(前回のあらすじ)サイフをケツポケットに入れていた藪似。しかしケツの痛みに耐え切れなくなったことで<サイフレス>化を実行しようとするが、どうしても免許証を持ち運ぶ術がないことに気づき・・・。
カードを持ち運ぶ際、邪魔にならず、またクチャクチャにもならない、しかも常に持ち歩いているアイテムと一緒に、と考えたら、スマホと一体にしてしまうって方法があります。
しかしね、これはこれで問題が多いのです。
例えばダイソーなんかにカードが一枚二枚入る程度の、スマホに粘着シートで引っ付ける類いのスマホカードケースが売ってます。
一時期アタシもアレを使ってたんだけど、とにかくカードが取り出しづらいし、何より粘着シートが強力すぎて簡単に剥がせない。アタシも取るのにえらい苦労しました。
あと上半分は剥き出しになってるってのも免許証を入れておくにはふさわしくない。電車でスマホを弄ってると向こうの座席の人に氏名を晒してることになるし。
何かないかなぁ、と散々検索してね、お、これはもしかして良いんじゃないかと思ったのがコイツです。
まず気に入ったのは<ベロ>、ランドセルで言うところの<カブセ>があることです。
これによって何を入れてるのかわからない。そりゃあ端っこは見えてるけど、いったい何のカードなのかもわからないレベルです。
んで、これの何よりすごいところはここです。
そう、取り外し可能なんですよ。
最近iPhoneのマグセーフ用に似たようなのがあるけど、あれはマグネットだし、どうもマグネット自体が弱いらしく、簡単に外れてしまうらしい。
簡単に<外れる>のと簡単に<外せる>ではぜんぜん意味が違う。つまり「簡単に<外れ>ちゃ困るけど簡単に<外せ>るに越したことはない」というか。
これはクイッと90度横に捻ればいとも簡単に外せる。で、捻らなければ、つまり意図しないタイミングで勝手に外れる心配がない。
購入する前は「結構ガタ付きがあるかも」と思っていたのですが、ガタ付きもなく、ロック装置が上手い具合に出来ていて勝手に回るようなこともありません。
つまり意図しない限り、ごく普通の、まるで粘着シートで貼り付けられているカードケースっぽいのに、実は簡単に取り外しが出来る、という。
本体自体は伸びる素材なので4~5枚くらいのカードなら入る。あんまり入れすぎるとカッコ悪いけど、それでも一時的に名刺を入れておくにはピッタリです。
何より取り外しが可能なのでカードケースが邪魔でSuicaが反応しない、なんてことがない。万が一反応が悪いとか、あとSuicaに現金チャージしたい時なんかは取り外せばいいんだから。
さらにSuicaとは別のICカードを入れておくことも出来る。その時は取り外した方を、つまりカードケースをリーダーにかざせばいいからね。
これだけ良いんだから、もう一個買おうか検討中です。
上手く改造してやれば車載マウントとか、あと簡易ジンバル、は言い過ぎか、でも動画撮影の時のグリップに出来そうだし。
まァね、理想を言えばスマホ側のマウンターがマグネットに反応する金属だったら良かったの、とは思うけど。だったら車載マウントももっと簡単だったんだけどな。
でもそれは欲張りすぎか。ま、自作って方法も・・・とか、ほら、また沼に入りかけてる!