ま、死ぬほどどうでもいいネタってのがあって、しかしそれは2通りあると思うんですよね。
まずはリアルタイムの時点ですでに「どうでもいいネタ」だったもので、例えば私的な話などは大半の人にとっては、まァ、どうでもいい。当たり前です。
もうひとつは、リアルタイムでは「そこそこお値打ちな話」だったり「へぇ、と思える話」だったのが、時間の経過を経ることで「どうでもいい」に変化した、みたいな話です。
それこそ10年前の競馬の予想なんかまさにそうでしょ。今見せられてもね、というか。
もちろん、それはそれで価値を感じる人がいないわけではない。
マニアックな目線で言えば、10年前の競馬の予想さえも興味を惹くことになる可能性があるわけで、今回のネタも「そうなったらいいな」と思ってね、つまり、大半の人にとっては「どうでもいい」どころか「何じゃそれ」って感じだろうけど、一部の人に「ああ、そんな時代だった」と思ってもらえたら、と思って書き進めてみたい。
さて、アタシがロンドンに滞在していま2012年8月から翌2013年2月までは「スマホ」と言えばiPhone一択の時代で、Androidは好事家のもの、とまでは言えないけど、WindowsPhoneよりは頭ひとつ抜けていて、近々に発売されるであろうFirefoxOSを搭載したスマホにも圧倒的なアドバンテージがある。しかしiPhoneとは月とスッポンってな感じでした。
実際、この頃までのAndroidは非常に出来が悪く、ぶっちゃけ「勝負にすらなってない」という感じでしたからね。
方やiPhoneは「4」で完全にスマホ界のリーディングブランドになり、さらにブラッシュアップされた「5」でその基盤をより強固にしつつあった頃です。
兄弟製品とも言えるiPadも順調で、日本のみならず世界的にiPhoneの、というかAppleは注目されていた。
そして2012年の年末、言い方を変えれば「iPhone5が発売された年」の暮れ、Appleは盛大なプレゼント企画を始めたのです。
題して「iTunes 12DAYS」。ま、タイミングとしてもクリスマス終わりであり、ちょっと遅いAppleからのクリスマスプレゼントという感じでした。
要するにです。通常は有料で配布されているアプリの無料配布であり、それ自体は各社が自主的にやってる。しかし画期的だったのは「胴元であるAppleが音頭をとって」というのが珍しく、特別感が生まれた。
で、実際、どのようなアプリが「プレゼント」として無料配布されたのかですが、何のことか、アタシは毎日、Twitterに報告を書いている。
面白いのが日本とイギリスでプレゼントアプリが異なることで、たまに同一のものもあったり、今見ると「そういやそんなアプリあったなぁ」とか「その手のアプリが流行ってたよなぁ」みたいなのがわかって面白いんですよ。
何しろScribbleは「時代を写す鏡」でありたいと思ってるわけで、となるとこの「iTunes 12DAYS」は十分「時代を写す鏡」としての機能を果たすことが出来る。ま、今から12年前の「時代」だけどさ。
とにかく大量にスクショを貼っていきますので覚悟してください。
★ オマケ1
★ オマケ2
あまりにも見事な「だから何なんだ」というネタですが、それでも懐かしいと思えるアプリもわりとある。
例えば2013年1月3日のポスターアプリとかね。何か当時、ポスターふうに加工出来るアプリがやたら流行ってたんですよ。
「画像を◯◯ふうに加工するアプリ」は今でもいろいろあるけど、この頃は何故かポスターふう。理由はさっぱりわからん。
あと「どうぶつしょうぎ」は軽く流行ったなぁ。
これ、一回姪っ子にプレゼントしようと思って、アプリじゃなくて現物を買おうと思ったんだけど、何か日本に帰国したらぜんぜん置いてなくて、結局買わなかった。
つか一回もやらずにブームが終わってしまった。あれ、どうだったの?
他、もうどうでも良すぎるけど、エド・シーラン知らんか?知ってただろさすがにそれくらい。それとも「知らない=シーラン」ってダジャレか?パンパロパン!(←久しぶりにオチで使う)