無期限更新停止宣言
FirstUPDATE2007.5.29
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再びご無沙汰しております。藪似です。

この間も書いたように(現注・<この間>書いたというエントリは何故か紛失)、このサイトは完全閉鎖の予定でした。
もう人もこないし、スパムコメントの削除だけでも骨が折れる。セコい話ですがサーバレンタル代とドメイン維持費もかかる。
そしてなによりアタシ自身の「エンターテインメントについて書きたい」というモチベーションが著しく低下している。これ以上サイトを継続させる意味がない、そう感じていました。

ところがちょうどドメインが失効する二週間ほど前、植木等さんが逝去されたのです。本家(現注・「yabuniramiJAPAN(今の名称はYabunira)」のこと)はあいかわらずですが、CrazyBeats(現注・クレージーキャッツのファンサイト)は驚くようなアクセスがありました。
だからといって「やっぱりサイトを継続させよう」という、急転直下の方針変更を決意するには至らず、悩んだ末、ドメイン失効の日を迎えてしまいました。
本家はともかくCrazyBeatsには書きたいことがいっぱいありました。それにクレージーキャッツに関してCrazyBeatsより資料面で充実したサイトがないことも考え、一度失効したドメインを再取得しました。
CrazyBeatsはいいとしても、本家とヤキウノウワゴトをどうするべきか・・・。
大袈裟な話ですが、以下の通りに行います。

◇ ヤブニラミジャパン
<無期限更新停止>とします。しばらくログはそのままにしておきますが、いずれ削除します。ただし過去のログから抜粋し、再構成・追記を施したものを「プラチナログ(以下、PL)」として順次公開していく予定です。

◇ ヤキウノウワゴト(現注・当時、野球関連のエントリを分離していた。その名称)
リアルタイムで書かないと意味のないサイトであり、しかも阪神が強くないと著しく書く気がなくなる、というもっとも難儀なページです。とりあえずここも本家と同じように<無期限更新停止>→おりを見てログ削除、という方向です。ただリアルタイム性の必要ないログに関してはPL化していきたいと思っています。

◇ CrazyBeats
アクセスも多く、問い合わせやメールをいただくこともしばしば。またさいきん新たな資料が見つかったり、と唯一継続の意欲があるページです。とりあえずこのままいきます。

◇ KasagiStyle
ずーっとカミングスーンのままの笠置シズ子ファンサイトですが、今更新しいサイトを開設するというのも・・・。実はすごい方にご協力をいただいており、資料もかなりもっておるのですけど・・・。
完全にあきらめたわけではなく、将来的な課題としておきます。その際にはドメインを取ってやるつもりです。

さて・・・・、このサイトの起源はヤキウノウワゴトですが、ほどなくしてアカルクタノシイウワゴト(昔の東宝映画に関するテキスト)とデジタルガジェットノウワゴト(PDAや携帯電話などに関するテキスト)を開設、その2つと周辺雑記を合わせたブログ、これが現在のヤブニラミジャパンの原型です。
開設して一年がたった頃でしょうか。ふと思い立って、ずっと構想していたダウンタウンのことを書きました。
これがサイトを開設してからはじめて反響があった時で、2ちゃんねるをはじめ、各サイトにリンクが貼られました。

それ以来、なんとなく「笑い」とか「芸人」に関する比重が大きくなり、なんだかそれの専門サイトにならなければいけない、そんな気にすらなりました。
アタシはもうずっと笑いが好きで、まぁネタのストックもあったのでそこそこ書いていましたが、だんだん辛くなってきた、というのも正直な感想なのです。
ただヤブニラミジャパンというサイトが更新を停止するにあたり、最後に何か書け、といわれるならば、やっぱり「笑い」になると思うのです。実際その手のことを書いた時と、そうでない時とではアクセスが全然違いましたから。
てなわけで無期限更新停止を前にして、最後の長文を書いてみるつもりです。タイトルは「笑いの世界」。ずいぶん大きくでましたが、最後ということで許してください。
更新開始は7月1日。毎日更新で全10回を予定しています。

あと一カ月以上ありますが、それまでに自分自身が満足できるような練った文章を書ければ、そう思っています。
それまで、ではでは

ついに「実質終結宣言」を出したわけですが、このいっこ前のエントリから約1年の放置を経て、なので、実際は2006年4月に終結してるようなものなのですが、ま、はっきりさせておこうとこんなエントリを書いた、という。
ここまでこうやって「サイト開設二十年目のあとがき」として書いてきたけど、この辺りのあとがきを書くのが一番辛かった。お前、何でそんな辛いのにサイトとかやってんだよ、と当時の自分に声をかけてやりたくてしょうがなかった。
でもこうやって、辛い時期を乗り越えて(というか長期の休止を挟むことによって)、だからこそ20年も続けてこれた気がするわけで、今となっては意味があったかな。ということにしておこう。




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