アタシが子供の頃、象にまたがったオッサンが「目標!1327店!!」と高らかに叫ぶ、ある種の謎CMがありました。
広告主はヒグチ薬局であり、これは謎でも何でもない。ウチの近所にもヒグチ薬局はあったし。
しかし「何故象にまたがっているのか」と「何故<1327>なんていうチュートハンパな数字なのか」はずっと謎のままでした。
ちなみに象にまたがっているのはヒグチ薬局創業者の樋口俊夫ですが、後年になってわかったのはこれくらい。
あとは、一応何故「1327店」という数字なのかの記載がWikipediaにあるけど、どうもコジツケくさいというか、たいした意味はなさそうだし、何故「象」なのかにかんしてはインターネット上ではまったく書いてない。
深掘りしたらわかるかもしれないけど、ま、そこまでやるほどでもないよね。
ぜんぜん関係ない話になるけど、まだヒグチ薬局がさほど店舗数がなかった頃(ちなみに今は往年の勢いはなくどんどん店舗数を減らしている)、我が敬愛する植木等が「ヒグチ薬局の歌」というノベルティソングをレコーディングしており、これ、一部のマニアの間で話題になってたんですよ。
その後「植木等伝説」というCDに収録されるのですが、関係者から聴いたところによると「偶然手に入れた一枚」だったらしい。
それと「植木等と<象>」と言えば「ニッポン無責任野郎」の船橋ヘルスセンターの一景ですが、もし今も船橋ヘルスセンターがあれば、アタシも船太くん(象の機械仕掛けの乗り物)に乗って高らかに叫びたかったよ。跡地に出来たららぽーとには何度も行ったけど、もう船太くんなんかいないし。
で、何を叫ぶのか、これはエントリタイトルの通りです。高らかに
目標!5479回再生!!
とね。
5479って1327に負けず劣らずのチュートハンパな数字ですが、これにはちゃんと意味があります。
さてみなさん、なんJ、いやなんGで、しつこくコスられ続けている「底辺ユーチューバー」をご存知でしょうか。
これが、一応伏字にするけど「スピ◯ラブ」、ま、ユーチューバーとしては先輩になるのでスピン◯ブ先輩と書くけど、とにかくね、当時流行の男子グループ系のユーチューバーでして、間違いなくフィッシャーズや東海オンエアあたりを念頭において作られたグループです。
残された画像を見る限り、なかなかのイケメン揃いで、もう大人気ユーチューバーになること間違いなし!に思えるし、何より当人たちもそう思ってたんだろうけど、まったく再生回数が伸びず、その後、当該チャンネルは閉鎖されています。
「スピンラ◯は何故フィッシャーズや東海オンエアになれなかったのか」てなネタは定期的に語られているのですが、ま、そういうのはどうでもいい。
しかし、もはやアタシの中で、底辺ユーチューバー=ス◯ンラブ先輩、というイメージはかなり強固で、言い方を変えれば、◯ピンラブ先輩以上=弱小ユーチューバー、そして、スピンラ◯以下=泡沫ユーチューバーという仕分けになってる。
以上か以下か、どうやって測るか難しいんだけど、とりあえず現存する画像からわかることから「スピ◯ラブ基準」を判断するしかない。なんだ◯ピンラブ基準って。
スピン◯ブ先輩の最高再生回数は実質一回目の5479回であり、スクショが取られた時点での登録者数が140人です。
これさぁ、やってみたらわかるけど、5479回再生とか登録者数140人って想像以上にハードルが高いんですよ。
よく「カネ出しゃ登録者なんていくらでも買える」とか言うし、それでかさ増ししてる人もいるんだろうけど、そういうインチキ一切なしにね、それまで知名度皆無の人間がまともにやって、そんな簡単に達成出来る数字じゃない。
いやね、リアル知り合いに片っ端から頼めば登録者数なんて3桁には乗ると思うのですよ。でも4桁となったらこれは無理だし、そこに頼っても結局は「足し」にしかならない。だからあまりリアルの知り合いには「是非登録して」とは言わないようにしてるのですが、ま、それでももしそこまでやるのであれば「140人」という数字は可能っちゃ可能です。
もちろんこれが収益化の基準となる1000人となると難しいからね、そんな友達いないし。
問題は「5479回再生」の方です。これが思ったよりハードルが高いんですよ。
あ、それはもちろん「一本の動画で」という話で、スピンラ◯先輩は実質一回目の動画でこの数字を叩き出し、以降は右肩下がりになったわけですが、幸いにもウチは右肩上がり、ではないけど、スポットスポットで伸びる動画があったりで、あきらかにス◯ンラブ先輩とは傾向が違います。
でも、スポットで伸びる動画がある、と言っても、この5479回というの実に絶妙で、なかなか届かないのですよ。
ちなみに今、というか2024年10月5日21時50分現在、もっとも再生回数を稼げている動画は↓ということになる。
ま、何とか、偶然が重なった結果爆発して、それでもやっと3000回を超えたところって感じで、まだやっと「1/2ス◯ンラブ基準」を超えたくらいです。
しかも他の動画にかんしては1000回も行ってない。どころか二桁再生回数の動画もまだ残っている。
ぶっちゃけ、まだぜんぜん、どんな動画なら再生回数を稼ぐことが出来るのか掴めておらず、今後さらに爆発力のあるネタがあるのかさえわからない。
しかし「1/2は超えている」というのは「まったく届かない目標、雲を掴むような話」までではないわけで、だからこそ絶妙に感じるんです。
つかさ、せっかく頑張って動画を作ってるんだから、やっぱ「泡沫ユーチューバー」は嫌だわ。せめて「弱小ユーチューバー」くらいにはなりたい。んで、出来ることなら弱小ユーチューバーの中でも収益化出来る程度の弱小中堅くらいにはなりたいかなぁ。でないと、ねぇ。うん。