ぶっちゃけ、チョットだけ失望してる
FirstUPDATE2024.9.24
@Scribble #Scribble2024 #Yabuniraチャンネル #やぶにらこぼれ #YouTube @ドリフターズ @クレージーキャッツ #特撮 苗床 再生回数 伸び悩み タイミング 注目度 単ページ #ドラえもん #kawaii #1950年代 #1960年代 #1970年代 #1980年代 #オタク/マニア #戦後 #映画 #東京 #東宝/P.C.L. #物理メディア #神戸 #藤子不二雄 #黒澤明 動画アリ

何のことか先日アップした「ピンクレディーの活動大写真」の動画がかなり伸びておりまして、ま、もちろん伸びないより伸びる方がいいに決まってるんだけど。
もし未見の方がおられるなら是非ともご覧ください。


さて今回はYabuniraチャンネルの話をしたいのですが、わりとね、どの動画をどの順番でアップするかは考えたんですよ。
とにかくYouTubeにかんしては「わからないことだらけ」なので、最初の10本は「苗床を探る」というか、ある種の実験というか、どんな動画が再生回数を稼ぎやすいのか、それを調べるためにネタを厳選した。

・【MovieImpression】世紀の珍品映画って本当?「グラマ島の誘惑」を100億倍愛でるための動画


・【MovieImpression】1959年のJD (女子大生) 女子学生が国を亡ぼす?「大学のお姐ちゃん」

(ぶちゃむくれver)


・【MovieImpression】ハードボイルダー五人組はどうやって洞爺温泉まで行った?「いい湯だな全員集合!!」


・【MovieImpression】世界のツブラヤ対アジア(の嵐)のパレンバン「大冒険」(1965年・東宝/渡辺プロ)


・【MovieImpression】闇市を闊歩するミフネがとにかくカッコいい!「酔いどれ天使」(1948年・東宝)


・【MovieImpression】今の子ってホラーが苦手?「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」(1988年・東宝/シンエイ動画)


・【CharacterCATALOG】サンリオキャラ一の腹黒?「マイメロディ」(1975年・サンリオ)


・【MovieImpression】謎の東宝怪獣・ガマラって何?「空想天国」(1968年・東宝/渡辺プロ)


・【Person DigDub】喜劇王・エノケンって知ってる?


・【Word DigDug】すべては神戸から始まった!「スーパーマーケット vol1」


この中で、後半、つまり直近に近い動画のうち「マイメロディ」、「エノケン」、「スーパーマーケットvol1」にかんしては、より実験要素の色が濃く、正直な話、アップする前というか動画を作る前、いや構想の段階から「これは再生回数は稼げないだろうな」と思いながら選んだものです。
ただ今後、Yabuniraチャンネルを続けていくにあたって、これらの動画は絶対に必要だった。とくにエノケンにかんしては先にエノケン当人の説明をやっておかないと以降の動画の幅が狭まると思ったんでね。
というわけで、この3本にかんしては構想の段階から「再生回数を稼げるかはある程度無視する」という感じだったんです。

では後の7本はどうかと言えば、7本のうちもっとも期待値が低かったのは「大学のお姐ちゃん」で、ただ一本、サブスク配信もされてなければDVDにさえなっていない。つまり視聴困難作品であり、作品の知名度も、主演者やスタッフの知名度も高いとは言えない。
つかあの動画は「女子学生亡国論」がやりたかっただけなので、まァあれでいいのです。
残るは6本。でもこの6本も期待値が同じではなかった。主演者であったり原作者であったり、作品の知名度を考えれば、ま、どう考えても「いい湯だな全員集合!!」、「酔いどれ天使」、「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」が抜けてるだろうと。だからこの3本の動画がYabuniraチャンネルを牽引していくことになるのだろうな、と想定していた。

とくにこの中でダントツに期待値が高かったのは「いい湯だな全員集合!!」です。
というのも、とにかく完璧にタイミングを見計らってアップした動画だからで、ちょうど国立映画アーカイブで「いい湯だな全員集合!!」が上映されており、つか一回目と二回目の間に投稿した。
さらに動画公開の翌週からは浅草の松屋にてドリフターズ展が開催される予定であり、もう、タイミングとして「ここしかない!」って感じだったんです。

