昭和百年、すぱいだーす六十四年
FirstUPDATE2022.7.16
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エントリタイトルに意味はないっつーか「明治百年、すぱいだーす七年」のモジリでしかないんだけど、何か、2025年に「昭和百年」を迎えるようで。

しっかし、2025年っつーと後3年なわけですよ。後たった3年でアタシが好きな昭和初期の時代から100年も経つって、すごいような、すごくないような。
あ、もう、ちなみに、としか言いようがないんだけど、明治百年の年はアタシの生誕の年でもあります。つまりアタシは明治元年からちょうど100年後に生まれた計算になる。
何が言いたいのかというと、アタシが生まれた頃に物心がついていた人が「明治百年って言われてもなぁ。生まれてもないし、ぜんぜん想像もつかないよ」なんてことがね、今度は明治ではなく昭和になるって話で。

そうはいっても一緒にするわけにはいきません。
何しろ明治初期の文化は文献という形以外ではほとんどない。極々少数の写真が残っているくらいです。
それに比べると昭和元年、ではさすがに限られるけど(一週間しかないし)昭和ヒト桁くらいまで広げるならば写真はもちろん映像も音楽も相当数残っています。
そういうものが残っていれば、当時の文化に触れることが可能なわけですよ。

またいずれ本サイトに書く予定ですが(かなり先になると思うけど)、最近また昭和初期のグラフィックデザインを咀嚼し直そうとしています。
これが本当にすごいのよ。いやもう、何度も何度も見返して、わかりすぎるくらいわかってるつもりだったけど、ぜんぜんわかってなかった。それくらい、本当に、レベルが高い。
それから100年経ってね、どれほどグラフィックデザインが進化したか、となると、どうにも牛歩レベルだなぁ、と思ってしまうというか。

それはともかく、明治百年の時みたいに、何らかの式典みたいなのをやるのかね。
ま、正直式典云々はどうでもいいんだけど、明治百年の時はそういうことにかこつけた盛り上がりがあったんですよ。
エントリタイトルにもしたようにスパイダースのアルバムの題名にもなってるし、明治百年と合わせるように「昭和元禄」なんて言葉も流行した。
何というか、別に明治百年だろうがなんだろうがいいんだけど、上手く商売に結びつけてやれ、みたいな「商魂のたくましさ」が素晴らしい。

では令和の今、関係ねーじゃん、と言われようが、それでも「昭和百年を全面に押し出して盛り上がろうぜ」みたいに出来るのかねぇ。
前も書いたように、日本全国酒飲み音頭の如く、関係ないっちゃないけど、盛り上がるんだからそれでヨシ!というのは本当に日本人らしいところで、そういう「いい意味でいい加減」な日本人気質を馬鹿にし出したら終わりですよ。

再びそれもともかく、少なくともウチのサイトは<昭和>にこだわってきたのは事実だから、2025年に何かやるかね。
オフ会?まさかまさか。でも、もう今さらインターネット上で何かやってもね。つか結局インパクの何番煎じにしかならないんだからさ。







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