明日からScribbleも<やぶにら>もお休みします
FirstUPDATE2023.3.31
@Scribble #Scribble2023 #やぶにらこぼれ #妄想 #特撮 単ページ シン・仮面ライダー 西部劇 自信ない

宣言通り、明日からしばらく、一応予定では2週間ちょいですが、Twitter以外のすべての更新をお休みさせていただきます。という告知です。

ですがその前に。
昨日、アタシは「オタクは<作品としての面白さ>よりも<自分が求めていたものにどれだけ近かったか>で評価する」というようなことを書きました。
じゃあテメエはどうなんだって話で、そりゃあね、アタシにとって「仮面ライダー」というのは大事な作品なので、もちろん「もし自分がリブート版仮面ライダーを作るなら」というのはあるんですよ。
ただし、それと作品としての評価は関係ない。娯楽である限り、結局「面白いかどうかだけがすべて」だから。ま、「シン・仮面ライダー」は手放しで「文句なしに面白かった!」ってほどじゃなかったのは事実だけど。

とにかく、アタシなりのリブート設定を書いています。
もしアタシが作るなら、ウエスタン(西部劇)とマカロニウエスタンの中間の作風にします。
「仮面ライダー」という作品はね、とどのつまり<孤独>を描くかどうかだけなんですよ。
つまりは末期のエンディングテーマになっていた「ロンリー仮面ライダー」の箇所を拡充するか否かだけ、というか。
<孤独>をフィクションとして表現したいのであれば、容れ物としてはウエスタンというのは本当にちょうどいい。

唯一心を許せるのが愛馬だけ、という天涯孤独の男が、悪漢が蔓延るとある街に流れ着く。
街の住人はみな悪漢に怯えながら暮らしているが、心を閉ざした流れ者にたいしては暖かく向かい入れる。
そうして<愛>を知った主人公は、自分の命を投げ売って、街の人たちのために戦う。

こうしたウエスタンのフォーマットは、もしかしたら石ノ森章太郎イズムではないのかもしれない。どちらかというと「ロンリー仮面ライダー」を作曲した菊池俊輔イズムかもしれない。
それでも、異型の存在になってしまった己を隠すように、故郷への想いも友への想いもすべて断ち切って旅立った男が、異型である自分を受け入れてくれた人たちのために死にものぐるいで戦う、というのは十分過ぎるくらい「戦う理由」になるし、「仮面ライダー」の世界観とのズレもあまりないはずです。

映画ってのは1時間半とか2時間の間ですべてを描き切るのは大変なことで、それこそ「シン・仮面ライダー」のように(これは「シン・ウルトラマン」もそうだったけど)ある種のダイジェスト形式で一本筋を通すってのはあまりにも難しい。
起承転結でも序破急でもいいけど、「シン・仮面ライダー」はどちらもなく、あれはまさしく、黒澤明が「七人の侍」の構想当時に漏らした「クライマックスの連続の映画はあり得ない」という映画になってしまった、という感じなのです。
だから極力構成をシンプルにする、というのが大切なわけで。

さてアタシは「ウエスタンとマカロニウエスタンの中間くらいの作風」と最初の方に書きましたが、マカロニウエスタンはより暴力的で、ま、暴力的と言ってマズければ「アクションで魅せる」という<やり方>です。
出来る限りセリフを減らして、すべてのシーンをアクションでつないでいく。んで「シン・仮面ライダー」のように「ショッカーの目的」とか「改造人間はどういう<仕組み>なのか」はいらない。何というか、下手な説明をするよりも「敵方の目的がまったくわからない」というふうにした方が不気味な感じが出るはずだから。

ま、これはあくまでアタシが求めていたものであって、こんなのは庵野秀明は求めてなかったんだろうし、それと評価はまったく別です。
でもそれで良いと思うんだよね。ひとりひとり「もし仮面ライダーを再構築するなら」というのがあって、各々脳内で楽しめば。

もっと簡単に書く予定だったのに、エラく長くなってしまった。
とにかく明日から駄文を書くのをお休みするわけですが、さすがにね、休み明けではこのテンションで「アタシなりの仮面ライダー再構築」の話は書けないと思ったので、告知エントリってのを無視して長々と書いてしまったわけで。

で、ですよ。本題ですよ。告知の本題って何なんだって話ですが。
何度もしつこく書いてきたように、アタシはサイトの大リニューアルを計画しています。となると「その進捗状況」を記しておくべきなんだけど、ここひと月ほどまったく進んでいない。悲しいほど進んでいない。
何を書いても言い訳にしかならないのですが、とにかく、ずーっと手付かずの状況が続いています。

ま、正直、今のペースでは予定の4月18日に間に合うわけがない。これからさらに忙しくなるのに。
アタシって人間がどうしようもないのは、せっかく時間が空いてもなかなかリニューアルにかかわることをしようとしないところで、ついつい、他のことをしちゃう。つか<他のこと>だって重要は重要なんですよ。
となると「ま、リニューアルまで若干時間があるし、優先順位としては」とか考えちゃうというか。

確定しているのは「リニューアルが完了するまで、一切Scribbleを含めたサイトの更新をしない」ということだけで、となると下手したら1ヶ月とか2ヶ月とか休むことになる可能性もあるわけで。
つかさっきから忙しい忙しいとか書いてますが、いったい何が忙しいのかというと、もう本当に近々に引っ越しの予定があるんです。これがもう本当に大変で、正直なことを言えば「引っ越しの<すべて>が完了してから、腰を落ち着けてリニューアルの続きをやりたい」のです。
でもそんなことをしてたら、マジで3ヶ月後とかになる。そこまで引っ張るのは自分で気持ち悪いので、何とか同時進行でやろうとしている。

引っ越しっていわば生活のリニューアルなんですよ。
昔は自分のサイトのことをホームページとか言ってたけど、ホームのリニューアルとホームページのリニューアルを同時進行でやるなんて狂気の沙汰もいいところなんですが、だって、いや、ま、もう何でもいいや。
とにかくしばしのお別れです。みなさんごきげんよう。







Copyright © 2003 yabunira. All rights reserved.