アツアツ(笑)とか茶化してる場合やなかったわ・・・
FirstUPDATE2024.8.26
#Scribble #Scribble2024 #プロ野球2024年 #からだ #メンタル #ネガティブ 阪神タイガース 2024年8月26日現在 湯浅京己 黄色じん帯骨化症 難病 湯浅のストレートは特殊球 藤浪晋太郎 横田慎太郎 坂本誠志郎 内情 WBC ダルビッシュ有 願掛け 単ページ

何だかものすごく久しぶりの野球ネタですが、今はね、別に阪神が勝ってるか負けてるかはどうでもよくて、それよりも、やっぱ、これは書いておかなきゃな、ということがあるんでね。

とはいえ阪神ですが、もういろいろとボロボロで、こんなん絶対無理やん、と思ってたら、貯金も5つあって、まだ首位と4ゲーム差なんですよね。
モタモタしてるイメージが強すぎるのか、もう貯金とか枯渇寸前、借金生活寸前だろ、首位とのゲーム差も、下手したら10ゲームくらいあるんじゃないか、と思ってたら、まだまだぜんぜん射程圏内じゃないですか。

というか広島で言えば菊池の逆転サヨナラ3ランとか、巨人ならこないだの阪神戦の浅野のプロ入り初ホーマーが満塁弾だったりね、両チームともそういう劇的な勝ち方をしてるわりには意外と連勝が続かないなぁと。
去年の阪神なんか今の時期くらいから加速して他のチームからしたら手が付けられなくなったわけで、もし完全に勢いに乗るようなチームがあれば4ゲーム差もあったら絶対に追いつけないですよ。でも広島も巨人もそうじゃない以上、まだ<目>は残っているな、とね。

ま、それはさておき、ですよ。
阪神タイガースの湯浅京己投手の、黄色じん帯骨化症というのは本当にショックでショックで。
これ、国が難病に指定されているらしく、つまり、そう易々と回復するような症状じゃない。
過去にプロ野球選手で発症した人はいますし、その後復帰している選手もいます。現役で言えばDeNAの三嶋一輝、中日の福敬登、ロッテの岩下大輝などがやはり、この難病にかかっている。
しかし、もともと軟投派だった福はわかりづらいけど、三嶋などは明らかにワンランク球威が落ちており、少なくともクローザーをやってた頃の面影はなくなってしまいました。

湯浅が今後一軍のマウンドに立てるか立てないかで言えば、わりと高い確率で「立てる」と言い切っていいと思うけど、もはや、吉井理人をして「湯浅のストレートは特殊球」とまで言わしめた、藤川球児を彷彿とさせるような圧倒的な球がまた投げられるようになるか、と言われると、ぶっちゃけ、相当厳しいと思う。
少なくとも2年前までの時点では、阪神タイガースの中で一番メジャーが近いと思われていたのは湯浅であり、クローザーの経験がなかったのにクライマックスシリーズでクローザーとして起用されて、かなりヨレヨレだったにもかかわらず最終的に抑えることが出来たのは「あの」ストレートがあればこそでした。

それが昨年は怪我と不振で(これがWBCの影響かはわからない)、しかし日本シリーズで「球場の空気を一変させる」見事な投球を披露してチームを日本一に導いた。
だからこそ、岡田監督も春季キャンプで「今年の一番の新戦力は湯浅」と断言したんだと思うんです。
ところがシーズンに入っても一向に調子が上がらない。球速自体は出てるんだけど簡単に弾き返される。特殊球どころか「ただ速いだけの棒球」に近く、二軍でさえボカスカ打たれていた。

正直に言えば「藤浪と同じ病気にかかったな」と思っていた。
藤浪晋太郎は高みを目指すあまり足元が見えなくなったも同然になり、試合が成立しないほどの制球難を抱えながら、まるでそんな状態は嘘であるかのように高く飛ぼうとしていたのです。
湯浅で言えばWBCに選出されたことがマイナスに出てしまったと思った。ダルビッシュをはじめとする超一流の選手と行動をともにして、意識ばかりが高くなってしまって足元を見失ってしまったんじゃないかと。

アタシと友人はLINEで頻繁に野球の話をやりとりしてるんだけど、ぶっちゃけ、湯浅にかんしては「物笑いのタネ」に近くなっていました。

「(阪神の)勝ちパ以外の中継ぎがアカンすぎるわ。というかあの<アツアツ>とか言うヤツはどこ行ってんw」

「もうアカンやろ。調子に乗ってアツアツとかw 二軍でも打たれてるし、というか最近投げてもないもんなw あれ完全に藤浪とおんなじ病気やで」

こんな感じで茶化しまくっていた。
ま、あくまで友人との軽口なんで半分は冗談だけど、マジメに言っても「もう湯浅はアカンかもしれんなぁ・・・」と思っていたのは事実で、そりゃ現役でいる限り<期待>はするけど<計算>はしたら絶対にアカン、という感じだったというか。

結局ね、こういうことなんですよ。
アタシら素人は内情が何もわかっていない。いくら調べたとしても報道された以外のことはわかるわけがない。
内情がわかってないから勝手に「調子に乗った末路」なんて考えてしまう。実は何らかの、絶対オモテに出せない事情があるかもしれないのにツユほどもそんなことは考えない。
というかさぁ、アタシもだし友人もだけど、横田慎太郎の件で懲りたんじゃなかったのかよ。横田だって突然キャンプから消えて、アタシもうっかり「金本のパワハラでメンタルがやられて精神病院に入院している」なんて根も葉もないネット上の噂を信じそうになっていた。

今月のはじめに坂本誠志郎が二軍落ちした時だって「岡田による懲罰」みたいに思ったし、もう、我ながら、何でこう学習しないんだろ、と悲しくなる。
たしかに藤浪という前例があったのは間違いない。しかし藤浪こそかなりの特殊な例で、簡単に湯浅に当てはめて、さもそれが正解かのように信じ込んで、情けないわ。我ながら。
横田の件、原口の件を含めて、もっと阪神タイガースというチームを信用しろよ。あそこ、意外とちゃんとした組織だよ。湯浅だって「コーチの言うことも聞かずに迷走してる」なんて決めつけずに、もしかしたら怪我をしてるんじゃないかってまず心配してやれよ。

これだけ何回も何回も同じ失敗を繰り返して、何かあればまずチームの<体質>を疑ってね、もう本当に止めたい。でも止めるのは相当難しいんだろうなと思う。
でもさ、この際、願掛けするわ。アタシはもう止める。二度と安易に「調子に乗ってる」とか「隠蔽体質」とか思わない。まずは阪神タイガースという組織を信じる。つか贔屓なんだったら信じるのが当たり前だし。
難しいけどやってみる。だから、神様、お願いだから、湯浅を復活させてあげて欲しい。っても一軍のマウンドに帰ってくることじゃなくて、もう一度、あのストレートが投げられるように、ね。復活ってのはそういうことだから。

湯浅、信じてるぞ。絶対に帰ってこい!!







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