いやぁ、ずいぶんのご無沙汰でした。玉置宏indbです。←17年前のネタの使い回し
ま、Twitterにもちょろっと書いたのですが、コロナに罹患したかと思いきや、ただの夏風邪だったってオチなのですが、夏風邪だろうと結局熱が出てしんどいのは同じでして。
そういやイギリスに滞在してる時に風邪をひいたことがあって、薬局で熱冷まし剤を買おうと思ったらパッケージに「FEVER」って書いてあるのね。
もちろんFEVER=熱病なんだからその通りなんだけども、サタデーナイトフィーバー以来日本ではフィーバー=馬鹿みたいに浮かれて盛り上がるって意味になってるからね。
つまり熱で苦しんでる時にコレを飲めばガンガンアゲアゲになるよ、というふうに見えるのが可笑しくて。
それはさておき、今回体調を崩してね、もう本当、つくづく思った。やっぱ、病は気から、だなと。
何度もしつこいけど、これは気持ちさえしっかりしていれば医者なんかいらない、という意味ではない。そうじゃなくて、自分自身にどれだけ治したいという気持ちがあるか、まずはそこからだって話なのですが。
さて、話は変わるようですが、2、3ヶ月前くらいによく悪夢を見ていました。
もうマジで夜寝るのが嫌になってね、ああ、また悪夢で極限の不快になるのかよ、と。
で、あんまり悪夢が続いて、寝覚めが悪い日が何日も続いてね、ついに一線を超えた。それまで悪夢に怯えた状態だったのが、悪夢にたいして心底腹が立ってきたんです。
つまり、悪夢とやらにブチ切れた。
おい、誰だが知らんけど、お前今日も悪夢を見せる気だろ?
おお、やるんならやれや。でもな、その悪夢でアタシの気持ちが弱って死んだら、それってつまりお前も死ぬんやで
つまりどうやったってお前の勝ちはない。それでもよければやれや
こっちは勝ちしかない。お前は負けしかないのに、まだやるの?
こう怒りをブツけることで、翌日からピタッと悪夢が収まったのです。
病気だってそうなんですよ。
別に死ぬのは構わないけど、お前なんかに絶対負けるか。どんな手を使ってでもお前を潰してやるわ、と思えば、それはそれで面白いゲームだなと。
要するに自分は主役なんですよ。主役なんだから、どんな手を使ってでも勝つ、という気持ちが一番大事なのは当たり前です。
で、自分ひとりではなかなか勝てそうにない。そんな時に登場するのが医者というか医療です。
医者や薬に病気と戦ってもらうんじゃない。医者や薬はあくまでこちら側の戦闘力の補強です。
戦うのは常に自分。自分が病気に流されて、負けてもいいや、とか、病気の方が言い訳が出来てラク、とか思い始めたら、それで終わる。
たぶんこれから、もっともっと厄介な病気が出てくるんだろうけど、この気持ちだけは絶対に失わないようにしよう。
なーに、これも悪夢と一緒。相打ちの可能性はあるけど病気側の勝利なんてないんだから、と思うだけでヤル気も出てくるよ。