ま、去年の話になるんですけど、サンテレビで放送している「熱血!タイガース党」のゲストに大竹耕太郎が来た日があって。
アタシは現在、東京に在住しています。だから神戸ローカル局であるサンテレビは基本的に見れない。サンテレビのYouTubeチャンネルでタイガース党の一部を配信してくれているからまったく見れないことはないんだけど、アタマからケツまで通して、となると無理わけで。
ただね、ウチの母親もアタシ同様阪神ファンなんで、タイガース党を録画して見てるのですが、12月に神戸に帰省した時に何本かまとめてタイガース党を見たんですよ。
で、そのうちの一回が大竹耕太郎ゲスト回だったんだけどね。
しかし、どうも、何とも言えない違和感があって。大竹耕太郎に。
そのうち母親がこんなことを言い出した。
「スーツがアカンねん」
ああ、たしかに、と。つかね、野球選手ってガタイが良いこともあってスーツが似合うんですよ。こうやってテレビ番組のゲストに出てくる場合はユニホームかスーツだけど、スーツの時はみな本当にカッコ良い。
なのに大竹はどうにも決まっていない。とくに袖がクシャクシャで、他の選手がスーツを着た時のようなピシッとした感じがないんです。
もう一度言いますが野球選手はガタイが良い。だから既製品のスーツを着ようにも着れないはずで、テレビ番組のゲストに呼ばれるような選手はそれなりに高給取りなのでオーダーメイドが基本でしょう。
にもかかわらず大竹の場合
「これ<吊るし>やないか・・・」
と思った。<吊るし>とは店内に<吊るし>た状態で販売されている、ま、既製品のことを指します。
もちろん<吊るし>だって裾直しくらいはやってくれるわけですよ。でも全身を、それこそ胸周りはもちろん、腕の太さなども採寸するオーダーメイドに比べるとどうしてもピシッとならないっつーかダラっと見えるというか。ま、ある程度どんな体型にでも合うように作られたものなのでそれはしょうがない。
にしてもですよ、仮にもプロ野球選手がですよ、<吊るし>なんて着るか?もちろん大竹が着てたのが<吊るし>であるという証拠はないし、たしかにサンテレビは神戸のローカル局だけど「サンテレビ?だったら<吊るし>でいいか」とはならないでしょ。つかそもそも<吊るし>なんて持ってないでしょ普通。
いやね、大竹は一昨年の現役ドラフトで阪神に来た、こう言ってはナンだけどわりと「クビ寸前」に近い選手だったのはたしかです。
それでもそれなりの実績もあり、ソフトバンク時代の最高年俸は推定2700万円。さすがに「カネがなくてオーダーメイドは作れない」というほどしかもらってなかったわけではない。
しかも大竹の場合、どういう意味があるのか、あの爆発したようなヘアスタイルってのもあってね、もうこの人、根本的に「身なりに何の興味もないんだな」と。
昨年末に放送された「しゃべくり007」にて大竹の変人ぶりがフューチャーされていましたが、同じく変人で有名な伊藤将司がオシャレ番長と言えるほどオシャレなのと対照的です。
伊藤将司はね、どれだけラフな格好でも細部のセンスが良くて、誰が見ても「あ、この人オシャレだな」とわかる。一方大竹は誰が見ても「ちょっと、さすがに酷すぎる。コーディネーターでも雇った方がいいんじゃないか」と思うはずです。
つかもう、コーディネーターまで行かなくても結婚したら変わるんじゃないかと。
そしたらオフになって、タイガース党が放送された後、契約更改の時に結婚を発表した。しかも福岡時代からの付き合いで、トレードと同時に来阪して同棲してたらしい。
いやさあ、こういうのはいろいろコワいんだけど、嫁さんさ、もうちょい大竹の服装とか髪型には口を挟んでいいと思うよ。マジで。
大竹ってね、意外と顔立ちは整っててイケメンキャラとしてもイケるくらいなんですよ。事実、顔のレベルとしては同じくらいの伊藤将司は女性ファンが多い。
それってやっぱり「身なり」ですよね。これがまだ「独特のファッションセンス」とかならいいんだけど、大竹はただただ「あまりにも気にしなさすぎってのがまるわかり」なだけだから。
番組の最後、メチャクチャ笑ったのが、プレゼントコーナーのスポンサーにオーダーメイドスーツの会社があって、大山とか近本がモデルをやってるんですよ。
それ見て思ったもん。
「大竹!お前がプレゼント応募しろ!」
と。いやさすがに応募しないまでも大山か近本に紹介してもらえよと。多少は安くしてもらえるかもしれないしさ。