大山、いいョいいョ!!
FirstUPDATE2023.2.6
@Scribble #Scribble2023 #プロ野球2023年 単ページ 阪神タイガース 大山悠輔 塩対応 不敵 怖さ

金曜日の「熱血!タイガース党」のインタビューでもインタビュアーの濱中から「大人になった」と言われてた大山ですが、いやこれのがもっとすごいぞ、と。

↑は、昨日アップされた、よみうりテレビがやってる「トラトラタイガース」のYouTube動画ですが、ま、独占ではなく共同インタビューなので「全マスコミ向け」ということになります。
つまり、どこかに忖度した内容ではないし、今までの大山ならもっと「当たり障りのない、かつ、それなりに記事になりそうな」ことを喋ったと思うんですよね。

いやね、大山と言えば好青年かつ真面目というイメージが強すぎるのですが、正直、チームの顔としてやるのであれば、やっぱりちょっといい子ちゃん過ぎたきらいはあった。
もっともっと、何というか、風格というかね、ドッシリ構えたってムードを出した方がより主軸に相応しい。それはわかっていたけど、大山の性格からして難しいかな、とも思っていたんです。

ところが先の動画での大山は違った。
不遜になるギリギリの「塩対応」で、とにかく何も答えていない。言えない、ばかりで、しかも今までは随所に見られた謙虚さが後ろに引っ込んで、オレが阪神の4番だ、オレがこのチームを引っ張るんだ、というのが滲み出ている。
もしかしたら「好青年、真面目」というイメージが強い人にはショックかもしれない。いや別に舐めた態度をとってるわけじゃないし、相変わらず口下手は口下手です。

かつての大山は良く言えば謙虚、悪く言えば自信のなさが浮き彫りになってたけど、やっぱね、主軸になる選手って虚勢だったとしても「不敵な感じ」が欲しかったんですよ。
もしかしたら岡田や平田からの示唆があったのかもしれないけど、先の動画の大山ってちょっと怖いもん。つかこんな怖い大山を初めて見た。

アタシはね、もう今年、一年間、4番は大丈夫だと思った。
って早すぎだけど、この不敵な感じを不振でぜんぜん打てない時も継続して欲しい。仮に見送り三振しても、こんな不敵な怖さでニヤッとされたら、相手からしたらメチャクチャ怖いでしょ。
この手の怖さは、もちろん先々の話だけど、いずれサトテルが手にすると思ってたんですよ。それがまさか、大山がやってくれるとは。

今年の大山ならやれる。前捌きとか調子の波とか、技術的にクリアすべき壁はあるのは間違いないけど、この不敵な怖さがあれば、とにもかくにも一年間「4番ファースト大山」は確定ですよ。