今日は眠いので短めに。ってやっぱ「夜に書いて寝る前にアップ」はキチぃわ。今日も昼に書く時間はあったけど「今書いちゃダメ」みたいな変な自制心が働くし。
とにかく、昨日の続きではないけど、昨年末のもうひとつの大きなテレビ番組と言えばやはり紅白ってことになります。
一昨年の紅白を見た感想を昨年のはじめにエントリしましたが、その時「NHKは紅白が<ショウ番組>だってのがわかってない」と痛烈に批判したんだけど、少なくとも昨年の紅白は前年よりやや小ぶりなNHKホールから中継されたこともあってか、出演者と観客との一体感は改善されており、また「声出し」も緩和されたようで、一昨年の「アタマからケツまでスベりっぱなしに見える」みたいなのはなくなってました。
ただね、序盤は良かったのに、正直後半になるにつれダメになるというか「ダメな年の紅白」になっていくってパターンになってたのがね。
序盤の、出演者が総出でステージにいるってのは本来の紅白(=ショウ番組としての紅白)っぽくてすごく良かったのですよ。んで、ここ数年当たり前にあった寒々とした寸劇がなかったのも良かった。(つかあんな寸劇やるくらいなら、芸人やコメディアンを出して、何ならユーチューバーでもいいから、昔みたいに応援合戦やれよ)
しかし序盤以降はほぼ出演者がステージに上がって後ろで手拍子なんてこともなくなり、途中から特別企画ばかりになったし、あいも変わらずの合戦感のなさも手伝って尻すぼみがエゲツなかった。
ギリギリ、かつての「何だかわからんけどとにかく華やかな昔の紅白」を思い起こさせたのは氷川きよしだけ。マジで氷川きよしがいなければどうなっていたんだろ、と思う。ってこれは去年も、いやその前もさらにその前も、同じことを思ったんだけど。
でも、最低でも今年の紅白は氷川きよし抜きなんですよね。マジでどうするんだよ。
それはともかく、こういうことを書くと怒る人がいるのはわかってるけど、やっぱジャニーズはいるよ。というか今、ショウ番組の振る舞いが出来る貴重な人材がジャニーズばかりっつーか、ジャニーズ以外にいなさすぎる。
つかもういい加減、歌が上手いだの下手だのとか、そういうことではないってわかんないのかね。
ま、紅白がこうなるのもわかるわ。だって視聴者がこの程度ではね。そりゃあNHKも本気の出しどころがわからなくなるだけだわ、と思ってみたり。