侍も勝ったし、さすがに
FirstUPDATE2023.3.22
@Scribble #Scribble2023 #プロ野球2023年 単ページ 侍ジャパン WBC ノロウイルス 胃腸風邪 胃痛 #フィクション 出来過ぎ 偶然 引き寄せる力 大谷翔平 マイク・トラウト ヌートバー 吉田正尚 村上宗隆 スタイル プライド

昨日は何か疲れて寝ちゃったので更新出来なくて。本当は今日もあんまり体調が良くないんだけど、さすがに2日連続で休むのは、と思い無理矢理更新します。

体調が悪い悪いと言ってますが、どうもアタシが出入りしている某社で集団ノロがあったらしく、アタシはたぶん大丈夫だとは思うんだけど、ここ2、3日胃腸の調子が悪い。一昨日なんか、夜中にあまりにも胃の調子が悪くて目が覚めてしまった。
だいたいこういう時は湯船に浸かれば治まるのですが、この日はそれでもダメで、真夜中に胃腸を活発にしようと散歩までした。
うーん、ノロではないにしろ軽い胃腸風邪だな。

そうは言っても、いくら体調は優れなくてもWBCは見ないわけにはいかない。
野球ネタは月曜日と決めてるのですが、さすがにね、来週の月曜では鮮度が落ちすぎるので今日書いてしまいます。
Twitterにも書いたけど、決勝まで来たらね、誰が活躍したとか誰がダメだったとか、どうでもいいんですよ。とにかく勝つか負けるかだけ。早い話が誰が活躍しようが勝てば何でもいいっつーか。

実際、まさにそういう展開だったんだけど、それにしても大谷だけは。何だあの男は。
というかさ、最後、トラウトに回ってくる?そんな偶然あり得ないし、これもTwitterに書いたんだけど、こんな展開、もし漫画でやったら編集者にボツ食らうレベルですよ。
やっぱフィクションって、如何に<出来過ぎ>とか<偶然ばっかり>と思わせないかが重要なわけで、もちろん人間が考えた話なんで、よーく精査すりゃ<出来過ぎ>だったり<偶然ばっかり>だったりはするんです。
それをどうやって受取手に感じさせないように、悪い言い方をすれば狡猾にやるか。それで完成度が如実に変わってくるからね。

ただね、それでも、もしその漫画家が「この主人公だったら、むしろそうならない方が不自然」と思わせるほど、<設定>ではなくキャラクターエピソードをこれでもか、と思えるほど丹念にやって、主人公にはこれだけ引き寄せる力がある、というのを読者に納得させることが出来ていたなら、大谷対トラウトみたいな展開も許されると思う。
それで言えば、大谷は一次ラウンドと準々決勝、準決勝で<出来過ぎ>だし<偶然が過ぎる>けど「大谷にはそれくらい引き寄せる力がある」と散々知らしめてくれていた。
だから最後、トラウトに打順が回るのも偶然ではなく必然に感じてしまうのです。

ま、今大会は大谷と、ヌートバー、吉田正尚あたりが目立ちまくってたけど、村上、最後の最後に一本出て良かったな。
準決勝もサヨナラを打ったけど、決勝の舞台でホームランを打ったことに価値がある。いやもっと言えばホームランはどうでもいい。
今日の村上って全部ファーストストライクをスイングしてたんですよ。一次ラウンドであれだけスタイルを崩そうとしなかったのに、ま、プライドを投げ売って仕掛けていった。

変な話、自分のスタイルを貫き通して、それで結果が出ないスタイルとかスタイルじゃないんですよ。ただ意固地になってるだけです。
スタイルってのはブレたら結果が出なくなるのがスタイルで、つまりは村上はまだスタイルを築けてなかったんですよ実は。
それがついに、村上は決勝になってプライドもスタイルも捨てた。んでプライドとスタイルを捨てることで今後間違いなく「ブレたら結果が出ない」本当のスタイルを築けるはずです。

ま、そんなことはどうでもいい。
侍ジャパンのみなさん、本当におめでとう!本当はもっともっといろいろ書きたいけど、眠いのでおしまい。
今日みたいに体調の良くない時はとくに、眠たくなったら寝るのがアタシのスタイルだから。プライドではないけど。







Copyright © 2003 yabunira. All rights reserved.