ヤブトラダムスの大余談 ヴォルツー
FirstUPDATE2018.5.30
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えと、余談だけで一本のエントリをデッチ上げる「ヤブトラダムスの大余談」の2回目です。

さて、前にiQOS純正品を投げ捨てて(捨ててはないけど)中華製互換機に手を出した、みたいな話を書きましたが(現注・当該エントリはオミット)、まずはその経過報告をしようと思いましてね、ええ。
その時も書きましたが、恐ろしいほど利便性が上がった。iQOSを吸うにあたって面倒なことが何もない、というのがすごい。そりゃあ充電をしなきゃいけないので「まったく何の手間もなし」とはいかないけど、今の時代そんなことを言ってたら何にも使えないから。その充電もマグネット式コネクタでパチッとはめるだけだし、こんなもん手間と言うなら生きていけませんよ。

ただし軽い不具合も出てきた。と言ってもまったくたいしたことじゃない。
アタシは本体カラーとしてブラックを選んだのですが、だんだん点が浮き出てきて。んで使い込む毎に点が増えて、しかも広がっていくっつー。
ま、点なんて書くからややこしいけど、はっきり言えば傷です。もっと言えば剥げ。つまりブラックなのはただの塗装だと。
この塗装が膜が薄く、しかも別段コーティングしているわけでもなさそうで、すぐに剥げるのです。
機能的な不具合はまったくないんだけど、見た目が汚らしいというか。これはちょっと人前で吸うのは恥ずかしいなレベルになってね。

こうなりゃ、と爪でガリガリやって、あえて塗装を全部剥がしちゃったんです。
するとアルミのボディが現れた。いや、ホント意外だったんだけど、ブラック塗装よりも断然カッコいいんです。アルミボディにランプが光る。いやぁ、これだったら最初からこの状態で売ればいいのにと思うくらいで。
しかもマグネット式のコネクタ部が目立たなくなって、まさに一石二鳥でした。
コイツはすげぇや。塗装が剥げてからが本番なんて、ノリスケおじさんよりもすげぇや。

さて、ノリスケおじさんで思い出したんですが、アタシはかねがね「ノリスケ=ゴンスケ」説を持っていましてね。
ゴンスケはもともと「21エモン」の登場人物(登場ロボット、か)ですが、藤子・F・不二雄が生み出したキャラクターの中でも際立ってアクが強い。ロボットでありながらカネに汚くて、自分の欲望のためなら仲間を切り捨てることさえ厭わない。藤子Fキャラは実はクズが多いと言われているけど、ゴンスケが頭抜けています。
「21エモン」の次作として連載されたのが「ウメ星デンカ」ですが、「ウメ星デンカ」の登場人物が揃いも揃ってあまりにも呑気&善人なので、ハナシにもギャグにもバリエーションが出ない。そこで劇薬として投入されたのが前作「21エモン」のゴンスケでした。

原作の「サザエさん」もおっとりしたキャラクターが多く、冷静沈着なカツオ、感情の起伏が激しいサザエとフネ以外はトボけた人が大半でした。(アニメしか知らない人には意外だろうけど、フネも「やっぱりサザエと親子だなぁ」みたいなキャラです)
そこに投入されたのがノリスケで、ノリスケはゴンスケほど強烈ではないけど、ただひとり享楽的で楽天的な性格を与えられています。
有名な、飛行機が墜落して無人島に落下する作品にノリスケの徹底的な享楽的性格がよく表れており、どこまで行っても悲観的なマスオとのギャップが笑いを誘います。

時代的にはノリスケの方が早いのですが、キャラクター造形として後に植木等が演じた無責任男に限りなく近い。図々しく、陽気で、人を食ったようなことを度々するわりにはどこか憎めず、「気がついたらいつの間にかそこにいる。しばらくは会話の中心にいるのに、気がついたらいつの間にかいない」みたいな存在です。
だからキャラクター造形自体はノリスケとゴンスケでは違うんだけど、作品を作る上での停滞を解消するために投入された、という意味で同じじゃないかと。ま、ノリスケもゴンスケも下剤みたいなもの、と書くと下卑過ぎるか。

下卑過ぎるといえば、あの日大のアメフト部の監督ですよ。世の中にここまで下卑な人間がいるのか、と驚いたくらいです。あれはサイコパスなんてもんじゃあ、ない。ただただ徹底的な下卑野郎なだけですよ。
事件そのものにかんしては、いろんな人がいろんなことを書いてるので書かないけど、あの人、ずっとあのやり方だけで生きてきたんだろうなぁ。中身なんか何もないのに、ひたすら<カッコいいこと言う>のと<恫喝>だけで、あの地位まで行ったんだろうね。
別にそれはいいんだけど(もちろん良かないけど)、一番の問題は如何に<カッコいいこと言う>のと<恫喝>に弱い人間が多いかってところなんじゃないのかね。

恫喝もそうなんだけど、自分が泥を被る気なんかさらさらないのに<言うことだけはカッコいい>人間にみんな騙されすぎだよ。口を開けばカッコいいことしか言わないところからみても、たぶんずっと、あんなことばっかり言ってんだろうね。で、ちょっとでも矛盾を突っ込まれると恫喝でゴマかす、と。
でもさ、それは小コミュニティだから通用することであって、周知の目に晒されたらそんな幼稚なロジックは通用しませんよ。

でもわかってない。カッコいいこと言って、恫喝を織り交ぜれば簡単に人々がひれ伏すと思ってる。
浅い。浅過ぎるわ。アタシもたいがい浅い人間だと思うけど、この人の浅さには負ける。
いわば<世間知らず>とさえ言えると思うんです。世間ってのは常に動いているし、恫喝なんか屁とも思わない人間もいっぱいいるのに。
バックにヤ◯ザがついてるなんて噂もあるけど、んなもん彼らもいつまでも囲ってくれませんよ。利用価値があると思うから囲うだけで、こんだけ世間から総バッシング状態の人間とか囲う価値ないし。

某掲示板に「牟田口(廉也。わからない人は「インパール作戦」で検索してネ)っぽい」とあって笑ってしまったんだけど、まァ、割腹自決のエピソードなんかを考えると同種のタイプなのは間違いないんじゃないの?このタイプの人間はいい時は我が物顔だけど、一旦失態を晒したら悲惨な末路になるのにね。
それを回避するタイミングも手段も山ほどありながら、あいも変わらずの幼稚な得意技を繰り出すだけで、それがまた全部悪手ってのがどうしようもない。
つか、あの2004年に起こった球界再編騒動の時にナベツネがまんまそれをやって大失敗したじゃん。あれ見てなかったのかね。

球界再編騒動と言えば、あ、もうそろそろ終わりか。そんな感じで続くかどうかわかんないけど続くってことにしておく。







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