案の定試合を見てないからこそ
FirstUPDATE2024.6.17
@Scribble #Scribble2024 #プロ野球2024年 #ポジティブ 阪神タイガース 前川右京 小幡竜平 ショート 山田脩也 センス型 ギャンブル 単ページ

いやはや、試合を見てないのに、つか野球なんて「スポナビ速報の中にだけ存在する」ものだった1週間だったのに、いったい何を書けというのか。

ただね、これだけ阪神打線が打てないという現実がある以上、んで何の災いか木浪が怪我で抹消されたりしてね、これはもう「若手野手を我慢して育てろ」という啓示ではないかという気もするわけで。
ま、前川はそろそろ固定してもいいと思う。たしかにあんまり続けて出し続けると悪い面も出てくるんだけど、そういう試練もいつかどこかで必要なわけで、むしろ今こそがそのタイミングではないかと。

前川にかんして言えば、アタシが一番危惧していた「典型的打撃特化タイプなのにホームランが出ない」ことが昨日の満塁ホームランでほんの少し解消出来たと思う。
前回ホームランを打った試合は負けたわけで、昨日初めて「ホームランを打ってヒーローになった」んですよ。もし固定するならここしかないような。

で、もうひとりですが、何しろ抹消されたのがショートのレギュラーである木浪です。となるとどうしてもショートの補充が必要となる。
これを言っちゃうとファンには申し訳ないんだけど、アタシにはどうしても小幡が「次世代ショートレギュラー」に思えないんですよ。何というか、このまま行ったら「雑な大和」になる未来しか見えないというか。
そうは言っても、とりあえずは小幡主体で行くしかない。さすがに植田海や熊谷では不安すぎるというか、そもそもあんまりショートの練習もしてないだろうしさ。

そこで俄然アタシの中で浮上したのが昨年度のドラフト3位の山田脩也です。
現時点の山田は二軍でも何も目覚ましい数字は残していない。しかし高卒1年目で、これだけ球界全体が打低の中、2割を超えてるのは本当にたいしたものだと思う。失策数もここまで4つなら上出来です。
アタシが山田を買うのは近年の阪神の選手には珍しい「走攻守全方向のセンス型」というところで、こういうタイプは高いレベルで野球をやらせた方が伸びるのが早い。
ましてや今の穴はショートなんです。小幡メインで行くにしても山田にもチャンスをやってもいいんじゃないか、とね。

まだまだなのは百も承知。ミスしてもいいし打てないのも当然。岡田の性格からして、もし本当に上で使うなら「全部織り込み済み」で使うだろうし、本当に言われているようなセンスが山田にあるとするなら、数多の失敗を糧にして来年度には木浪とガチでショートのレギュラー争いが出来るに違いない。
ま、本当に、そこまで突出したセンスがあるかないかは誰にもわからない。評判だけの選手なんかいくらでもいたからね。

でもさあ、それこそ高卒のレギュラーなんてある種のギャンブルに勝った選手なんですよ。となったら山田はその最右翼だと思ったり。







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