まァ、一応こっちでも
FirstUPDATE2022.3.28
@Scribble #Scribble2022 #追悼 #猫 単ページ 一里離れりゃ旅の空 ペットロス

昨日、更新停止したはずのnoteに一文を書きまして、ってもnoteを復活させようって話じゃなくてね、特別に一回こっきり、それだけの理由があったからなのですが、とにかく我が愛猫の<ぽんぽこ>が永眠したという話でして。

ぽんぽこが永眠したのは3月23日なので、今日で5日経ったってことになる。
だから、さすがにね、だいぶ落ち着いてはきています。というか永眠してからはずっと落ち着いてはいる。
本当に精神的にヤバかったのは動物病院の先生から「覚悟しておいてください」と聞いた18日で、それから永眠するまでの間は、もう辛くて辛くてどうしようもなかった。だからYabuniraの更新も出来なかったんです。

正直ね、「ぽんぽこがその時を待ってる状態」と「実際に召されてから」のどっちが辛いか、この時点では想像がつかなかった。
でも、ぽんぽこがその時を待つ間、アタシも新しいスタートを切る準備をしないわけにはいかなかった。
ま、はっきり言えば、俗に言う「ペットロス」をものすごく恐れていた。ま、アタシはぽんぽこをペットだと思っていないんだけど、それはとりあえずはいい。
とにかく、ぽんぽこのいない生活に違和感がなくなるまでの期間に精神に異常をきたすことが怖かったのです。

だから、苦しむぽんぽこを横目に「そうならないための準備」を粛々と進めた。
これは母親が言ってたことですが「親に死なれるのは辛い。でも一緒に住んでない限りはわりと割り切れる。本当に辛いのは一緒に住んでる家族や動物が死ぬこと」ってのを思い出した。
これは簡単に想像出来た。家に帰って、いて当たり前だったぽんぽこはもういない。この辛さに耐えられるのか。
そこでアタシは、たぶん一番辛いであろう「永眠してから一週間、とにかく、場所はどこでもいいから旅に出よう」と思ったのです。
ただし、当たり前だけど、ぽんぽこがいつ永眠するかはわからない。だから新幹線や飛行機の事前予約は無理だし、そもそも現地にすぐに着く必要はない。出来るだけ長い旅にしたいし、だったら移動に時間がかかる方が都合がいい。

そこでふと「青春18きっぷ」ってのが浮かんだ。
名称で勘違いしている人がいるかもしれないけど、別に未成年しか使えないってことはない。オッサンのアタシでも余裕で使えます。
これ、5枚綴りで、一回分につきJRがまる一日乗り放題になるってシステムでして、ただし特急や新幹線は乗れない(特別料金がかからない新快速なんかは乗れる)。つまり「時間は果てしなくかかるけど、その日中に到着出来る場所なら恐ろしく安く行ける」わけです。
今まではむしろ、こんなことは出来なかった。ぽんぽこがいる以上、どこに行くにしろ極力日程を短縮する必要があった。
これは逆に「ぽんぽこがいないからこそ出来ることじゃないか?」と思い、実に25年ぶりに青春18きっぷの旅を敢行したんです。

てなわけで、現在は旅の空です。具体的にどこに行ったかはまた今度書きますんで、よろしこ。







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