今、世間は結成60年を迎えたドリフターズに注目している。そのドリフターズで「初期の傑作」映画と言われる「いい湯だな全員集合!!」の再生回数が稼げないわけがないと。
しかもアタシは「DRIF BEATS」なんていうドリフターズのファンサイトまで立ち上げているわけで、そのことを知ってようが知らなかろうが、便乗してる感じも薄いだろうし。

内容もね、ま、何しろドリフターズなので、アタシ的にも知識的な余裕がある。そこまでガッツリドリフターズのことを語ってるわけじゃないんだけど、それでも小ネタなんかいくらでもブッ込める。
実際、内容的にもまずまずになったし(最後、ネガティブな感想で終わるけど、そもそも最後まで見てもらえただけで成功)、サムネイルもかなりの迫力になったし、題材的にキャッチーというかタイミングもバッチリだし、もう、これはイケる!という自信に満ちていたんです。

ところが、まるで再生回数が伸びない。まァね、実は再生回数よりも再生時間の方が重要なんだけど、こちらもぜんぜん伸びないんです。
いや、まだね「思ったよりも伸びなかったな」くらいならいいんだけど、あろうことか、再生回数と再生時間両方を鑑みたら、全10本の動画で最下位争いをしている。再生回数だけなら実験要素の色が濃いマイメロ、エノケン、スーパーマーケットよりは上だけど、再生時間で言えばもっとも再生回数が少ないマイメロに余裕で負けてる。

エントリタイトルでは「チョットだけ」としたけど、正直メチャクチャ失望した。ま、エントリタイトルは「チョットだけョ」のモジリなだけだから。
ドリフターズにかんしては知識がある方だと自負しているし(ってもマニアと言えるほどではないけど)、ドリフターズネタがウケるのであれば今後どんどんドリフターズネタの動画を作れる。
そんな目論見は早くも崩れた。あ、もう、ドリフターズは、思ってるよりもダメだな、と。
言っておきますが、ドリフターズという存在がダメなんじゃないですよ。アタシが言いたいのは「ドリフターズで再生回数を稼ぐ」ことがダメというか、実はドリフターズの注目度なんて所詮その程度なのか、と。

先ほど「いい湯だな全員集合!!上映のタイミングに合わせて動画を公開した」というようなことを書きましたが、同じく国立映画アーカイブで同タイミングで上映されたのがクレージーキャッツ主演の「大冒険」で、じゃあついでにこっちもやりますか、と。
幸い、何しろクレージーキャッツの映画なんでね、あらたに調べることなんか何もない。完全に手持ちの資料だけで動画を作れる。動画を作るにおいて資料の収集と精査に一番時間がかかるわけで、そこをすっ飛ばせるってメチャクチャラクだな、と。

ただ、あまりに手抜きだという自覚はあったので、サムネイルくらいは凝ろうと東宝映画のポスターふうにした。んでキャッチーになるように、特撮ファンを引き込もうと円谷英二の写真(それもお馴染みのではなく若き日の写真)をデカく使った。
これが良かったのかどうかわからない。たぶんGoogleのアルゴリズムの<はずみ>でいろんな人のオススメに表示されただけなんだろうけど、一番お手軽に作ったはずの「大冒険」が「最初の10本」の中でもっとも再生回数を(再生時間も)稼げるという事態になった。
とはいえ先日の「ピンクレディーの活動大写真」にあっさり抜かれてしまいましたが。

「のび太のパラレル西遊記」にかんしてはある意味想像通り、「酔いどれ天使」は若干期待外れくらいですが、知名度なんてないに等しい「空想天国」がまあまあ稼げてることも併せて、もうね、この結果を見てつくづくわかった。
やっぱ、特撮と藤子不二雄は根強いわ、と。んでドリフターズは「アタシが考えてたほど」はたいしたことがない、という。
クレージーキャッツ関係の2本が良いので「意外とクレージーキャッツもイケる」と言いたいけど、どちらも特撮絡みなんでね、まだ結論は出せない。これにかんしては次に用意している特撮絡みではないクレージーキャッツネタで答えが出るはずです。

しかしなぁ、ドリフターズネタがイケたら、いろいろ構想はあったんだけどなぁ。再生回数を稼ぐことだけが目的じゃないけど、積極的にやろうとも思わなくなっちゃったなぁ。