春季キャンプと練習試合で四方山
FirstUPDATE2023.2.20
@Scribble #Scribble2023 #プロ野球2023年 単ページ 阪神タイガース 春季キャンプ 練習試合 森下翔太 大竹耕太郎 木浪聖也 呉昇桓

どうにも、何かのテーマに沿って書くほどのことがないので、完全に四方山として書いてしまおうと。

まずは先週も触れた森下ですが、うーん、上手く言えないけど、良いところが目立ってるというよりは「今のところ悪いところが見当たらない」って感じなんですよね。
昨日の練習試合は珍しくちゃんと見ましたが、ま、昨日はDHの打順の代打から入ったので守備にはつかなかったけど、打撃も走塁も、そしてこれは先週書いた通り立ち振る舞いも、さらに言えばインタビューでの受け答えも含めて何も悪いところがない。
正直、新人でここまで悪いところがない選手を見るのは初めてで、だからこそ逆にどうにも評価しづらい。というか、もしかしたら「練習試合レベルでは通用する、低いレベルでまとまってる選手」って可能性も皆無じゃないしさ。
もちろんそうでないことを祈ってますが、こればっかりはわからんからね。

次は、ああ、これも先週書いたか。とにかく大竹ですが、こちらも本当に、見事なくらい悪いところがない。
新戦力ってのはどうしても「良いところ」と「悪いところ」を探してしまうもので、とくにアタシのような素人は<極端に>良いところと<極端に>悪いところしかわからないから、それはしょうがない。
でも、そんなアタシが見る限り、大竹には<極端に>悪いところがひとつも見つけられない。これは森下も同様なのですが、大竹の場合、上手く行けばシーズン通してローテを守れるんじゃないかとさえ思える。
ま、この辺が素人見立ての限界ですな。ってしかし、素人見立てが無理な新戦力がふたりいるって。

その点、井上はずっとわかりやすい。
たしかに満塁ホームランは見事だったけど、それでも初球のアマアマな球をあっさり見逃して、次の完全な釣り球を空振りってのは、やっぱ、これじゃあシーズンに入ったら難しいんじゃないの?と思ってしまいました。
満塁ホームランという結果は素晴らしいんだけど、こう言っちゃナンだけど、正直相手のチームの、ま、ぶっちゃければサムスンの投手陣のレベルが低すぎた。たぶん二軍以下のはずで、そりゃあ二軍でならガンガン打ってる井上なら打っても当然ですよ。

そしてもうひとり、判断に困るのが木浪です。
計8塁打って結果だけじゃなしに、内容もすごく良く見えるんだよね。ちゃんと左右に打ち分けているのも印象がいい。引っ張り一辺倒だった板山と比べると「結果以上に内容も意識も良い」としか言えないんです。
内容と意識が良い、となると相手のレベルは関係ないわけですが、じゃあ無条件で「今年の木浪の打撃はイケる!」と思ってるかというと、いやそれはまた別の話ってことになってしまうわけで。

で、ここからはさらに四方山。
サムスンの選手として呉昇桓が練習試合を行なった宜野座に来てましたが、いやぁ、呉昇桓は懐かしいね。
というかさ、これはあんまり書きたくないけど、少なくとも呉昇桓だけは最高に印象が良い。あのCSの延長で3イニング投げてくれたことは一生忘れませんよ。あの時は「1イニング目=キレキレ、2イニング目=かなりヘバってきてるな、3イニング目=ヘロヘロ」って感じだったけど、それでもちゃんとゼロに抑えたんだからすごい。
とくにあの「静かな気迫」ですよね。あれは忘れない。
だから呉昇桓が阪神を気にかけてくれるのは本当に嬉しいし、何故か<わらし姉妹>のことまで憶えてるのが可笑しい。そんな印象的だったのか。

そんな感じかな。ま、四方山なんでこんなもんで。







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