだろ。あの街の空気を吸ってるだけでも心からリラックス出来るし、気持ち悪いほどニヤニヤしてしまう。
アタシは絶対に「街との相性」があると思っている人間なんだけど(逆に言えば「住めば都」という言葉には否定的)、もう「合う」ってことに尽きるんだろうな。

神戸はね、あ、アタシは神戸生まれで、流転の果てに3年前から神戸に在住しているのですが、人形町のように「心からリラックス」する瞬間は、この3年間で一度も訪れていない。つまりは、まったくではないにしろ、そこまで合わないんだろうな。
それでもとりあえずはここで生きていかなきゃしょうがないので、せっかく神戸にいるんだからって理由で、なるべく時間を見つけて図書館に行ってね、神戸の歴史を調べたりしているのですが、やってもやっても、過去、要は震災前のですが、の神戸には思い入れは持てても、今現在、令和の神戸はね、なかなか、うん、難しいわ。

ま、2022年のことは2022年になってから書くけど、これはもっと自覚的になった方がいい。んで自覚しながら、仮に短期的にでも計画を立てていった方が良いように思う。
何かをやってる時じゃなくて、何にもやってない時が気持ちいい、そんな街に住みたいと思うし、とは言っても「じゃあ人形町に引っ越します!」ってことじゃなくて、神戸に住みながらでも、出来ることがあるんじゃないかと。
もうさ、震災であれだけメチャクチャになったんだからさ、とくに三宮なんかゼロから街を作り直したらいいのにと思う。もうツギハギも限界ですよ。
だからといってアタシに何が出来るってわけでもないんだけど、たまに人形町に視察に行ってね、神戸に何が足りないかは把握しておきたい。もちろんアタシ個人が感じるっつーか趣味の話でしかないのかもしれないけど、取り入れられることはあるはずだから。

こんな感じで今年の更新はおしまい。では良いお年を!







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