芸能人=一種の公人なんだから実名で書いてもいいと思うんだけど、一応はネガティブな話なんでね。誰のことかはわかる書き方はするつもりですが。
さて、アタシは2013年度下半期の朝ドラを見始めて、しかし途中で視聴を止めている。
視聴を止めた理由は当時のTwitterに書いたことがあります。
このままごちそうさんが典型的な少女漫画的展開で運ぶなら、正直最後まで見る自信がない。
恋愛→イビリときたら、たぶん次は、アレがくるよね。んでアレがくる。
なんか、やっぱ、男だからかもしれんが、どう頑張ってもそういうのには興味が持てないわ。(2013年11月04日付Tweet)
しかしこの理由は真実ではありません。もちろんまったくのデタラメではないけど一番の理由ではない。
アタシがこの朝ドラを見るのを止めた本当の理由は「ヒロインを演じたAがあまりにも不幸オーラを撒き散らしていたから」ってことに尽きます。
Aはのちに、この朝ドラで相手役をつとめた「でっくん」と結婚するに至りますが、長年にわたり「でっくん」が女優のKと不倫関係にあったとして離婚している。
これ、当時は一大センセーショナルになり、ニュースサイトのコメント欄はAを援護する声が溢れました。
「Aちゃん(←かならず<ちゃん>付けだった)は子供を育てながら頑張ってるのに、でっくん最低!Aちゃんかわいそう!!」
こんなコメントだらけだったことを憶えています。
アタシはAが悪いとも、もちろん「でっくん」が間違ってないとも思わなかった。
アタシが思ったのはただひとつ。当時はこんなこと言ったら袋叩きに合いそうだから黙ってたけど
「そりゃあなぁ、あれだけ不幸オーラを身に纏ったAが、そう易々と十人並みの幸福を手に入れられるわけがないわな」
これだけです。
Aの家庭環境が複雑なのは有名ですが、そのせいか、もう、持って生まれたとしか言いようがない不幸オーラが張り付いてるように見えた。
この不幸オーラってのは強烈で、本人の人格とか性格が如何に素晴らしいものでも関係ない。自らはもちろん、周りも不幸に引き摺られてしまう。
極端に言えば「でっくん」もAと結婚さえしなければここまでスキャンダラスな存在になったか甚だ疑問で、これまた「でっくん」の人格も性格も、もちろん性癖も関係ありません 。
それにしてもです。
Aの「健気そうに見える」「頑張り屋さんに見える」「そこまで美人ではない」というのは女性が応援したくなる要素を揃えているってことになると思う。ただ、同時に、幸福になりそうな感じが微塵もない、というのも実は多くの人が感じ取っているのではないか。
だから多くの女性はAを応援しながら確定とまで言える先々の不幸を楽しみにしてるんじゃないか。もっと言えば「あんないい子がどんどん不幸になる」というのは応援しつつもどこか心の中で小馬鹿にしてるような気もするわけで。
つかさ、本当、Aの不幸オーラは、ま、アタシが穿ちすぎでバイアスにまみれてるだけかもしれないけど、いろいろ強烈だわ。
オードリー若林とやった三菱のCMでさえ、アタシには「ほんのいっときだけの幸福」に見えたもん。いわゆるサゲマンってことになるのかもしれないけど、いやサゲマンじゃないよなぁ。もっともっと業の深い、うーん、表現が難しいわ。
本当はもうちょい続く予定だったけど、続きってほどじゃないけど、また明日。