さすかにね、警報が出るレベルの大雨となれば外には出かけられない。だから一日家にいたのですがね。
それにしても、まァ梅雨だからしょうがないんだけど、アタシが今住む神戸は明日と明後日を除いて、以降2週間くらいずっと雨らしい。
そうは言っても今日ほどは降らないだろうし、なるべくね、普段通りの生活をしたいとは思ってる。でないとオマンマ食い上げですから。
逆に言えば、今日は普段通りではなかったってことになるんだけど、こういう日こそ、なるべく、穏やかに過ごしたいな、とは思ってたんです。
実際、昼頃くらいまでは心穏やかに過ごしていた。
ところが、ふとスマホを見ると、信じられないニュースが飛び込んできた。
上岡龍太郎さん、逝去
その瞬間思わずツイートしたんだけど、そのツイートのまんま、とにかく「ウソだろ?」としか思えなかった。
いやいやいや、冗談キツいッスよ。そりゃさすがに、もう二度と表舞台には出てこないってのはわかってたけど、龍太郎師匠が死ぬなんて、そんな、いや、あれから10時間ほど経ったけど、まだ信じられないし、何を書いていいのかもわかりません。
何でそこまで信じられないのか、それは自分でも呆れるほど、日常的に「鶴瓶上岡パペポTV」を繰り返し見ているからです。
いやこの言い方は正確じゃないな。もう長い間、映像抜き、つまり音声だけをラジオ代わりに聴いている。何しろ14年も続いた番組なので、いくら繰り返し聴いても重複する頃には内容を忘れてたりするので、ずっと新鮮な気持ちで聴けるのです。
だからね、下手したら今テレビに出てる、いわば売れっ子のタレントよりも、笑福亭鶴瓶と上岡龍太郎の声を聴いている。
もう一度言いますが、上岡龍太郎は2000年に引退して以降、ほぼメディアには出ていない。さすがにもう、そういやもう二度と芸能界に戻らないんだなぁってのはわかっていたけど、死ぬ云々なんて考えたこともなかった。
だってさ、アタシの中の話でしかないけど、さっき喋ってたじゃん。それも見事すぎる話術で。
それが「逝去」って何だよ。「な?マスコミもええ加減やろ?いつの間にか死んだことにされてるわ」と笑ってる上岡龍太郎しか浮かばない。
うん、もっといろいろ書こうと思ったけど、やっぱ、これ以上は無理だわ。
というか、さすがに今日はそんな気分になれなかったけど、たぶん、また明日からパペポの録音を聴くことになると思うのでね。となるとアタシはいったい、いつになったら「上岡龍太郎さん、逝去」を信じられるんだろう。