記念日って誰のためのもの?
FirstUPDATE2024.7.4
@Scribble #Scribble2024 #物申す #アニメ・漫画 #ゲーム #YouTube レトロゲーム機 @ファミコン ファミコンのネタ ゆっくりドラちゃんねる テトリスの日 ドラえもん リスペクト 企業側の都合 情報は間違って拡散されるのが当たり前 単ページ フェイバリット

もう「さすが」としか言いようがないのですが、アタシが愛読している「ファミコンのネタ!!」さんがまたやってくれたという話から。


かいつまんで言えば「テトリス」というゲームの、「テトリスの日」なる1984年6月6日という日付になったのは、ただのイベント主催者側の都合だったって話なんですが。
いやぁ、そりゃあね、ここのページの管理人さんはいい加減な人ではないので、ちゃんと調べられているんだろうなってのはわかってたけど、やはりこの記事も本当に調べて事実をあきらかにしている。
もうひとつ、これもアタシのフェイバリットYouTubeチャンネルである「ゆっくりドラちゃんねる」から。



これも記念日絡みなのですが「ドラえもん」の記念周日が如何にいい加減かをあぶり出している。もっともこちらは追求しようとされているわけではなく、ま、植田まさし風に言うなら「ンモー!」くらいで終わらせてますが。

にしてもさ、たぶんこんな事例は山ほどあるはずで、何というか、あまりにも記念日をテキトーに扱いすぎなんじゃね?と。
変な話、今回取り上げたどちらの例も「たいして気にされてなかったこと」なんですよ。
「ドラえもん」の連載開始が1969年12月ってのは有名だから(ま、一般には1970年1月号より連載開始だから1970年の方が有名だけど)、そういうのは捏造しない。
でもアニメ放送開始はそんな厳密には、マニア以外は憶えていない。だからわりと「1年くらいなら」みたいな感じでいい加減にやると。

テトリスなんか何しろ誕生したのがロシアだからね。たしかに魑魅魍魎なところがある。
でも「ファミコンのネタ!!」さんでも書かれているように、ちょっと調べれば1985年制作ってわかるのに「どうせ知られてないからいいだろ」と1984年制作にされてしまう。
さらに「6月6日」なんてただのイベント開催期間中以外の理由がない。
これ、もう、作者が了承したかどうかなんて関係ないんですよ。つか情報が少なく、間違った情報が拡散されるのはしょうがない、と口酸っぱく言ってきましたが、このケースの場合「いち企業の都合」で歴史が書き換えられてしまうって本当、どうなのよ?とね。

しつこいですがもう一度言います。
情報なんてもんは間違って拡散されるものなんです。でもそれはしょうがない。こう言っちゃうとアレだけど「そういうもの」だから。
でもね、それはソース自体があやふやなケースが多く、少なくとも間違った情報を拡散してる人には悪意はない。もしかしたら承認欲求はあったかもしれないけど悪意とまでは言えない。
しかし企業がイベントの都合で勝手に歴史を書き換えるって、もう悪意しかない。というか「もう作者にたいして1ミリのリスペクトもないよね」としか思えないんです。

正直、記念日なんて当事者以外がやってもいいんですよ。ましてやファンであれば記念日になればSNSにポストのひとつもしたくなるもんだと思う。
祝う、とか、弔う、ってその相手さんにリスペクトがあるわけで、たぶんそれは祝われた弔なわれた人にとっても嬉しい行為だと。仮に日付が間違ってたとしてもね。
でもさ、リスペクトと真逆なことをされて、その人が喜ぶと思う?むしろ「何かすっげぇ蔑ろにされてるな」と感じるもんじゃないか。だってテメエらが儲けるだけのためにやってるだけの行為にたいして誰がありがたいと思うよ?

エントリタイトルの「記念日は誰のためのもの」かと言うと、それはその人にリスペクトを持つ人のためのものです。間違っても「記念日特需で儲けてやろう」と思う人や企業のためのものではない。
いやさぁ、儲けるなとは言わないよ。でもせめて、儲けると同時にリスペクトの気持ちだけは失わないようにしましょうや。んでリスペクトの気持ちがあれば簡単に記念日を勝手に変えるとかしなくなると思うしさ。

何か当初の予定とぜんぜん違う内容になってしまった。まァいいわ。これ以上書いても蛇足になりそうだし。