気づくの遅ぇな、と言われたら何も言い返せないのですが、何でアタシが、インターネット上に起こることにたいしてこんなにイラつくのか、やっと答えがわかったんで。
いやね、そうは言っても「もしかしたら」くらいの目星はついてたのですが、確証がなかった。んでずっと確証を持てないまま何年もそこままにしてたんだけど、もうそんなことも言ってられなくなったな、と。
というのもです。やっぱりね、アタシのSNSの使い方の下手クソさは如何ともし難いし、Twitterのフォロワーの少なさも如何ともし難い。やっぱここは改善しないとな、と。もちろん「Twitterを何とかしたい=YouTubeチャンネルを何とかしたい」からなんだけど、今回はそれは置いておく。
とにかくTwitterの使い方をゼロから見直すことにしたんです。
具体的にTwitterに何を発信するかにかんしてはね、こないだも書いたように「そもそもTwitterなんて考え抜いたことを書く場所じゃない」と思ってるし、特別攻撃的なことを書いてるわけでもないし、下手に制限を加えると、つまり<遊び>ではなく<ビジネスツール>みたいになっちゃうと途端につまんなくなるのは目に見えているので、何も変える気がない。
ま、友人が言うことも一理あるんだけどね、それはどちらかと言えば「フォロワーが増えた時の身の振り方」であって「フォロワーを増やす術」とはどうしても思えないんで。
ぶっちゃけ、これも先日書いたように「フォロワーを増やす方法」なんてわかるわけないのですよ。もう「奇跡のバズり」を願うしかない。
だからそれはあんまり考えないようにしてね、まず、さらに基本的なことから見直そうと思った。
それは「そもそもアタシがTwitterというものを楽しんでいるのか?」という。
ここ数年、なるべくタイムラインを追うようにはしてたのですが、タイムラインを読んで面白かったか、というと、たしかに<部分的には>面白いところもあった。
しかし、どうも、無条件で「面白い」とは言い難かった。というのも、これ、もう「面白さ」よりも「不快感」のが勝ってるだろ、と。
タイムラインを見終わった時に必ずおとずれる「何とも言えない不快なモヤモヤ」はちょっと、比較対象が思い付かない感じで、なんJ(なんG)まとめサイトやヤフーニュースのコメントなんかともまた違う。
言ってもまとめサイトやヤフコメなんかは、ある程度は能動的なんですよ。こっちが「このページを見よう」としなければ、目に入ってくることはないし、基本的に不愉快なことが書いてある覚悟で読んでるのであまり何も感じないってのもあります。
しかしタイムラインの場合、なんかもう、のほほんポストの途中で唐突に不愉快ポストが流れてくるって感じで、その不愉快ポストもやっぱまとめサイトやヤフコメとは違うんです。
まとめサイトやヤフコメの不愉快さは「幼稚な連中が必死になってる」類いならば、Twitterのタイムラインは「冷笑系」もしくは「嘲笑系」の類いです。
もちろんこれは誰をフォローしてるかでタイムラインは変わるわけで、誰もが当てはまることじゃない。だから「冷笑系ポストで溢れているのはそういうのを書くアカウントをフォローしてる自分のせい」っちゃその通りなんです。
しかしね、フォローしてる人全員が冷笑系かというとそんなことはない。というか「アタシのタイムラインが不愉快なのはこの数名のせいなのでは?」とは薄々気づいていた。
でも、どうも、決定打に欠ける、そんな状況が続いてたわけです。
ところが「Twitterの使い方をゼロから見直そう」というタイミングで決定的なポストが流れてきた。
もうバレてもいいし、フォロワーを外されても、立腹されてもいいから正直に書くけど、とあるフォローしてる人のポストというかリポストがね、ああ、もう、決まりだわ、と思える内容でね。
