正直、あんまり時間がなくて春季キャンプはそんな熱心には見てないんだけど、やっぱり気になる選手はいるわけで。
いやね、一軍キャンプを見てて、そういやあの選手がいないな、と気付いた。あの選手、とは小野寺暖です。
そしたら二軍の試合でファーストを守っていた。って、ぶっちゃけ「え?」と思いましたよ。
二軍にはファースト専任の選手は少ない。つか二軍にいるうちからファーストしか守れないようなタイプはよほど打てなければならず、ファースト専を置いておく必要はないんです。
だから二軍の試合では、調整中のベテランとか、もはやメインポジションでは一軍に上がるのは厳しい、もっと辛辣に言えば「比較的解雇が近い」選手が守ると相場が決まっている。
その、二軍のファーストに、小野寺が起用されている。となると、ああもう、それだけ小野寺の立場は厳しいのか、と思い知らされた。
小野寺が一軍でファーストを守る機会はまずない。当然メインは大山だとして、もし大山がダメなら原口を使うだろうし、新外国人のヘルナンデスもファーストの経験がある。さらに守備固めを見据えて熊谷(イケメン)までファーストの練習を始めている。
もし無理矢理、であっても、それならまだ井上の方がはるかに起用される確率が高いわけで、今さら小野寺がファーストの練習をする意味などないに等しいのです。
仮に「有事に限られてる」としても、それでも小野寺が欠かせない戦力と見做されているのであれば、本職である外野を守らせる。でも「そうではない」となると、もはや小野寺は数合わせ程度でしかないのか、と。
2023年、阪神タイガースは日本一になりましたが、まったく打てないノイジーに業を煮やした阪神ファンから「何故ノイジーではなく小野寺を使わないのか」という声が大きかった。
この年小野寺は、まァ83打席しか立ってないとは言え、んでほぼ長打がなかったとはいえ.347という高打率を記録している。もちろん長打諸々を捨てたからこその打率でしょうが、それでもこの数字は評価出来ます。
しかして今は、というと、もし仮に近本森下前川にアクシデントや極度の不振があっても、誰も「何故小野寺を使わないのか」という声は挙がらないと思う。つまりそれだけ球団内でもファンからも、評価がダダ下がりしてしまったと。
2024年は何故か得意の右打ちを止めてしまって、そのせいかさっぱり打率が上がらなかった。でもそうした意識の問題なのか、それでも技術的な欠点があるのか、はたまた怪我を隠していたのか、それは素人かつ部外者のアタシにはわかりません。
しかし素人かつ部外者のアタシでもわかることがある。それは、もし今年、小野寺が芳しい結果を挙げられなければ、良くて現役ドラフト、悪ければ普通に解雇される立場だと言うことです。
何か、どうも、悪い意味で大人になったんじゃないかと言う気がする。つか自分の力量に限界を感じたんじゃないか、というふうに見えるというか。
今の小野寺の立場なら若手のことなど構わずにガンガンアピールするしかないんですよ。もう単純に、馬鹿じゃないかと言われるほど目立つ行動をしなきゃいけない。
でも二軍の練習試合を見てても変にわきまえているって感じでまるで目立ってないんです。
そうじゃないよ小野寺。もっとガンガンやれ!目立て!チームのことなんかより自分のことを一番に考えろ!!
もうひとり、わりと崖っぷちなのが伊藤将司です。
と言っても伊藤将司は仮に今年ダメでもクビにされることはないし、現役ドラフトに出される可能性も皆無です。
だから小野寺とは立場が違うんだけど、もし今年ダメならローテーション投手としては将来にわたって完全に脱落してしまう。
ただでさえ阪神の場合、ローテ争いは左が多く、門別や及川や富田がいる。さらにローテ確定の左と言えば大竹もいるし、そんな遠くない時期に高橋遥人も復帰する。ついでに言えばドラフト1位の伊原も先発で使うかもしれない。
もし若手の誰かが一気に飛躍すれば、んで伊藤将司が昨年のような調子なら立場がなくなってしまうのです。
伊藤将司の場合、あきらかに中継ぎには向いておらず、もう先発でやるしかない。これが先発の弱いチームなら「投げながら調子を上げていく」ことも可能かもしれないけど、今の阪神の投手陣でそれは無理です。
だから立て直すのであれば、まだローテの有力として名前が挙がっている今年しかない。もし今年、上手くいけなければ谷間扱いに格下げされて、いずれ一軍で起用されなくなってしまう。
アタシは伊藤将司というピッチャーが好きなんですよ。だからめちゃめちゃ頑張って欲しいし、普通にやれば二桁は勝てると思っているから。
頑張れ伊藤将司!頑張らないと島田珠代と結婚させるぞ!!