Twitterにおいて「猫と女性アニメキャラをアイコンにしている奴はヤバい確率が高い」と言いますが、ま、ちゃんと考えてみると、結構ね、難しいんですよ。
まず最初に、Twitterアイコンのタイプを仕分けしておきます。
① 自分の顔
② 自分以外(芸能人など)の顔
③ 二次元(漫画、アニメ、イラスト他)の顔
④ 動物の顔
⑤ 風景、何らかの製品の写真
⑥ マーク、ロゴ
⑦ デフォルトアイコン(たまご型のアレ)
もちろん「自分の子供の顔」、あと「自分自身の大昔(赤ちゃんだったり学生時代だったり)の顔」といった例外はありますが、ま、大別するとこうなると思う。
このうち、最初に書いたように「猫と女性アニメキャラ」、上記の大別で言えば③と④は危険な奴と思われる可能性があるので、避けた方が無難かもしれない。ただ「じゃあ犬ならいいのか」とか「男性キャラなら問題がない?」とか「猫と女性アニメキャラ(メスだけど)を兼ねる「ひみつのアッコちゃん」のシッポナが一番危険ってことになるな」とかね、言い出しゃキリがないわけですが、とりあえず③と④は除外することにする。
①にかんしては選択肢にさえ入らない人が多いだろうし、ある種の有名人でない限り、つまりメリットデメリットを天秤にかけたら、なかなか自分の顔を自分の文字通りアイコンにしようって人はいないでしょう。ま、皆無ではないけどね。
②は限りなく③に近い。この場合、自分の好きな、且つメディアを通して知り得た人、となるはずで、そういう意味でも③とほとんど変わらない。
ヤバいと思われる確率は③よりは下がるかもしれないけど、ま、③の若干下ってところで。
⑤は、そもそもTwitterのアイコンなんて小さいんだから何なのかよくわからない。たぶん拡大して見てもらう気もないだろうし、とりあえずって感覚が強いように思う。
⑥はさらにふたつに分けられる。ひとつは既存のロゴやマーク、もうひとつはオリジナルです。
既存のものは著作権というか、例えば企業のロゴなんかを安易に使うのはオススメ出来ない。じゃあオリジナルロゴの人が安全かというと、今度は「自己顕示欲の強い人」と思われる可能性があります。
⑦は下手したら一番危険で、捨て垢と思われる。どれだけ御大層で立派な正論を吐いたとしても捨て垢と思われた瞬間相手にされなくなります。
ま、ここまでかなりネガティブに書いてきたけど、マジでね、こうやってネガティブっつーか他人からどう見られるかだけを考えたらアイコンなんか「どれも、そこそこヤバい」ってなるのです。
アタシなんかで言えば⑥のオリジナルに該当するんだけど、これにたどり着くまで本当にいろいろ悩んだ。つか正解がなさすぎて、どれを選んでも「何かこだわりが強そうな奴に思われるんじゃないか」と決めきれないでいたのです。
では過去にどんなアイコンにしていたかというと
・「妖怪探偵ちまちま」って古いパソコンゲームのキャラ
・「デゼニランド」って古いパソコンゲームのオッサン
・桜井センリ(クレージーキャッツ)
・ウメ星デンカの王さま
パッと思い出せるのはこれくらいですが、桜井センリが③に、他が②に該当します。
ま、アイコンをどんどん変更するっていうね、そうやって自分なりに遊ぶ人はいるし、名前もコロコロ変える人がいる。つかかくなるアタシも名前は遊んでる。元の名前がわからなくなるようにはしませんが、微妙に変えて遊んでいます。
2022年3月現在で言えば「藪似(にんじん食べるよ~!)@やぶにら」ですが、<にんじん食べるよ~!>の箇所が遊びです。って「おかあさんといっしょ」を知らなきゃ何のことかわかんないだろうけど、遊びだから別にいい。
ただ、名前ほどアイコンは遊べない。Twitterって名前なんて「よく見たら」レベルでしか認識しないもんなんですよ。でもアイコンはパッと目に入るから「遊び過ぎると誰の意見かわからなくなる」んです。
そうなると出来るだけアイコンは固定した方がいい。いいんだけど、ひと言で言えば「無難がない」んです。だから迷うわけで。