いやその人が誰が嫌いだろうがぜんぜん構わないのですよ。仮にアタシが好きなタレントであろうとそんなことでは立腹しない。でもさ、それを自分の言葉ではなく「リポストでお気持ち表明」って、さすがにそれは違うくない?と。
しかもそのリポストっつーか元ポストが「みんな洗脳されてるだけ」「自分は気づいてる」体の、マウンティングしたいだけ、みたいな感じで、ああもう、こういうのをリポストしちゃう人間なんだ、と思って。
いや何もこの人だけに限った話じゃなくて、本来リポストって「こんな面白いポストがあるからフォロワーにも見て欲しい」みたいな使い方が常套だったと思うんですよ。しかし、いつの間にか「自分の言葉では書きたくないからリポストという形でお気持ち表明」みたいな使い方が当たり前になってしまった。
ヘイトスピーチが良いわけがないんだけど、それでもまだ、自分自身の言葉で発信しているなら救いがある。でもそのヘイトさえも他人の言葉を借りる。もし詰められても「い、いや、あれは「こんな莫迦なことを言ってるヤツがいる」という意味だった」と逃げるつもりなのか。ま、どっちにしろ「晒し上げ」にはなるわけで、それはそれでサイアクだよねってことになるんだけどさ。
これはけして「賢いインターネットの使い方」じゃない。ただただ卑怯なだけで、そりゃあ、こんな卑怯なポスト(リポスト)がタイムラインに流れてきたら「何とも言えない不快なモヤモヤ」も覚えるわ、と。
辛辣なこと、皮肉っぽいことが言いたいなら、せめて文面くらい自分で考えろよ。それが出来ないから他人の言葉を借りるとかって、それはいくらなんでも違うわ。
たぶん自分ではそういう自覚は一切ないんだろうけど、こういうタイプの人を「マイルド陰謀論者」と呼びたい。アタシは。
マイルド陰謀論者が嫌うものは共通している。
例えば数年前に話題になった100ワニ、去年から法改正で普及を目指している電動キックボード、あと吉本興業関係や旧ジャニーズ関係も蛇の如く嫌ってる。
そこから感じるのは「裏で糸を引いてそうな」感じのあるものは片っ端から嫌うって感じで、「100日後に死ぬワニ」という作品や電動キックボード、吉本やジャニーズのタレント<そのもの>を見ていない。見たとしてもバイアスまみれの目でしか見ない。
何だか、もう、それだけで「つまんなくない?」と思ってしまうというか、当人は斜めから物事を見てるつもりかもしれないけど、実はメチャクチャ浅いんですよ。だってバイアスにまみれてたら深くなんて見れないもん。
当然のことながら、そういう人にも好きなものはあるんだろうけど、たぶん好きなものでさえ浅くしか見てないだろうな、と思ってしまう。つまりマニアぶってるだけだろ、と。
これは完全に決めつけだけど、もうその程度の決めつけをされてしまうような発信しかしてなかったってことだからね。
こうなったらアタシは「マイルド陰謀論者」と徹底的に断絶する。そう決めた。そう決めて、フォローを外したりミュートしていったら、Twitterのタイムラインがすこぶる平和になりました。
政治的発言も特定の作品や人物を莫迦にするポストも「ハンワクがドーダラ!」みたいなのも流れてこない。楽しい、面白いポストしか流れてこない。
いやね、それでも下品きわまるエロ漫画やT◯muの広告は流れてきますよ。でもアタシからすればマイルド陰謀論者のポストリポストよりエロ漫画やTe◯uの広告の方がはるかに面白いもん。つか少なくとも不快にはならないもん。
つかさ、マイルド陰謀論者に限ってTem◯の広告に怒ったりしてるけど、アンタのポストリポストより◯emuの広告のがまだ面白いから。つかあっちのが笑えるじゃん。
いやTemuが昔のジャンプの裏表紙なら、マイルド陰謀論者のポストリポストは何度断っても郵便ポストに入れてくる変なビラだから。