糞なのか最高なのかどっちだよって話ですが、もう、両方、としか言いようがない。つまり紛れもない糞なんだけど最高、というか。
まず大前提の話をします。
昨年末にSurfacePro4ってな、お古いマシンを買ったよ、んでオマケとしてボロボロのカバーキーボードがタダで付いてきたよ、てなことを書きました。
んで、早い話が、オマケのカバーキーボードが壊れたって話でして、あれ、無線接続っつーかBluetooth接続ではなく有線、いや有線じゃないな、有接点接続なのですね。
ところが接点部がダメになったのか、それともフレキシブルケーブル部が悪いのか、日々接続性が悪くなり、先日完全に認識しなくなったのです。
ただ、カバーキーボードが壊れる前から「そのうちにBluetooth接続のキーボードを買おう」とは思ってはいたんです。
何度も書くように、アタシはタッチパッドを一切使わない。でもカバーキーボードにはタッチパッドが付いている。だったら純粋にキーボードだけの方がいいわけで。
そんなの使わなきゃいいだけじゃん、マウス接続時には無効に出来るんだし、という意見もわかるのですが、タッチパッド部がなければテーブルのスペースが少なくて済む。また視線とディスプレイの物理距離も短くなるわけで、やっぱね、ない方が望ましいとね。
とはいえ、カバーキーボードが普通に使えてる時は「ま、買い替えるほどでもない。将来的な検討材料」くらいにしか思ってなかった。
ところがそのカバーキーボードが壊れて、いきなり将来がすぐに来た、という。
で、ですよ。じゃあ具体的にどんなキーボードが良いのか、ですが、アタシはあえてひとつだけ条件を決めた。それが
何でもいいから、とにかく小さいの
いやね、そもそもの話、Surfaceを購入した時点ではカバーキーボードが付属しているなんて思っておらず、入力関係はゲームコントローラーサイズの親指プチプチキーボードを使う予定でいたのです。
これも以前に書きましたが、アタシはPocketPC→WindowsMobile時代の米粒サイズのキーボードが忘れられず、それもあってSurfaceというかWindowsタブレットにしたわけで。
んでね、実際にSurfaceに親指プチプチキーボードをつないでみたんだけど、うーん、かなり使いづらい。こういうキーボードは慣れてるはずなのに、単純にアタシが持ってる親指プチプチキーボードの出来が良くないのもあって非常に使いづらかったんです。
それでもね、やっぱ、Surfaceは持ち運び前提なので、キーボードもなるべく小さい方がいい。つまり、あくまでテーブルに置いて両手で打つことが出来るレベル（＝親指プチプチキーボードのように鷲掴みにして持てるほどは小さくない）で極力小さいものを、と探し始めたのです。
そこでひとつのキーボードにブチ当たった。
値段が安いのは助かるんだけど、値段よりなにより、アタシが目に行ったのはサイズです。
約A5サイズ。これはSurfaceProの約半分のサイズです。つまりは相当小さい。
アタシはね、指にかんしては細くて短いので（チ◯コも）、キートップのサイズやキーピッチはほとんど気にならないというか、小型ってのはむしろメリットのが大きい。
ただし、こういう小型キーボードって配列が変則なんですよ。というか＜変則＞を飛び越えて＜変態＞配列になってるのも多い。
ま、狭いスペースに無理矢理キーを押し込めるのでどうしてもそうなる。アタシもそれはやむを得ないと理解しています。
アタシが購入したキーボードもなかなかの変態配列で、しかも英語配列になってる。
個人的に「さすがにこれは」と思ったのが、左下端がFnキーになってるところで、いやいや、さすがにここはControlキーでないと使いづらすぎる。さらには、何しろ英語キーボードなので半角全角キーもない。
これはデフォルトでは無理だな、と思ったので、素直に「KeySwap」ってなレジストリを弄ってキー配列を強引に変更するソフトを使いました。
アタシはWindowsキーをほぼ使わないので、スペースキーの横にあるCommandキー（WindowsではWindowsキーになる）をControlキーに割り当てた。
これで「これはMac、これはMac・・・」と自分に言い聞かせればコピペやセーブあたりは普通に使えるようになりました。
ま、厳密にはMacのControlキーはZキーとXキーの下あたり、コイツのCommandキーはXキーとCキーの下なので厳密にはズレてるけど、まァこの程度ならわりと慣れるのは簡単です。
しかし良いのはここまで。
やはりエンターキーの小ささは如何ともし難いし、BackSpaceキー（刻印はDelete）の上に「＝」キーがあるのは使いづらすぎる。
ダブルクォーテーションや鉤括弧がFnキー併用なのもやっぱかなり使いづらい。
そういう意味では十分＜糞＞に値するんだけど、筐体サイズの小ささはやはり正義で、つまり「（もし奇跡的に）死ぬほど慣れ（ることができ）たら最高、慣れるまでは糞以外の何物でもない」って感じなのです。
ま、言っても格安なので、本当に「これは永遠に慣れない」となったら、もうその時点で買い替えてもいいんだけどね。
逆に慣れることが出来たら、変に普通配列のキーボードを使うと余計混乱するので、デスクトップ機用にもう一台買うのもアリだな。
僕が言いたいのは「永遠」。
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