カユみの元には届かない
FirstUPDATE2022.12.7
@Scribble #Scribble2022 #からだ #生活 単ページ 背中のカユみ 孫の手 間寛平 カイーの

もう、世の中には、そんなことはあり得ないのに「それ、わざとやってるの?」なんて思ってしまうことがいろいろあるわけでして。

アタシで言えば「背中がカユい」ってヤツです。
これね、たしか5年ほど前からなんだけど、マジで絶妙な位置がカユくなる。何というか、ギリ中のギリ、手が届かない場所がカユいっていう。
まァね、アタシは人並み外れて身体が硬いからね。もしかしたら十人並みの柔軟性があれば届く範囲かもしれないけど、そんなことを言っても始まらない。カユい場所なんて超個人的なことなんだから。

こんなことを言うと「風呂に入れw」とか「布団に虫かなんかいるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、それはない、と断言出来る。
風呂はね、背中がカユくなりやすいって自分でわかってるからかなり入念に洗う習慣がついてるし、布団だって何度かは買い替えてる。というかビジネスホテルに泊まったとしても結局似たような場所がカユくなるわけで。
あー、それ、乾燥肌だわ、と言われたら、そこまで否定出来ないんだけど、問題なのは季節は関係ないんですよ。夏の汗ダラダラの時期だって、やっぱりカユくなるんです。

そんなだから、とにかく孫の手はかかせない。
えと、何年前だったか、に「孫の手を探し回る旅」について書きましたが、ちょい重複覚悟で書いてみます。
とにかく昔ながらの竹で出来たヤツは<ヤワ>過ぎてぜんぜんダメ。となるとステンレス製のか流行りのシリコン製ってことになるけど、シリコン製もやっぱり<ヤワ>なんで、結局はステンレス製一択になる。
しかしステンレス製なら何でもいいかというとさにあらず、絶妙な<鋭角度>とでもいうのか、が必要なんです。
トガりすぎは引っ掻き傷をつけてしまうし、丸まりすぎたのは竹製やシリコン製と変わらない。でもなかなか、そんな<絶妙>なのは売ってない。
お、これ、バッチリじゃん!と思って購入してみても、この手のステンレス製はやたら壊れやすく、ハズれをひくと3日と保たない、という。

というかさ、そりゃ人間だから特定の箇所がカユくなるのはしょうがないと思うよ。でも何で、よりによって背中なんだ。しかも何で絶妙に届かない箇所なんだ、と。
これならまだ、チ○コがカユい方がマシですよ。
チ○コだったら、たしかに街中でははばかられるけど、トイレの個室に入れば遠慮なくバリボリ掻ける。
背中の場合、別に街中で掻いてても問題ないけど、肝心の掻く方法がない。

「かい~の」って間寛平のギャグがあるけど、冗談抜きに、壁に擦りつけるくらいしかやりようがないんです。
というか古今東西様々なギャグがあるけど、アタシにとってあんな共感出来るギャグはない。今さら笑うことはないけど、見るたびに「そうそう!わかるわかる!!」と共鳴してしまうわけで。







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