2年ほど前にジャムンチョとナッチョコという懐かしアイスについて書いてね、んでちょっとマンデラエフェクトについても書いたんですが。
まァ、その時も書いたんだけど、企業の発表を無条件に信じるのは非常に危険で、実際にはそんな厳密に資料を管理している企業は少ない。
正直、ファンタのゴールデンアップル味が本当に存在したのか、もう口伝だけではどうしょうもなく、しかし先ほど書いたように企業の発表こそが正しいとも言い切れない。
ヘンペルのカラスじゃないけど、「なかった」という証明はほぼ無理だけど「実はあった」という証明を探すのはまだ可能性がある。
具体的には、エントリタイトル通り、発売していた当時と思われる時代のスーパーのチラシを虱潰しにあたるのです。
スーパーのチラシってのは、いわばもっとも蒐集が難しく、1970年代より前のものになると、極端な話、一枚だけでも入手するのが困難です。実際、ネットにもあまり画像が上がっていない。
だから現実的ではないと言われそうだけど、今回検索した限りサミット(関東圏にあるスーパー)のように歴代(1960年代前半から)のチラシを保存してある企業もあるようです。
だからね、ま、さすがに個人では無理だけど、本気で調査すればジャムンチョとかファンタゴールデンアップル味のような食品にかんしては何かわかるかもしれない。
企業がどう言おうが、もしスーパーのチラシにそのものズバリの商品が記載されていたら(ましてや画像入りだったら)、その商品は「実はあった」という証拠になりますからね。
というかスーパーのチラシってもっと「古いモノ好き」の間で注目されてもいいと思う。
あれだけ時代の缶詰感があるモノはないよ。当時のスーパーは衣料品も扱うのが普通だったから、当時のファッションから物価、具体的な値段、んでどれが売れ筋だったかまで全部わかる。もちろんチラシっていう印刷物だから庶民的に特化させたデザインもわかります。
で、結果的に「本当に懐かしいと思えるモノ」があぶり出されると思うし、歴史の闇に消え去った、完全に忘れ去られた商品も見つかるかもしれない。
そういや人形町に住んでた時に、歩いてすぐのところにチラシ図書館ってあったな。どれくらい資料があるかわからないけど、今度東京に行った時に寄ってみるかな。
って何でアタシ自身が調べる流れになってんだ!?