サンリオ箱推し
FirstUPDATE2021.12.29
@Scribble #Scribble2021 #体験 #レトロ 単ページ サンリオ 辻信太郎 サンリオ展 ポムポムプリン

えと、今日の本サイトのエントリにかなり長々と、とあるサンリオキャラのことを書いたのですがね。

あ、一応リンクを貼っておきます。


本文の最後のPostScript、つまりあとがきでも書いたのですが、アタシは結構年季の入ったサンリオ好きで、もうとっくの昔になくなった「いちごのお家」に実際に行ったことがある、なんてオッサンは少ないと思う。
ちなみにいちごのお家とは↓こんなの。

こういうのって、たとえばカノジョに無理矢理連れていかれた、とか、そういうパターンが多いかもしれないけど、アタシの場合はむしろ逆で、1990年代前半当時付き合っていたカノジョは別にサンリオ好きでもなんでもなくて、むしろアタシが強引に連れて行ったんだから。

その後、サンリオピューロランドにも当然のように行ったし、今年の10月には六本木ヒルズで行われた「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」にまで行ったくらいだから。
ま、このためだけ、ではさすがになかったけど、現在アタシは神戸在住で、サンリオ展も完全に「目的のひとつ」としてわざわざ東京くんだりまで行ったのです。
ま、せっかくなんで、その時の写真を貼っておく。

ちなみに↑のリンク先(「複眼単眼・ほのぼの」)で使った「赤ずきんちゃんモチーフだった頃に描かれたマイメロディ」はこの時撮影したものです。あ、撮影オッケーだったので隠し撮りじゃないよ。

でね、実はサンリオが好きで、なんて言うと「どんなキャラが好きか」って話になるんだけど、残念ながらアタシは特別好きなキャラはいない。ま、だから単推しではなく「箱推し」なんですよ。
というかね、そもそもアタシがサンリオに興味を持ったのは、カワイイのが好き、とかとはまったく違う。
とにかくサンリオが強力に推進していた「キャラクタービジネス」がメチャクチャ面白かったんです。

ああいう、キャラクターとその設定だけでストーリーのないもの、ってそれまでなかったわけで、まずは元が漫画とかで、それをキャラクターグッズにするってのが常套だった。
それをサンリオは変えた。元なんかない。全部社内のデザイナーがこしらえたオリジナル(初期はスヌーピーなどの既存キャラのグッズもありましたが)。設定はあるけどストーリーは基本的にはない(後付けっつーか後からストーリーが生まれたものはある)。つまり純粋なキャラクターだけを売り出したのです。
アタシはね、そういう<やり方>に惹かれたのです。だからもし、無理矢理<単推し>を探すならば、サンリオ創業者である辻信太郎(≒いちごの王さま)、と答えます。

それでも毎年、サンリオのキャラクター大賞はチェックしているし、だから人気の栄枯盛衰もよくわかる。
順位的にはたいしたことないけど売り場の構成を見るに「はぴだんぶい」のおかげか、ハンギョドンの人気が復活してきたな!とかね。
実際「サンリオ展」でも「これ、メチャクチャ人気あったんだよなぁ。って、いちご新聞のバックナンバーを見れば一目瞭然なんだけどね」なんてことを心の中でつぶやきながら見てたわけで。
え?気持ち悪い?そう?ま、キャラクタービジネスの面白さがわからない人には理解出来ないのもしれないけどさ。でも本当に「サンリオ展」は面白かったんだから。

ただそんなアタシが赤っ恥というか、もちろんその場で誰に言うわけでもないけど「サンリオ展」で初めて知ったのが「ポムポムプリンはゴールデンレトリバーがモチーフだった」ってこと。
ああ、こんなことも知らないなんて!やっぱ、素人だわ。つかこれでは絶対真正面からサンリオについてなんか書けないな。つかポムポムプリンの設定よりも辻信太郎の経歴の方が興味あるんだからしょうがないんだけど。