やぶにらの2022年プロ野球セ・リーグ順位予想!
FirstUPDATE2022.3.25
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初めてプロ野球順位予想をやったのが2014年のことでして、何故か2015年はやってないのですが、2016年から続いて計8回目の、この時期恒例のプロ野球順位予想です。あ、ここ数年の通例通りセ・リーグだけですが。

ちなみに去年の順位予想を上げておきますっつーか反省と振り返りを込めて、ね。

1位 巨人
2位 阪神
3位 広島
4位 中日
5位 ヤクルト
6位 DeNA

ま、外れまくってますな。つかこんなもんですよ。
結局、もう毎年そうなんだけど、ヤクルトをどこに入れるかがセ・リーグの順位予想のカギでして、ヤクルトって本当によくわからないのですよ。
何でこの戦力でダントツ最下位なんだ?って年も、逆にこれでよく優勝出来たな、という年もあって、戦力でヤクルトの順位を予想すると外れる。
たしかに打線は村上と山田の二枚看板は強力ですし、投手も奥川と高橋奎二がモノになってはきている。そこだけとれば、文句なしに優勝出来る戦力とまでは行かなくてもAクラスは確定のように思えます。
しかしそういう観点から考えちゃいけない。そうじゃなくて「ヤクルトが優勝した次の年の順位」を参考にした方がはるかに的中すると思う。

・1979年 6位
・1993年 優勝
・1994年 4位
・1996年 4位
・1998年 4位
・2002年 2位
・2016年 5位

こうして見ると、連覇した1992年、1993年以外では1回しかAクラスに入ってない。というか圧倒的にBクラスに沈む確率が高いのです。
こうなると、ヤクルトを安易にAクラスには置けない。もちろん優勝候補にするのも躊躇われる。
まず、もうどう考えてもAクラスがキツいチームから考えていきます。
個人的にかなりキツいと思うのが中日と広島です。
ただ、もう「何となく」としか言いようがないんだけど、今年は中日が4位になる気がする。っても何か大幅な上積みがある感じはしないんだけど、もう、ホント、何となく。
たぶん戦力的に一番キツいのが広島で、たしかに面白い若手は出てきたけど、どうもリーグを代表するレベルまで飛躍出来そうな選手がいない。以前大絶賛した小園も、打撃は期待通り伸びてきたけど守備があれでは、ね。
わからないのがDeNAです。
オープン戦は良かったけど、ここは典型的な勝ちきれないチームなので、しかも前監督が策を尽くしまくって3位とかだったから、どうしても上位に上げづらいのです。

さらにわからないのが巨人でして、去年の終盤なんて巨人の悪いところが全部出てたもん。菅野は復活の可能性が高いとは思うけど、間違いなく復活、とまで言える自信がないし、何よりコワいのが坂本の劣化です。
つかここ10年以上、巨人の最大のストロングポイントって「本来守備重視させなきゃいけないポジションに球界を代表する打者がいる」ことだったんですよ。
阿部慎之助と坂本の両方がいた時はまさにそうで、今でも「坂本ほどの打者がショートを守れる」というのは他球団からすればもっとも羨ましいところ且つもっとも厄介な箇所だったはずです。
坂本がショートがしんどいと判断された時、もしくは打者として落ちてきた時、一気に巨人のストロングポイントがなくなるわけで、いよいよ今年くらいがターニングポイントになる気がする。

で、阪神です。
実は阪神のマイナスって「スアレスが抜けた」だけなんですよ。
チームとしてまだ若く、全員が上げ潮盛りって考えたら一気にBクラスに落ちるのは考えづらい。
つまりはこういうことです。

・戦力的にBクラスがあり得る 巨人、広島、中日、DeNA
・戦力的にはAクラス余裕だけど「過去の実績」的にBクラス濃厚 ヤクルト
・戦力的にも過去の実績的にもAクラス濃厚 阪神

こんなふうになってしまいます。
だからと言って「1強5弱」とは間違っても思っていない。しかもこれは単純にAクラスとBクラスを仕分けしようってだけの話でしかない。
これらのことを踏まえて、AクラスとBクラスに分けるとするなら、アタシならこうする。

・Aクラス 阪神、巨人、DeNA
・Bクラス ヤクルト、中日、広島

で、ここからが細かい順位付けです。
アタシはね、キーになるのは「阪神矢野監督退任」だと思う。
何しろここまで早い退任発表は初めてのことなので予想はしづらいし、実際解説者の順位予想で阪神を下位に置いている人の根拠となってるのは「矢野監督退任」です。
アタシはね、どちらにせよ阪神は最終盤にブーストがかかると思う。
このブースト、どちらの意味にも取れる。つまり「ブーストがかかって終盤勝ちまくる」ってのと「<負>のブーストがかかって終盤負けまくる」っての。
正直どちらの目が出るかはわからないけど、終盤を無難に5割でってのはない気がするんです。
つまりはこういうことです。主語はすべて阪神ですが、終盤までの順位でブーストの意味合いが変わる。

・首位の場合は<負>のブーストがかかって2位、下手したら3位
・2位をキープ出来ていればブーストがかかって優勝
・3位の時は<負>のブーストで4位
・4位ならブーストがかかってAクラス
・5位なら<負>のブーストで最下位
・最下位ならブーストで5位

整理するなら「終盤に奇数の順位なら<負>のブーストがかかって順位を下げる」「終盤に偶数の順位ならブーストがかかって順位を上げる」って感じです。
要するに、阪神も非常に予想しづらいんですよ。ヤクルト、巨人、DeNAも予想しづらいけど、一番予測不能なのが阪神です。
それでも、グダグダ言ってても始まらないので、無理矢理順位付けをする。

1位 巨人
2位 阪神
3位 DeNA
4位 中日
5位 ヤクルト
6位 広島

うん、予想しといてアレだけど、あり得ないね。つか極端に言えばどこも優勝出来そうな感じが微塵もない。優勝とした巨人もない。
だからこれは終盤までの順位予想ってことにしておく。この順位で行けばもしかしたら最終盤に阪神が巨人をマクれる可能性があると思うから。

って、それが一番ないんだけどね。それこそ「過去の実績」として優勝阪神、2位巨人はただの一度もないんだからさ。







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