岡田阪神に期待すること2023
FirstUPDATE2023.1.2
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いやぁ、本当は先に未更新分の文章を消化していこうと思ってたのですが、よくよく考えたら今日は月曜なので野球ネタを。

ってもね、只今1月2日、21時はよんじゅうン分なのですが、さっきまで新年会じゃないけど、ちょっと飲んじゃったんですよね。
ま、そうはいってもたかがビール2本なんで、酔って書けないってほどではない。なるべく「夜に書いてすぐにアップ」っていう<やり方>は崩したくないし、せっかく年が明けて野球関係のことも書いておきたいので無理矢理書いていきます。
あ、酔ってるので文章がメチャクチャな可能性があると思うけどご勘弁をば。

さて、もう岡田彰布の監督就任が発表されてだいぶ日が経つし、秋季キャンプを経てね、以降もテレビやYouTube、あとスポーツ新聞紙上での対談なんかで岡田がかなり積極的に発信しているので、何か「ああ、そういや今年からだったな」くらいのイメージになってしまいました。

正直、岡田は前政権時とかなり変わった印象かある。というのもね、前政権時は良くも悪くも、かなり意識して「監督然としようとしていた」って感じで、別にふんぞり返ってたわけじゃないけど、もっと「舐められまい」みたいなムードを醸し出していたと思うんですよ。
だから選手が監督をイジる、なんてちょっと考えられなかったし、唯一平田ヘッドのみが本当にちょっとだけとはいえ岡田をイジっていたに過ぎない。

それが今回はイジられることをあんまり気にしてないというか、これは去年も書いたけど、本当に嫌なら監督インタビューであれほどしつこく「おーん」とか書かれるのも、岡田の性格からして怒ると思うのですよ。
ところが今回はそういうのがない。
むしろ積極的にボケていってるというか、別に面白監督でもなんでもええやん、チームがアレしたらそれでええやん、みたいになってる。

もともと岡田は<笑い>が好きで、本人もかなり面白いキャラクターだった。
それはいまだにネタにされる「どんでん」のCMもだし、一番「ああ、岡田らしいな」と思ったのが西武との日本シリーズの時です。
デッドボールを食らった岡田、相当大袈裟に倒れ込み、トレーナーも心配するほど痛がりながら一塁に歩いて行ったのですが、次打者の初球にいきなり盗塁ですよ。
これね、野球センスというよりは<笑い>のセンスの問題で、つまり死球を受けてどれだけ痛がる素振りが見せられるか、つまりそれは<フリ>なんです。<フリ>が効いてれば効いてるほど相手は虚を突かれやすくなる。だからまんまと盗塁を成功させられたと。

でも現役時代、阪神での第一次政権、オリックス監督時代と、面白要素を可能な限り押し殺しているような感じだった。
アタシは「もったいないなぁ」と思ってたんだけど、ま、それでも中日で盗難事件があった時には推理を記者団に披露するなど「ごく希に」面白要素を発揮することはありましたが、本当に希だった。

それが今回、おそらくは「あまりにもチームが若い」「自身と選手の年齢が離れ過ぎている」ということもあるのでしょうが、「厳しくやるためには普段からオモロいおっちゃんキャラの方が得策」と踏んだんだと思う。
そうは言っても<笑い>のセンスが皆無な人がいくら面白キャラを演じてもサムいだけなんだけど、幸いにも岡田は天性の<笑い>のセンスがあった。だからこれだけ話題になったんだと思うわけで。

いやさ、エントリタイトルを「岡田阪神に期待すること」ってしたけど、正確には「岡田彰布に期待すること」でして、岡田に期待するのはただひとつです。それは

今年のM-1グランプリで審査員をやって欲しい

もうそれだけ。
冗談抜きで岡田ってわりと本質を突いた批評が出来ると思うんですよ。
もちろん漫才なんて門外漢もいいところだけど、他のプロの審査員が唸るようなことが言えると思うんだけどなぁ。
でもね、そんなん、チームが下位に沈んだらM-1に限らず番組に呼んでもらえない。つまりは「M-1で審査員をやる=アレ成就」って話だから。

いやもうアレが成就するのは過程。最終目標はM-1の審査員ですよ。ま、ABCも虎バン主義なんて言ってんだから、それはわかってますよね?







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