まァ秋葉原に行く時はほぼひとりで行くことになるのですが、たまにエスコートのために行くこともあって。
そんな時は必ずラジオ会館に行く。っても基本的にアタシはラジオ会館には用がない。
そりゃあ昔はね、立体作品なぞを作ってたから6階のイエローサブマリンとか7階にあるアゾンレーベルショップに行ったりはしてたんだけど、もう止めた以上、何の行く理由もない。
となるとですよ、アタシがどこで時間を潰すかというと、2階にあるトモカ電気です。ここは、まァ、マイクとかPA関係のシナが充実しているのでたまに行くと面白い。
ただね、そうそう品揃えが変わるわけではないので、そう頻繁に行こうと思わないって言うか。
だったら、もう、しょうがない。まったく興味のない、アニメグッズを売ってる店をひたすらウロウロするしかないわけで。
とにかくです。アタシはアニメも見なければ漫画も読まない。ゲームもしなくなった。もちろん漫画やアニメは「まったく」ではないけど、少なくともこの手の店でグッズを扱ってるような漫画もアニメも見ないのでね。
だからどれだけウロつこうがぜんぜん面白くない。ま、興味のないものをいくら見て回っても「興味が惹かれていく」なんてことはあり得ず、どんどん苦痛になって、むしろどんどん嫌いにすらなるわけで。
そんな中、もうホント、唯一と言っていい「おっ!」と思ってしまうものがある。
と書くとメチャクチャ興味ありそうに思われるかもしれないけど、あくまで「ちょっとだけ」です。でも「ちょっとだけ」であっても、何しろ他が極端に興味がないブツが並んでる中にあると、やっぱ「おっ!」と思ってしまうのです。
で、そのブツとは、ですが、エントリタイトル通り、魔理沙と霊夢です。
魔理沙と霊夢ってのは「東方Project」のキャラクターだったらしい。「だった」って過去形にしていいのかわからないけど、とにかく現今においては「東方Projectのキャラクター」ってよりは「ゆっくり実況のキャラクター」のイメージの方が強くなってると思う。
基本的にアタシはゆっくり実況にたいしては批判的なんだけど、見ている動画の中でゆっくり実況のも含まれるわけで、例えば何度か名前を出してる「ゆっくりドラちゃんねる」さんの動画も、若干キャラを改変しているとは言え魔理沙と霊夢がベースになっています。
つまりね、アタシにとってはラジオ会館に並んでるどのキャラクターグッズよりも、ぜんぜん魔理沙と霊夢の方が見慣れている。
そうは言っても「ゆっくり化」された時に原本からだいぶ改変されたようで「東方Projectまんま」の魔理沙や霊夢には何の興味もない。アタシが「ちょっとだけ」とは言え興味を惹かれるのは「ゆっくり化」後の、生首化された魔理沙と霊夢だけです。
もちろん生首魔理沙とか生首霊夢のグッズもあるのですよ。
でも本当に数が少ない。しかも途中でキャラクターデザインが変わったらしく、よく見かけるのは旧式のデザインばっかりだったりします。
でもアタシは旧式には馴染みがない。先の「ゆっくりドラちゃんねる」さんも新キャラデザインがベースになってるし。
つまりですよ、ラジオ会館に行けば、似たようなブツはいっぱい売ってるんだけど、似たようなではない、そのもの、というか「新デザイン版の生首魔理沙と生首霊夢」グッズはほとんどなかったりするのです。
もうこれは何にでも言えると思うのですが、誰も「その辺に転がってるもの」は探そうとはしません。つか探す必要がない。
しかし「興味レベルは<そこそこ>でも、探さないとないモノ」って探してしまいがちになる。
ましてやラジオ会館に行った時のアタシのように手持ち無沙汰状態で時間を潰さなきゃいけない場合は、気がついたら「新デザイン版の生首魔理沙と生首霊夢グッズを探している」のです。
いやね、買うか買わないかで言えば買いませんよ。つか一度もっつーかひとつも買ったことはない。
でも、探す。買う気もないのに探してしまう。仮に「おおっ!こんなグッズがあったのか!!」と手にとってみても、そっと元の位置に戻すのを繰り返すだけです。
何故?理由なんかない。探すことにも、買わないことにも。いやむしろ、秋葉原ってそういう街だと思うんですよ。
例えばね、ラジオ会館の話からは逸れるけど、MSXなんか売ってたりしたら、やっぱ「おおっ!」とは思うんですよ。でもこれまた買わない。仮にアタシが大富豪であったとしても、やっぱり買わないと思う。
つまりね、買わないってのは「カネがない」からでも「カネがもったいない」からでもない。つか物欲ってそういうもんじゃないと思う。
もっと言えば、ぜんぜん「おおっ!」ってのがなくても買ってしまうものはあるし、むしろ妥協の産物と自覚しながらもレジに向かうことも珍しくないわけです。でも秋葉原でこういうケースはかなり珍しい。あくまでアタシは、ですが、買うか否かを基準に秋葉原を歩いてもあんまり面白くないんですよ。
だって今ならネット通販もネットオークションもあるわけで、店頭で買うよりネットで買う方が安く、状態が良いモノが手に入る可能性がある。となったら比較対象はネットになるわけで、これは面白くない。
そうじゃなくて、買う買わない抜きで、とにかく「探してみる」というのが面白い。逆に言えば探す対象物は何でもいいんですよ。古いマイコンでも、ケーブル類でも、新デザイン生首魔理沙生首霊夢でも。
ここだけはネットは逆立ちしても敵わない。つか日本橋でんでんタウンでも劣る。本当に「探す楽しさ」が満喫出来るのは秋葉原だけ、じゃないな、ま、中野や神保町もですが、とにかくそういう限られた場所だけです。
そういう意味で、やっぱり東京は面白い。ちゃんと探すという楽しみ方が出来るかどうかって、街歩きの醍醐味のひとつだし、何も探せない街を歩いても、どうしても飽きるのが早くなるからね。
ま、それはそうなんだけど、これだけ新デザイン生首魔理沙生首霊夢グッズを探してるんだから、そういうことをやってた記念として何かひとつくらい買ってもいいかなって思ってる。
思ってるんだけど、じゃあ買ってどうすんのよ。部屋に飾ろうとも思わないし、ましてや身につけようとも思わない。かと言って「大事なもの入れ」にしまっておくほどのものでもない。
うーん、誰かいらない?まだ買ってもないクセにアレだけど、だったら買うなよって話ですが。