アタシは常々、新しければ何でもいいってもんじゃない、ということを繰り返し書いているのですが、どうも、コイツだけは多少はおもねらないとな、と思うことがあって。
そうです。Twitterです。いやXか。というかこういうことですよ。
そもそもですが「X」という単語がとてもじゃないけど「Twitterの新しい名称だよ」と浸透した感じがない。だからいきなり「Xが~」と書いても大多数の人は即座に「ああ、アレのことか」となりづらいと思うんですよね。ま、理解するまで一瞬間が出来るというか。
こういった駄文は読んでくださる方のアタマのナカに「?」が浮かぶのが一番マズいので、となると「X(旧Twitter)が~」と書くしかないし、だったらもうTwitterでいいじゃん、とも思ってしまう。というか今日見たさまぁ~ずチャンネルでふかわりょうがさっそく「旧Twitter」という言い回しをネタにしてたしさ。
そもそもですが、もうはっきり名前を出しますが、アタシはイーロン・マスクという人を信用していない。
やってることすべて思い付きに見えてしまうというか、またどうせTwitterに戻すよ、というよりは、そのうち飽きて他の企業に売っ払うよ、と思ってるというか。
そうなったら「X」なんて紛らわしい名称なんか絶対に消える。んで元のTwitterに戻す、というのが既定路線に思えて、つまり「どのみちXなんて名称はそう長く続かない」と思ってるというかね。
しかしさ、もうついでだから書いちゃうけど、こんなセンスのない名称も珍しい。
そもそもカッコいいわけでもないし、何より、アルファベット1文字とかわかりづらいし紛らわしすぎる。
その点Twitterってのは、こと名称だけで言えば非常に良かった。
少なくとも日本では、SNSのTwitterが登場するまで「ツイッター」という単語は一般的ではなかった。つまり名称のカブりがなかったのもTwitterが浸透した理由だと思う。
この辺はかなり重要で、海外発のSNSサービスで言えばFacebookもInstagramもTikTokも「既存の名称とのカブり」はなかったんです。
しかし「X」なんていくらでもある。
それこそ「X JAPAN」からはじまって、昨日もネタにした「プロゴルファー猿」のミスターXとか任天堂のゲームとかね、たぶん探せばいくらでも出てくる。実際「X」という名称が発表された時はウンザリするほど大喜利状態になってたし。
というかアメリカにだって「X-MEN」とか「Xbox」があるわけで、何でこんな名称にしたのか心底理解に苦しむ。
ただね、ここが難しいところなんだけど、アタシがやってるような個人サイトで「X」を完全無視して、Twitterのアイコンを使い続けるのもあんまり得策じゃない。
そもそも個人サイト自体見かけなくなったのはたしかですが、令和という時代において個人サイトってね「放置されてる感」だけは出しちゃいけないんですよ。
というか令和の今、個人サイトのイメージって「更新されることもなく放置されてる」ってなってるわけで、ウチは違いますよ、ということだけは強く打ち出さなきゃいけない。
だから常にサイトデザイン、サイト構成のアップトゥデイトが必要だし、新しいものもなるべく随時取り入れる必要がある。
でもね、Xの場合、最初に書いたように、Xのアイコンだけではピンと来づらい。だからちょっとだけ策を練った。
で、結果、こうしました。
もちろんこんなマークは存在しないんだけど、これなら「ああ、Twitterのことか」ってのと「放置されてるサイトじゃないな」ってのを両立出来ると。
にしてもイーロン・マスクがかかわってくるようになって、個人的には何のプラスもないね。今のところ。
とにかくサードパーティー向けAPIを廃止したのは本当に許せん。正直Scribbleの更新もそのせいで秒で出来なくなったし。
つかアンタ、マジで何がしたいんだ?