えと、昨日の続きじゃないんですけど、アタシはね、すべての団体スポーツにおいて「野球寄り」か「サッカー寄り」かがあると思ってるわけで。
↓クリケット
↓野球
↓カーリング
↓アメリカンフットボール
バレーボール(野球寄りとサッカー寄りの壁)
↑ラグビー
↑ホッケー(フィールド・アイスホッケー)
↑ハンドボール
↑サッカー
↑バスケット
これ、いわばプレイ中に<間>がどれだけ出来るか、その<間>がどれだけ長いかでして、言い換えれば試合時間の長さと言えるのかもしれない。
例えばクリケットなんか恐ろしく長くて、正式なルールならば一試合の試合時間は7時間ほどと言われていますし、この中でもっとも短いバスケットならば一試合の試合時間はインターバル含めて1時間ちょいです。
<野球寄り>はすべて時間制限なし、<サッカー寄り>は予め試合時間が決められている、という違いはあるのですが、ま、若干変則なところもあって、アメフトの場合、時間制限はありながら非常に<間>の長いルールで、そこがラグビーとの最大の違いでしょう。
ちょうどその中間なのがバレーボールでして、時間制限はないしインターバルはあるとは言え<間>があるとは言い難く、ラリーが1分以上続くことは非常に稀とは言え、すぐに次のプレイに入るので、サーブ権がある方が得点を得られるという旧来のルールでない限り、イメージとしても非常にスピーディーです。
今回はあくまで団体スポーツだけに絞ったので先の表(?)にはありませんが、個人スポーツで言えばゴルフやゲートボール(マレットゴルフ)なんかはあきらかに<野球寄り>ですし、テニスはバレーボールとアメフトの間くらいですかね。
で、ですね、何が言いたいのかと言うと、フィールドホッケーとアイスホッケーはもうちょっとメジャーになってもいいんじゃないかと。
<野球寄り>と<サッカー寄り>の間にある競技は日本でも高い人気になる可能性がある競技と思うのですが、ま、アメフトはいろいろ難しい。というかたぶんアメフトとラグビーの両方が高い人気の国なんてないと思うし、日本人的にはラグビーのが合ってそうです。
バレーボールはメチャクチャ人気ではないけど、中高の部活動やママさんバレー、また会社のレクレーションとしても安定した人気はある。
となると、残るのはフィールドホッケーとアイスホッケーしかないんです。
いやそれでもアイスホッケーはまだ注目される機会はある。だいぶ前にキムタク主演のドラマとかもあったし。「氷上の格闘技」なんて惹句だって一定以上の年齢の人は憶えてると思う。
でもフィールドホッケーはほとんど注目されることがない。
「青春とはなんだ!」から「われら青春!」までの、いわゆる「日本テレビ学園青春モノ」は必ずひとつの部活にスポットを当てていましたが、基本的にはサッカーとラグビーのローテーションで(一回だけバスケットがあったけど)、<青春>というものに必要な泥臭さもあるのに、何故かホッケーは無視されてきた。
いや実際、野球漫画、サッカー漫画はもちろん、ラグビーもバスケも漫画の題材になってるのにフィールドホッケーはなってないでしょ。なってるかもしれないけどアタシは知らない。
道具にカネがかかる?んなもんゴルフやアメフトに比べたらぜんぜんだし、アイスホッケーのように場所が限られるってこともない。サッカー場でも十分代替出来る。
さらにフェアプレイ精神が重んじられており、大怪我に繋がりやすい選手同士の接触もほとんどなく、ラグビーなどに比べると非常に安全です。
また戦略性もあるので、これも日本人に受け入れられやすいと思う。
唯一の欠点は「常に前屈みなので、見てるだけで腰が痛くなってくる」ってことかなぁ。ま、それはアタシだけかもしれないけど。